魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ
突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。
若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。
戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。
そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。
昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!
- 昭和のかっこいい曲。色気や情熱、渋さが光る昭和の名曲
- 【70代の方におすすめ】グッとくるいい歌。懐かしき日本の名曲
- 【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ
- 【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡
- 60代の男性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲
- 昭和の懐メロ。人気ランキング
- 昭和歌謡の名曲まとめ。時代を超えて愛される楽曲を一挙に紹介
- 聴いているだけで心が浄化される…。昭和に生まれた癒しソング
- 心に響く、昭和の泣ける名曲
- 【涙腺崩壊】心が震えるほど泣ける歌&歌詞が心に染みる感動する曲
- カラオケで歌いたい泣ける歌
- カラオケで人気の80年代ヒット曲。歌謡曲やポップスを歌おう!
- 80代の方にオススメの恋愛ソング。昭和を彩った名ラブソングまとめ
- 50代の女性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲
もくじ
- 魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ
- 夜霧のブルースディック・ミネ
- 別れのブルース淡谷のり子
- 恍惚のブルース青江三奈
- ウナ・セラ・ディ東京ザ・ピーナッツ
- よせばいいのに敏いとうとハッピー&ブルー
- ラブユー東京黒沢明 & ロス・プリモス
- 銀座の恋の物語石原裕次郎・牧村旬子
- 赤と黒のブルース鶴田浩二
- 思案橋ブルース中井昭、高橋勝とコロラティーノ
- 有楽町で逢いましょうフランク永井
- 泣かないで和田弘とマヒナスターズ
- そんな女のひとりごと増位山太志郎
- 夜霧よ今夜も有難う石原裕次郎
- 新宿の女藤圭子
- 東京ナイトクラブフランク永井、松尾和子
- そして、神戸内山田洋とクールファイブ
- 3年目の浮気ヒロシ&キーボー
- 雨の赤坂ブルー・コメッツ
- 雨の慕情八代亜紀
- 昔の名前で出ています小林旭
- 愛のふれあい沢ひろしとTOKYO99
- バス・ステップ平浩二
- 伊勢佐木町ブルース青江三奈
- 稚内ブルース原みつるとシャネル・ファイブ
- 酒場にて江利チエミ
- ラブユー東京黒沢明 & ロス・プリモス
- 小樽のひとよ鶴岡雅義と東京ロマンチカ
- おまえにフランク永井
- 宗右衛門町ブルース平和勝次とダークホース
- 中の島ブルース秋庭豊 & アローナイツ
- 喝采ちあきなおみ
- アメリカ橋山川豊
- 君こそわが命水原ひろし
- たそがれの銀座ロス・プリモス
- 飛んでイスタンブール庄野真代
- 長崎は今日も雨だった内山田洋とクールファイブ
- そんな女のひとりごと増位山太志郎
- 白い海峡大月みやこ
- あなたのブルース矢吹健
- 恋のバカンスザ・ピーナッツ
- うそ中条きよし
- 誰よりも君を愛す和田弘とマヒナスターズ
- 夜の銀狐斉条史朗
- 大阪ラプソディー海原千里・万里
- 逢いたくて逢いたくて園まり
- 愛の奇跡ヒデとロザンナ
- 別れても好きな人ロス・インディオス&シルヴィア
- 好きですサッポロ森雄二とサザンクロス
- 圭子の夢は夜ひらく藤圭子
- 東京やしきたかじん
- つぐないテレサ・テン
- サチコニック・ニューサ
- ふりむかないでハニーナイツ
- 雨三善英二
- よこはま・たそがれ五木ひろし
- おんな占い南有二とフルセイルズ
- わたし祈ってます敏いとうとハッピー&ブルー
- 夢おんな桂銀淑
- 港町ブルース森進一
- 足手まとい森雄二とサザンクロス
- くちなしの花渡哲也
- 柳ケ瀬ブルース美川憲一
- 今日でお別れ菅原洋一
- 女の意地西田佐知子
- ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ
- 有楽町であいましょうフランク永井
- ふりむけばヨコハママルシア
- 百万本のバラ加藤登紀子
- 愛して愛して愛しちゃったのよ和田弘とマヒナスターズ、田代美代子
- そんな夕子にほれました増位山太志郎
- 女のみち宮史郎とぴんからトリオ
- 雨がやんだら朝丘雪路
- 北空港桂銀淑、浜圭介
- 新宿そだち津山洋子、大木英夫
- 昴 -すばる-谷村新司
- 心凍らせて高山巌
- 愛するってこわいじゅん&ネネ
- Love is over欧陽菲菲
- 抱擁箱崎晋一朗
- みだれ髪美空ひばり
- 骨まで愛して城卓矢
- ブランデーグラス石原裕次郎
魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(21〜40)
酒場にて江利チエミ

昭和49年発売爆発的なヒットではなかったのですが、じわじわと売れ始めロングセラーヒットとなりました。
この歌を聴くと私自身はメディアからしかの情報はありませんが、事情があり離婚されてしまった高倉建さんのことを思わずにはいられなかったのでは?
と感じます。
若くして亡くなってしまった元奥さんの葬儀には参列せずに、葬儀場の傍まで行き遠くから冥福を祈ったという高倉健さんも同じ気持ちだったのかもしれません。
ラブユー東京黒沢明 & ロス・プリモス

昭和41年発売歌謡界を代表するムード歌謡のグループです。
サビの部分はCMソングでも使われていたので、若い方でも知っているかもしれません。
この曲は最初はレコードのB面だったのですが、わかりやすい詞と覚えやすい曲の全てがマッチしてロングヒット曲となります。
小樽のひとよ鶴岡雅義と東京ロマンチカ

鶴岡雅義による耳障りの良いレキントギターの音色に聴きほれざるを得ないこの曲は、小樽を舞台に旅立った男と地元に残してきた女の恋模様を描いており、甘い地声とファルセットを見事に使い分け、切々と声をしぼる歌唱が見事にそれを表現しています。
おまえにフランク永井

フランク永井が1972年に発売した曲で、この曲は作曲家・吉田正が自らの人生を陰で支え続けた夫人に対する感謝の念を込めて作られた作品と言われています。
もともとは1966年に発売されたフランクのシングル「大阪ろまん」のB面として収録されていました。
フランク永井の集大成の曲とも言われている名曲です。
宗右衛門町ブルース平和勝次とダークホース

しゃがれた渋い声がニヒルに響くこの歌は、切ない歌詞の内容をソウルフルな男の声量で歌い上げることで、終わった恋を夜の街に捨てていく潔さのようなものを感じさせます。
甘美なサックスの音色も、曲の世界観をドラマチックに演出しています。
中の島ブルース秋庭豊 & アローナイツ

クールファイブも歌っていますが、こちらが本家本元。
札幌の夜の街で生きてきた男たちによる、昭和のブルースです。
1973年にリリースされ話題を呼び、その後全国版が発売されました。
深い哀愁が感じられる名曲です。