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魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。

戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。

そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。

昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(51〜60)

夢おんな桂銀淑

Neru – テロル(Terror) feat. Kagamine Rin
夢おんな桂銀淑

桂銀淑の4枚目のシングルとして1988年に発売されました。

オリコン・シングル・チャートでは初めてベスト10内にランクインした曲で、第21回日本有線大賞グランプリ、第21回全日本有線放送大賞など数々の賞を受賞しました。

桂銀淑の最大のヒット曲になっており、この年の紅白歌合戦に初出場を果たしました。

この曲は歌唱されず、前年にヒットした「すずめの涙」が歌唱されました。

港町ブルース森進一

森進一が1969年に発売したシングルで、北海道函館市を皮切りとして、鹿児島県枕崎市まで日本列島を南下するように多くの港町が登場している曲です。

ミリオンセラーを記録し、第11回日本レコード大賞では最優秀歌唱賞を受賞、第2回日本有線大賞では大賞を受賞しました。

第20回NHK紅白歌合戦では2回目の出場にして白組のトリを務めました。

好きですサッポロ森雄二とサザンクロス

昭和56年発売さっぽろ雪まつりのテーマソングとして起用されヒットしました。

ムード歌謡曲の中ではわりと新しい方ですが、ご当地ソングでもあるので、北海道コンサドーレ札幌の応援歌やなぜか盆踊り曲になども起用されており、結構根強い人気のある曲です。

くちなしの花渡哲也

くちなしの花  渡 哲也 UPB-0057
くちなしの花渡哲也

歌唱のテクニックや小細工はいっさいなしの誠実な歌声は、不器用な男の恋心を歌うにはもってこいの唯一無二の魅力を持っており、こうした純愛を歌うに相応しい味わいがあります。

病気療養で長期入院してる間に大ヒットとなったのも、当時の人気ぶりを感じさせます。

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(61〜70)

柳ケ瀬ブルース美川憲一

昭和41年発売。

ご当地ソングの先駆けといった美川憲一さんの代表作の一つで、岐阜県の柳ケ瀬はこの曲で一躍有名になりました。

本人は「自分は明るい性格なので、暗い曲は似合わない」とこの歌をあまり好んでなかったようですが、かなりの低音で始まる美川さんの歌い出しはとてもインパクトがあり、暗い曲というイメージよりはいい曲だなと年を取れば取るほど味が出る名曲です。

今日でお別れ菅原洋一

菅原洋一-今日でお別れ・オリジナル歌手、日本歌謡曲・カラオケ、中国語の訳文&解說
今日でお別れ菅原洋一

昭和42年発売今もなお現役で美しい歌声で頑張っていられますが、お若い頃の映像がありましたので、こちらを選びました。

歌詞はタイトルの通りお別れの詩なのですが、別れとしては当たり前の事なのですが、抜群の歌唱力と美声で別れの曲の代名詞となる位の大ヒットでした。

圭子の夢は夜ひらく藤圭子

藤圭子の3枚目のシングルとして1970年に発売されました。

10週間連続オリコン1位にランクインした曲で、この曲で第1回日本歌謡大賞を受賞し、「第21回NHK紅白歌合戦」に紅白初出場を果たしました。

多くのアーティストによってカバーされており、藤圭子の死後も歌い継がれている名曲です。