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魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。

戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。

そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。

昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!

もくじ

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(41〜60)

圭子の夢は夜ひらく藤圭子

藤圭子の3枚目のシングルとして1970年に発売されました。

10週間連続オリコン1位にランクインした曲で、この曲で第1回日本歌謡大賞を受賞し、「第21回NHK紅白歌合戦」に紅白初出場を果たしました。

多くのアーティストによってカバーされており、藤圭子の死後も歌い継がれている名曲です。

東京やしきたかじん

やしきたかじん 東京(歌詞付き)
東京やしきたかじん

やしきたかじんの20枚目のシングルとして1993年に発売されました。

全日本有線放送大賞「読売テレビ最優秀賞」「特別賞」受賞曲で、やしきたかじん最大のヒット曲となっています。

曲名は「東京」ですが歌詞は関西弁であり、当時関西での活躍が目立っていたやしきたかじんが、初めて関東圏でも受け入れられたきっかけとなった曲です。

つぐないテレサ・テン

つぐない – テレサ・テン(フル)
つぐないテレサ・テン

テレサ・テンの14枚目のシングルとして1984年に発売されました。

テレサ自身オリコンチャートでは初のベストテン入りを果たした曲で、第17回日本有線大賞、および第17回全日本有線放送大賞で、テレサ自身初となる東西有線大賞でグランプリ2冠受賞を達成しました。

テレサ・テンの代表曲の一つとして歌い継がれている名曲です。

サチコニック・ニューサ

ハスキーな歌声が男のしぶみと哀愁を見事に表現する、ニック・ニューサによるこの歌は、サビでサチコという具体的な名前を連呼するという、珍しい趣向を取り入れ、人気を博しました。

キラキラネームではないわかりやすい名前なので歌いやすいです。

ふりむかないでハニーナイツ

昭和45年発売。

ある意味でご当地ソングのような曲で某化粧品会社のリンス・シャンプーのCMソングとして長年起用されていました。

CMの最後にご当地名を入れて”○○の女”と歌われるのですが、この時代はヤラセではなくちゃんと生で通行人にインタビューしていました。

リンスなどの商品なので髪をイメージするので、後ろ向きの女性にインタビューするのですが、この時代に高校の同級生がインタビューを偶然されCMで流れましたので、まちがいないです。

三善英二

昭和47年発売ムード歌謡曲も戦後もだいぶ過ぎると、違った風潮の詞が出てきました。

正妻ではない悲しい恋の歌なのですが、三善英二さんが直立不動で少し高めの声ながら、音程差の激しい難しい曲を淡々と歌っていた姿が印象的でした。

傘を花が咲いていると表現している詞には日本語の美しさが感じられます。