【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
「この曲を聴くと癒やされる」「いつかこの曲を弾いてみたい」そんな印象的なピアノ曲はありますか?
お気に入りの曲は、ストレスや不安でモヤモヤした心を落ち着かせてくれます。
本記事では、そんな癒やしの1曲の候補となり得るクラシックの名曲の中から、世界的に有名なピアノ作品を厳選してご紹介します。
クラシックにあまりなじみがないという方でも、必ずどこかで耳にしたことがあるであろう有名な作品ばかりをセレクトしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(111〜115)
ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin

ピアノ独奏のために書かれたこの楽曲は、軽快で華やかなメロディが特徴的です。
右手の速いスケールと左手の安定したワルツリズムが絶妙に組み合わさり、まるで小犬が楽しげに駆け回る様子を描写しているかのようです。
1846年から1848年にかけて作曲され、デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。
演奏時間は約1分半から2分と短めですが、高度な技術と表現力が要求される曲でもあります。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ演奏を学ぶ方にもおすすめの一曲です。
映画やアニメのBGMとしても使用され、幅広い層に親しまれています。
華麗なる大円舞曲Frederic Chopin

素晴らしい華やかさと優雅さを兼ね備えた印象的なワルツです。
冒頭のファンファーレのような旋律から始まり、明るく爽やかな雰囲気が漂います。
フレデリック・ショパンらしい技巧的な要素と抒情性が見事に融合しており、聴く人を魅了する魅力にあふれています。
華麗な旋律とリズミカルな演奏が特徴的で、ピアノの表現力を存分に引き出す名曲といえるでしょう。
1833年に発表されたこの曲は、ウィーンの音楽シーンに影響を受けつつも、ショパンによる独自の個性が光る作品です。
ピアノ演奏に挑戦したい方や、クラシック音楽の魅力を感じたい方にぜひおすすめしたい1曲です。
8つの演奏会用練習曲 Op.40 第1曲「プレリュード」Nikolai Kapustin

ウクライナ出身のロシアの作曲家ニコライ・カープスチンさんによる明るくエネルギッシュな曲調が特徴のこの曲。
リズミカルで、ジャズのスウィング感とクラシックの精密さが見事に融合していて、聴いていて思わず体が動きだしてしまいそうです。
ピアノ1台でまるでジャズコンボが演奏しているような錯覚を覚えるかもしれません。
演奏者にとっては高度なテクニックが必要で、挑戦しがいのある1曲。
しかし、聴く側にとっては軽快で楽しい曲なんです。
クラシックとジャズ、両方のジャンルが好きな方にぜひ聴いてほしい1曲ですね。
トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart

陽気で軽快な旋律が印象的な本作は、18世紀後半に流行したトルコ風音楽の影響を受けた名曲です。
オスマン帝国の軍楽隊を模倣した独特のリズムと、シンバルや太鼓を思わせる力強い音色が特徴的。
1783年頃に作曲されたこの曲は、ウィーン時代のモーツァルトの創造性が遺憾なく発揮された傑作といえるでしょう。
親しみやすい旋律とエキゾチックな雰囲気が見事に融合しており、クラシック音楽入門者から上級者まで幅広く楽しめる一曲です。
華やかな演奏会や発表会でもきっと映えることでしょう。
4分33秒John Cage

「4分33秒」は、アメリカの作曲家ジョン・ケージが作曲し、1952年に初演された「3楽章」から成る楽曲です。
この曲は、「4分33秒」の全楽章すべてが「休止」となっています。
この曲は、単に悪ふざけで作った曲ではなく、作曲者の創造が吹きこまれた楽曲であり、世界的にも高い評価を受けています。