【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
「この曲を聴くと癒やされる」「いつかこの曲を弾いてみたい」そんな印象的なピアノ曲はありますか?
お気に入りの曲は、ストレスや不安でモヤモヤした心を落ち着かせてくれます。
本記事では、そんな癒やしの1曲の候補となり得るクラシックの名曲の中から、世界的に有名なピアノ作品を厳選してご紹介します。
クラシックにあまりなじみがないという方でも、必ずどこかで耳にしたことがあるであろう有名な作品ばかりをセレクトしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(116〜120)
ルーマニア民俗舞曲 「ルーマニア風ポルカ」「速い踊り」Bartók Béla

かつて、現在のハンガリーを中心とした地域を統治していたハンガリー王国の一部であったトランシルヴァニアの民謡を題材として作曲された、ハンガリー王国出身の作曲家バルトーク・ベーラの作品です。
『ルーマニア民俗舞曲』は全6曲で構成されていますが、有名テレビ番組のBGMにも使用されている第5曲『ルーマニア風ポルカ』と第6曲『速い踊り』は、特に日本人にとってなじみ深い作品といえるでしょう。
わずかな時間の中で、日本の民謡などとはまったく異なる独特な雰囲気を楽しめる1曲です。
ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの名曲『ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」』。
『田園』ほど難しい作品ではありませんが、初心者には取り組みづらい中級程度の作品です。
ただ、楽章によってムラがあり、第1楽章や第4楽章であれば中級者になりたての方でも取り組めると思います。
第2楽章は難しいため、相当な練習が必要です。
どの楽章でも速いアルペジオやパッセージが登場するため、指の回りをよくするための練習も必要でしょう。
花の歌Gustav Lange

「花の歌(Blumenlied)」は、ドイツの作曲家グスタフ・ランゲの作品です。
400曲を超えるピアノ曲を残しましたが、その大半はサロン小品曲です。
ほかにも、「エーデルワイス(Edelweiß)」「荒野のバラ(Heidenröslein)」作品78などが知られています。
5つの小品(樹木の組曲)より 樅の木Jean Sibelius

「樅の木」は、フィンランドの作曲家シベリウスの曲です。
この曲は、それぞれの曲に樹木の名が付けられたユニークな「5つのピアノ小品」作品75の第5曲で、シベリウスのピアノ曲の中では最もよく演奏される作品の一つです。
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ピアノ初心者が弾いてみたいと憧れる曲の1つに数えられる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『トルコ行進曲』。
左手で一定のリズムを刻みながら、勇ましい兵隊の行進を表すようなメロディを力強く演奏します。
落ち着いたテンポで進んでいくため、速い指の動きは求められませんが、途中で出てくる装飾音符をきれいに弾くためには、正しい手のフォームや指の形の習得が必須!
初級から中級にスムーズにレベルアップするための練習曲として、ピッタリの作品といえるでしょう。