【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選
楽譜売り場やオンラインショップに並ぶ、膨大な量のピアノ初心者向け楽譜。
「ピアノを始めたいけれど、一体何から始めればいいの?」そんな疑問を持ち、何となく一歩踏み出せずにいる方も多いはずです。
そこで本記事では、ピアノを始めたばかりの初心者の方におすすめの練習曲をご紹介します。
今回は、幅広いジャンルの作品の中から、ピアノ初挑戦や再挑戦の方でも取り組みやすい簡単で弾きやすい曲を厳選しました。
これからピアノの練習を始める方は要チェックです!
- 【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
- 初心者でもピアノで簡単に弾ける!J-POPの人気曲&最新曲を厳選
- 【ピアノ無料楽譜】初心者向け!今すぐダウンロード可能な作品を厳選
- ピアノをはじめた初心者におすすめ!大人も楽しめる楽譜10選
- 【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲
- 【ピアノ初心者】難しそうだけど意外と弾けちゃうJ-POP【2025】
- 【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
- 【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【両手が苦手でも弾きやすいッ!】超初心者向けの簡単なピアノ曲。おすすめのピアノ曲
【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選(31〜40)
少年時代井上陽水

言わずと知れた平成の名曲『少年時代』。
井上陽水さんの最大のヒット曲であり、1994年以降中学校、高等学校の音楽教科書に何度も掲載されてきた、邦楽を代表する楽曲です。
懐かしさを感じる美しいメロディーラインとシンプルなコードは、ピアノでも十分情緒豊かに演奏できます。
サビに入るきっかけの和音にしっかりアクセントをつけると、メリハリのある演奏に仕上がります。
井上陽水さんのやわらかい歌声をイメージしながら、ゆったりとした気持ちで穏やかに演奏できるとよいですね。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2曲 アラベスクJohann Burgmüller

ピアノ学習者が一度は手にする『ブルグミュラー 25の練習曲』。
2曲目に収録されている『アラベスク』は、勢いのあるかっこいい曲調で特に人気の高い1曲です。
右手の細かく速いパッセージはテンポを上げやすい音形で難なくクリアできることが多いですが、問題は中間部の左手。
左手にメロディが移った瞬間テンポについていけなくなり、流れが止まってしまうことも多いんです!
テンポを落とす指示のあるところ以外は冒頭の勢いを保てるよう、部分的に取り出して細かい部分を丁寧に練習しましょう。
2つのアラベスク 第1番Claude Debussy

フランス印象派の作曲家クロード・ドビュッシー初期のピアノ作品であり、ドビュッシーの作品の中で最も有名な曲の1つに数えられる『2つのアラベスク』。
特に第1番は、優雅で美しいメロディで広く親しまれており、ピアノ発表会曲としても人気の高い作品です。
左手の8分音符と右手の三連符が重なる2対3の合わせ方に、はじめは苦戦するかもしれませんが、縦がそろう部分をしっかり合わせながら細かく区切って練習を積み重ねることで、自然に感覚をつかめるようになるはず。
「難しそう」と先入観を持たずに、思い切ってチャレンジしてみましょう!
子供のためのアルバム 作品68-14「小さな練習曲」Robert Schumann

ドイツの作曲家ロベルト・シューマンが1848年に三人の娘のために書いた『子供のためのアルバム』。
その中の一曲は、ピアノ初心者にぴったりの練習曲です。
指の動きを整える目的で書かれながらも、シューマンらしい柔らかな和声が魅力的。
指使いを均一に保つ練習はもちろん、美しい旋律線を表現するためにも注意が必要です。
音の連なりを大切にし、落ち着いたテンポで正確な手の形を心がけて練習することをオススメします。
本作は、肩ひじ張らずにピアノの素晴らしさを体感できる、初めてピアノに触れる方にぴったりの曲なのです。
インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773J.S.Bach

『インヴェンション』の第2番として知られるこのハ短調の作品は、バロック時代の対位法技術が凝縮された魅力的な1曲です。
1723年にまとめられた教育的作品集の一部で、右手と左手が2小節ずれてカノン形式で対話する構造となっています。
短い作品ながら声部の入れ替わりや転調も含まれ、演奏者には各声部の独立性とバランスが求められます。
ハ短調という調性が生み出す内省的で厳格な雰囲気も印象的で、単なる練習曲を超えた芸術性を持っています。
対位法の美しさを学びたい方や、バロック音楽の奥深さに触れたい方におすすめです。
技術的な挑戦と音楽的表現力を同時に養える、学習者にとって貴重なレパートリーとなるでしょう。