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【2025】ミュージカルの名曲。最新作から往年の名作まで紹介!

【2025】ミュージカルの名曲。最新作から往年の名作まで紹介!
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ミュージカルで使用されている音楽の中には有名な曲も多く、テレビやCM、動画のBGMなど、さまざまな機会で耳にすることも多いですよね。

そうした楽曲たちは、聴いているとテンションの上がる曲や、じわっと感動してしまう壮大な曲が多く、ミュージカルファンのみならず多くの人の心を動かします。

この記事では、そうしたミュージカル音楽を一挙に紹介していきますね!

さまざまな作品から幅広くピックアップしたので、ちらっと耳にして気になっていた曲、あなたの好きな作品に登場する曲などもあるかもしれませんよ。

この機会にぜひあらためて聴いてみてくださいね!

もくじ

【2025】ミュージカルの名曲。最新作から往年の名作まで紹介!(1〜20)

ウィキッド

Defying GravityStephen Schwartz

Wicked – Defying Gravity [Soundtrack Version]
Defying GravityStephen Schwartz

力強いメロディとドラマティックな展開が印象的な、ミュージカル『ウィキッド』の代表曲。

スティーヴン・シュワルツさんの手による本作は、2003年のブロードウェイ初演以来、世界中の観客を魅了し続けています。

主人公エルファバが自らの信念を貫き、空へと飛び立つ決意を表現した楽曲で、キーの上昇を巧みに使った音楽構成が聴く人の心を揺さぶります。

2024年に公開された映画版では、シンシア・エリヴォさんとアリアナ・グランデさんの歌唱で新たな感動を呼び、ハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワードにもノミネートされました。

社会の抑圧に立ち向かう勇気を与えてくれる本作は、自分らしく生きたいと願うすべての人におすすめです。

The Heart of Rock and Roll

The Heart of Rock and RollHuey Lewis & The News

1984年にリリースされた名曲は、アメリカを代表するロックバンド、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの代表作として今なお多くの人に愛されています。

全米各地でロックンロールの精神が生き続けているというテーマを、エネルギッシュなメロディとタワー・オブ・パワーのホーンセクションが彩る傑作。

アルバム『Sports』収録曲として全米ビルボード・ホット100で6位を記録し、1986年にはミュージックビデオがグラミー賞を受賞する快挙も達成しました。

2024年4月には本作をタイトルに冠したブロードウェイ・ミュージカルが上演され、新たな息吹を吹き込まれています。

ミュージカルファンはもちろん、80年代ポップロックの魅力を再発見したい方や、都市の雰囲気を音楽で感じたい方にぴったりの一曲です。

Illinoise

JacksonvilleSufjan Stevens

“Jacksonville” – The Broadway Company of “ILLINOISE” (LIVE on The Late Show)
JacksonvilleSufjan Stevens

インディーフォークとチャンバーポップの要素を見事に融合させた、イリノイ州をテーマにしたコンセプトアルバムから生まれた珠玉の1曲です。

スフィアン・スティーヴンスさんのバンジョーとホーンセクションが織りなす独特のサウンドスケープに、アメリカの歴史と宗教的テーマが絡み合う深遠な世界観が広がります。

2005年7月に発売されたアルバム『Illinois』の収録曲であり、2023年に初演されたブロードウェイ・ミュージカル『Illinoise』でも取り上げられました。

このミュージカルは2024年のトニー賞で最優秀振付賞を受賞し、本作も再び注目を集めることに。

心に響く旋律と洗練されたアレンジが魅力の本作は、アメリカの風景と歴史に思いを馳せたい方、そして繊細かつ壮大な音楽体験を求める方におすすめの一曲です。

ショウ・ボート

Ol’ Man RiverJerome Kern/Oscar Hammerstein II,

アメリカ音楽史に残る名曲の数々を生み出したジェローム・カーンさんとオスカー・ハマースタイン2世さんによる1927年発表のミュージカル『ショウ・ボート』より、心を揺さぶる楽曲をご紹介します。

ミシシッピ川の悠久の流れをバックに、黒人労働者の視点から描かれたこの曲は、スピリチュアルやブルースの要素が色濃く感じられる重厚なバラード。

ゆったりとしたテンポで進む五音音階のメロディは、人生の苦悩と希望を象徴的に表現しています。

1927年12月にニューヨークのジーグフェルド・シアターで初演された本作は、その後1936年と1951年に映画化され、特にポール・ロブソンさんの深いバスボイスによる歌唱は多くの人々の心を捉えました。

アメリカ映画協会が選ぶ「映画史上最も偉大な100曲」の24位にも選ばれた名曲です!

南太平洋

Some Enchanted EveningRichard Rodgers/ Oscar Hammerstein II

ブロードウェイ・ミュージカル史に燦然と輝く名曲、リチャード・ロジャースさんとオスカー・ハマースタインさんの黄金コンビが1949年に手掛けたラブバラードは、運命的な出会いと愛の普遍性を描いた珠玉の一曲です。

深みのあるメロディと詩的な歌詞は、聴く者の心に静かに響き渡ります。

初演時にはエツィオ・ピンツァさんの豊かな歌声で魅了し、同年にペリー・コモさんがビルボードチャート1位、ビング・クロスビーさんが3位を記録するなど、瞬く間に人気を集めました。

1958年の映画化でも注目を浴び、フランク・シナトラさんやバーブラ・ストライサンドさんなど錚々たるアーティストにカバーされ続けています。

人生の特別な瞬間や、穏やかな夜のひとときに聴きたい、時代を超えて愛される永遠の名曲です。

ジプシー

Rose’s TurnJule Styne/Stephen Sondheim.

ミュージカル『ジプシー』のクライマックスを飾る名曲は、歌詞の深さと情感あふれるメロディが絶妙に融合した傑作です。

ジュール・スタインさんとスティーヴン・ソンドハイムさんという、20世紀アメリカを代表する才能が生み出した感動のナンバーで、1959年のブロードウェイ初演から多くの観客の心を揺さぶり続けています。

本作は主人公ローズが自らの人生と欲望を見つめ直す独白的な楽曲で、ミュージカル史における「11時のナンバー」の代表格として知られています。

エセル・マーマンからベット・ミドラーさん、そして2024年12月には黒人女優オードラ・マクドナルドさんが演じるなど、多くの実力派女優がこの名場面で輝きました。

夢と現実の狭間で揺れる心情に共感したい方、ミュージカルの奥深さを体感したい方に強くおすすめします。