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【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選

楽譜売り場やオンラインショップに並ぶ、膨大な量のピアノ初心者向け楽譜。

「ピアノを始めたいけれど、一体何から始めればいいの?」そんな疑問を持ち、何となく一歩踏み出せずにいる方も多いはずです。

そこで本記事では、ピアノを始めたばかりの初心者の方におすすめの練習曲をご紹介します。

今回は、幅広いジャンルの作品の中から、ピアノ初挑戦や再挑戦の方でも取り組みやすい簡単で弾きやすい曲を厳選しました。

これからピアノの練習を始める方は要チェックです!

【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選(31〜40)

となりのトトロ

五月の村久石譲

【ピアノ入門】五月の村 Level.1【ドレミ付き無料楽譜】
五月の村久石譲

緑が豊かな田園風景が目に浮かぶような、心が弾むメロディが魅力的な一曲ですよね。

1988年に公開された映画『となりのトトロ』で、新しい生活に胸を躍らせる姉妹の姿とともに流れる、あの曲です。

この楽曲のすてきなところは、ジャズを思わせる軽快なリズム!

日本ののどかな風景に、お洒落で楽しげな彩りを添えています。

本作をピアノで演奏する際は、スキップするような弾むリズム感を表現するのがポイント。

元気よく楽しみながら弾けば、曲の持つワクワクした雰囲気をきっと引き出せますよ。

物語の主人公になった気持ちで、軽やかに鍵盤を弾んでみてくださいね。

紅の豚

時には昔の話を久石譲

「時には昔の話を」加藤登紀子 映画『紅の豚』EDテーマ【弾けたら感動的!ピアノの弾き方】☆4
時には昔の話を久石譲

映画『紅の豚』のエンディングを飾る、シャンソンを思わせる哀愁に満ちたメロディが心に残る楽曲ですよね。

もとは1987年に加藤登紀子さんが手掛けた作品で、映画では壮大なオーケストラアレンジが施されています。

過ぎ去った日々を温かく振り返る歌詞の世界は、主人公ポルコの人生観と重なり、物語に深い余韻を与えています。

歌詞の中の言葉がスタジオの名前に通じるという、心温まるエピソードを持つこの楽曲。

メロディラインが非常に美しいため、シンプルな伴奏でも作品の持つ切なくも優しい雰囲気を十分に味わえます。

物語に浸りながら感情を込めて演奏したい方に、ぜひチャレンジしていただきたい1曲です。

ソナチネ Op.36-1 ハ長調Muzio Clementi

ソナチネ Op.36-1 M.クレメンティ M.Clementi – Sonatine Op.36-1 中江彩芽
ソナチネ Op.36-1 ハ長調Muzio Clementi

イタリア、ローマに生まれ、作曲家、ピアニスト、教師、出版業者などとして幅広く活躍したムツィオ・クレメンティの作品の中でも、知名度の高い1曲。

裕福な貴族の娘のために書かれた『6つのソナチネ』の中の1曲で、難易度が最も低く、初級から中級への移行期に多くのピアノ学習者が練習する作品です。

ソナチネは「ソナタ形式」と呼ばれる楽曲形式を縮小した構成になっており、クラシック作品の形式を学ぶ上でも非常に勉強になります。

曲のかわいらしさを楽しみつつ、曲の構造などの知識も身につけていけるとよいでしょう。

ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第25番「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

1851年に公開されたアルバム『25の練習曲 Op.100』を締めくくる、華やかで勇壮な一曲です。

この楽曲の原題は「騎士らしさ」を意味しており、その名の通り、凛々しくも優雅な物語の主人公になったような気分を味わえます。

馬が軽やかにステップを踏むようなスタッカートや、クライマックスへ向かう音階は聴いているだけで心が躍りますね。

演奏では音の強弱やタッチの違いで場面の移り変わりを表現できるかがカギとなるでしょう。

物語を想像しながら、自分だけの表現を見つけていく楽しさを感じられる作品です。

こどものためのアルバムより「ポルカ」Louis Heinrich Köhler

【ピアノ発表会おすすめ】ポルカ ♫ ケーラー / Polka, Koehler
こどものためのアルバムより「ポルカ」Louis Heinrich Köhler

発表会で弾むように楽しい気持ちになれる曲をお探しではないでしょうか。

19世紀に教育目的で編まれた全30曲からなるピアノ曲集、アルバム『Kinder Album, Op. 210』に収められた一曲です。

ポルカの軽快なリズムに乗って、まるで舞踏会でくるくると踊っているような情景が目に浮かびます。

この楽曲は、スタッカートで元気に、レガートで優雅にといった音色の変化を学ぶのにも最適です。

聴いている人も思わず笑顔になるような明るさがあるので、これから表現力を豊かにしていきたいお子さまが、発表会で輝く一曲としておすすめです。