【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選
楽譜売り場やオンラインショップに並ぶ、膨大な量のピアノ初心者向け楽譜。
「ピアノを始めたいけれど、一体何から始めればいいの?」そんな疑問を持ち、何となく一歩踏み出せずにいる方も多いはずです。
そこで本記事では、ピアノを始めたばかりの初心者の方におすすめの練習曲をご紹介します。
今回は、幅広いジャンルの作品の中から、ピアノ初挑戦や再挑戦の方でも取り組みやすい簡単で弾きやすい曲を厳選しました。
これからピアノの練習を始める方は要チェックです!
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【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選(11〜20)
メヌエット嬰ハ短調Maurice Ravel

親しい作曲仲間への練習課題として1904年頃に書かれたとされる、わずか1分ほどの短い作品です。
古典的なメヌエットの形式の中に、ラヴェルらしい洗練された響きと、どこか内省的な雰囲気が漂います。
華やかさよりも、抑制された気品を感じさせるこの楽曲は、胸の内に秘めた繊細な感情をそのまま音にしたかのような、物憂げで美しい1曲。
本作は、ラヴェルの持つ独特の美意識に気軽に触れてみたいという方にぴったりです。
無駄な装飾を排した簡潔な構成だからこそ、一つ一つの音を丁寧に、そして優雅な舞踏のステップをイメージしながら演奏するのがポイント。
淡い雰囲気のなかで、心の機微を表現してみましょう。
少年時代井上陽水

言わずと知れた平成の名曲『少年時代』。
井上陽水さんの最大のヒット曲であり、1994年以降中学校、高等学校の音楽教科書に何度も掲載されてきた、邦楽を代表する楽曲です。
懐かしさを感じる美しいメロディーラインとシンプルなコードは、ピアノでも十分情緒豊かに演奏できます。
サビに入るきっかけの和音にしっかりアクセントをつけると、メリハリのある演奏に仕上がります。
井上陽水さんのやわらかい歌声をイメージしながら、ゆったりとした気持ちで穏やかに演奏できるとよいですね。
クープランの墓 第2曲 フーガMaurice Ravel

第一次世界大戦で犠牲となった友人への追悼の思いが込められた、モーリス・ラヴェルの組曲『Le Tombeau de Couperin』。
その第2曲にあたる本作は、1919年4月に初演され、ジョアン・クルッピ少尉にささげられました。
この楽曲はラヴェルが手掛けた唯一のフーガで、3つの声部が対話するように静かに重なり合います。
悲しみだけでなく、今は亡き友人との穏やかな思い出を語っているかのようですよね。
古典的な形式美の中に、ラヴェル特有の揺らめくような響きが溶け込み、不思議な浮遊感に包まれる作品です。
組曲全体はバレエとしても上演されました。
各声部の旋律を大切に歌わせながら、全体の透明感を保つのがポイント!
バロック様式と印象派の繊細な表現を一度に学べる、魅力的な1曲です。
高雅で感傷的なワルツ 第2ワルツ,Assez lent(十分に遅く)ト短調Maurice Ravel

心の奥深くを覗き込むような、内省的な雰囲気が魅力の作品で、モーリス・ラヴェルが手掛けた組曲『Valses nobles et sentimentales』に含まれています。
本作は1911年に、作曲者を伏せたままプライベートな演奏会で披露されたという逸話があります。
ゆったりと流れる時間の中に、感傷的でありながらも高貴な旋律が浮かび上がり、聴く人の心に静かに寄り添うかのようです。
伝統的なワルツのリズムに隠された、少々意外な響きが、言葉にならない複雑な感情を表現しているみたいですね。
繊細な音色の変化や、息の長いフレージングを学びたい方にぴったりな一曲。
神秘的な雰囲気を壊さないよう、一つ一つの音に想いを込めて、呼吸するように演奏するのがポイントです!
2つのアラベスク 第1番Claude Debussy

フランス印象派の作曲家クロード・ドビュッシー初期のピアノ作品であり、ドビュッシーの作品の中で最も有名な曲の1つに数えられる『2つのアラベスク』。
特に第1番は、優雅で美しいメロディで広く親しまれており、ピアノ発表会曲としても人気の高い作品です。
左手の8分音符と右手の三連符が重なる2対3の合わせ方に、はじめは苦戦するかもしれませんが、縦がそろう部分をしっかり合わせながら細かく区切って練習を積み重ねることで、自然に感覚をつかめるようになるはず。
「難しそう」と先入観を持たずに、思い切ってチャレンジしてみましょう!
Bling-Bang-Bang-BornDJ松永

アニソンを弾きたくてピアノの初心者でもおすすめの曲は「Bling-Bang-Bang-Born」です。
本楽曲はDJ松永とR-指定の2人による日本のヒップホップユニットであるCreepy Nutsがテレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期「神覚者候補選抜試験編」のオープニングテーマとして作曲されました。
中毒性があるノリが良いリズムが続き、一度聴いた人の頭から離れません。
本曲はラップ調であることからメロディやリズムの繰り返しが多く、アップテンポですがワンフレーズを弾けるようになると他の繰り返す箇所も弾けるようになることがおすすめポイントです。
ゆっくり間違えずに弾けるようになったら原曲のテンポへ近づけてみましょう。
あっという間に通して弾けるようになるはず!
【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選(21〜30)
子供のためのアルバム 作品68-14「小さな練習曲」Robert Schumann

ドイツの作曲家ロベルト・シューマンが1848年に三人の娘のために書いた『子供のためのアルバム』。
その中の一曲は、ピアノ初心者にぴったりの練習曲です。
指の動きを整える目的で書かれながらも、シューマンらしい柔らかな和声が魅力的。
指使いを均一に保つ練習はもちろん、美しい旋律線を表現するためにも注意が必要です。
音の連なりを大切にし、落ち着いたテンポで正確な手の形を心がけて練習することをオススメします。
本作は、肩ひじ張らずにピアノの素晴らしさを体感できる、初めてピアノに触れる方にぴったりの曲なのです。