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【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選

楽譜売り場やオンラインショップに並ぶ、膨大な量のピアノ初心者向け楽譜。

「ピアノを始めたいけれど、一体何から始めればいいの?」そんな疑問を持ち、何となく一歩踏み出せずにいる方も多いはずです。

そこで本記事では、ピアノを始めたばかりの初心者の方におすすめの練習曲をご紹介します。

今回は、幅広いジャンルの作品の中から、ピアノ初挑戦や再挑戦の方でも取り組みやすい簡単で弾きやすい曲を厳選しました。

これからピアノの練習を始める方は要チェックです!

もくじ

【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選(21〜40)

情熱大陸のテーマ葉加瀬太郎

ドキュメント番組『情熱大陸』のテーマ曲として、日本を代表するバイオリニストである葉加瀬太郎さんが作曲した作品。

独特な構成とドラマティックなメロディが魅力的で、ピアノ発表会でも人気の1曲です。

初心者向け楽譜もそろっており、自分のレベルに合わせて難易度を選べるのも、ピアノ初心者の方にオススメしたい理由の1つ。

華やかで弾いていてテンションの上がる作品なので、バイオリンの情熱的な弓さばきを思い浮べながら、ダイナミックにスケールの大きな演奏に仕上げましょう。

亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

辻井伸行 / ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルによる優雅な小品。

1899年に作曲されたピアノ曲で、後に管弦楽版も編曲されました。

ラヴェルは、この曲のタイトルを単に響きの美しさから選んだと語っています。

穏やかで繊細な旋律が特徴的で、16世紀スペインの宮廷舞踏パヴァーヌを思わせる優美な雰囲気があります。

ピアノを始めたばかりの方でも挑戦しやすい曲で、和音のバランスや繊細なタッチを意識しながら練習することで、音楽表現力を高められるでしょう。

心を込めて丁寧に取り組むことで、クラシック音楽の奥深さを感じ取れる一曲です。

ピアノソナタ 第11番 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト トルコ行進曲/Mozart Turkish March 近藤由貴Yuki Kondo
ピアノソナタ 第11番 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ作品の中でも特に有名な『トルコ行進曲』。

実は『ピアノソナタ 第11番 K.331』の第3楽章であり、もとは独立した作品ではありませんが、現在では単独で演奏される機会も多く、発表会の定番曲としても人気の1曲となっています。

聴きなじみのある覚えやすいメロディですが、曲全体のレベルとしては決して易しくありません。

モーツァルトらしい、緻密に計算され並べられた音たちを正確に弾きこなすのは至難の業。

しかし、弾けたときの達成感は格別です!

変奏曲 変ホ長調 作品82, MWV U 158 主題 アンダンテ・アッサイ・エスプレッシーボFelix Mendelssohn

主題と5つの変奏から構成された優雅な変奏曲です。

1841年7月に作曲され、ロマン派時代の典型的な特徴を備えながらも、深い感情表現と繊細な音楽性が溢れる1曲となっています。

主題は穏やかで表情が豊かな旋律で始まり、装飾的な第1変奏、和声の変化による第2変奏、活発な第3変奏、静かな第4変奏を経て、第5変奏では主題が再現され、美しい余韻を残して終わります。

親しみやすいメロディと、丁寧な練習で必ず弾けるようになる難易度設定のため、メンデルスゾーンの世界に触れたい方や、ロマン派のピアノ曲に挑戦してみたい方におすすめの作品です。

無言歌集 第3巻 Op.38 第4曲 希望Felix Mendelssohn

Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.38 no.4 in A Major
無言歌集 第3巻 Op.38 第4曲 希望Felix Mendelssohn

穏やかで親しみやすい旋律が魅力的な一曲です。

アルバム『無言歌集』の中から厳選されたこの楽曲は、イ長調の優美な調べが心に染み入ります。

落ち着いた中にも希望に満ちた雰囲気が漂い、右手の旋律と左手の伴奏が見事に調和しています。

鍵盤の交差も少なく、シンプルな譜面構成なので、ゆっくりと練習を重ねることで確実に弾けるようになれます。

1837年に出版された本作は、家庭での演奏を想定して作られており、繊細な表現力を磨きながら、楽しく練習できる曲となっています。

まずはメロディーラインをしっかりと把握し、徐々に表現力を高めていくことで、豊かな音楽性を身につけられるでしょう。

『蝶々』作品2 序奏Robert Schumann

Introduction in D Major “Moderato” (Papillons, Op.2) – Robert Schumann
『蝶々』作品2 序奏Robert Schumann

仮面舞踏会の情景を描いた序奏は、柔らかく揺れ動く旋律と繊細なハーモニーが特徴的な小品です。

1831年に完成したこの作品は、ジャン・パウルの小説『フレゲルヤーレ』から着想を得ており、ロマン派らしい幻想的な雰囲気が漂っています。

短いながらも物語性豊かな本作は、中級レベルのピアニストにも挑戦しやすく、繊細なタッチと表現力を養うのに最適です。

シャープが少なめなので初心者の方も練習しやすいでしょう。

クラシックは難しい印象がありますが、この曲の背景を調べながら少しずつマスターしていくと、優雅な雰囲気をピアノで表現する楽しさを味わえますよ!