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魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。

戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。

そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。

昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!

もくじ

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(21〜40)

喝采ちあきなおみ

喝采/ちあきなおみ/Covered by BEBE
喝采ちあきなおみ

昭和47年発売。

若い方にはコロッケの物マネで知られている方ですが、実力は歌のうまさがあの美空ひばりと同等か、もしくはちあきなおみさんの方が歌唱力は上かと言う人もいるほどでした。

1992年に宍戸錠のお兄様でもあるご主人が亡くなられてからは引退状態にあり、もったいないの一言に限ります。

喝采は第14回レコード大賞を受賞していますが、取って当たり前という本当にいい曲です。

アメリカ橋山川豊

山川豊 アメリカ橋 演歌百撰
アメリカ橋山川豊

山川豊の19枚目のシングルとして1998年に発売されました。

実在する恵比寿南橋(通称がアメリカ橋)の情景と、かつての恋人どうしの再会とその切ない別れを歌った歌で、MBS制作TBS系ドラマ30「いのちの現場から」第5シリーズ主題歌に起用され、第31回日本作詩大賞を受賞しました。

君こそわが命水原ひろし

作詞は川内康範、作曲は猪俣公章という強力なバックアップで作られたこの曲は、おミズの愛称で親しまれるも低迷中だった水原弘を全国区へと押し上げました。

不器用な男の誠実な恋心がにじみ出ているような歌声は、多くの人々の胸を打ちました。

たそがれの銀座ロス・プリモス

ロス・プリモス「たそがれの銀座」【ムード歌謡】(オフィシャルオーディオ)
たそがれの銀座ロス・プリモス

銀座の街を舞台に繰り広げられる、大人の男と女の恋物語を描いたこの曲は、一丁目から八丁目までそれぞれの思い出のシーンをサビの歌詞として用いることで新鮮な響きを作っており、この曲をありがちな銀座ソングではない印象深いものにしています。

飛んでイスタンブール庄野真代

庄野真代の5枚目のシングルとして1978年に発売されました。

エキゾチックな楽曲で、本作の大ヒットにより、日本におけるイスタンブールの知名度は飛躍的に上がりました。

またこの曲は多くの女性アーティストによってカバーされており、庄野真代の代表曲として歌い継がれています。

長崎は今日も雨だった内山田洋とクールファイブ

長崎は今日も雨だった(高音質) 内山田洋とクールファイブ
長崎は今日も雨だった内山田洋とクールファイブ

内山田洋とクール・ファイブのメジャーデビュー曲として1969年に発売された曲で、グループ脱退後、ソロ活動中の前川清の代表曲でもあります。

150万枚をこえる大ヒットを記録し、第11回日本レコード大賞新人賞を受賞、「第20回NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たし、クール・ファイブは一躍全国区に名乗りを上げるきっかけとなった曲です。