【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
「この曲を聴くと癒やされる」「いつかこの曲を弾いてみたい」そんな印象的なピアノ曲はありますか?
お気に入りの曲は、ストレスや不安でモヤモヤした心を落ち着かせてくれます。
本記事では、そんな癒やしの1曲の候補となり得るクラシックの名曲の中から、世界的に有名なピアノ作品を厳選してご紹介します。
クラシックにあまりなじみがないという方でも、必ずどこかで耳にしたことがあるであろう有名な作品ばかりをセレクトしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(126〜130)
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

夢見心地な美しい旋律に思わずうっとりしてしまう、ロベルト・シューマンの『トロイメライ』。
子供心を描いた大人のためのピアノ作品として作曲された曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲目に収録されている楽曲です。
曲集のなかでも特に有名なこの曲は、ピアノだけでなく、バイオリンやチェロ、フルートなど、さまざまな楽器で演奏されており、クラシックファンのみならず、多くの人の心をとらえています。
じっくり聴いて味わうもよし、ピアノで演奏してその旋律と和声の美しさにひたるもよし!
静かな秋の夜長に、ゆったりとお楽しみください。
ヴォカリーズ Op.34-14Sergei Rakhmaninov

暗い楽曲が多いことで知られるロシアの偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
その中でも今回、特にオススメしたい楽曲が、こちらの『ヴォカリーズ Op.34-14』。
和音と対旋律を奏でる構成が印象的で、淡々とした暗さが味わえる1曲です。
ラフマニノフの作品は、彼の手の大きさも相まって、暗い曲でありながらも派手で豪快なものが多い傾向なのですが、こちらはそういったラフマニノフの印象とは異なると思います。
ラフマニノフの新たな一面を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
幻想的小品集 前奏曲「鐘」Op.3-2 嬰ハ短調Sergei Rakhmaninov

異常な手の大きさを持っていた作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
難曲の多い作曲家として知られていますが、重い曲調も評判です。
そんなラフマニノフの作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『幻想的小品集 前奏曲「鐘」Op.3-2 嬰ハ短調』。
本作のポイントはなんといっても、中間部の「Agitato」。
谷底に落ちるかのような悲劇的なメロディーが特徴です。
暗いピアノ作品の定番中の定番ですので、ぜひチェックしてみてください。
ピアノソナタ第16番 K.545Wolfgang Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した18曲のピアノソナタの中で最も有名であり、発表会の定番曲として知られる『ピアノソナタ第16番 K.545』。
特に第1楽章は多くのピアノ学習者から愛されている曲で、1曲の中で演奏に必要なさまざまなテクニックを身につけられます。
ソナタ形式にきっちりと当てはめられているため、次の展開が予測しやすくおぼえやすいのもポイント!
テンポを上げて弾くと聴いている印象以上に難しいため、細かく区切って丁寧に部分練習しましょう。
ピアノ・ソナタ第2番「幻想」嬰ト短調 作品19Aleksandr Skryabin

「ピアノ・ソナタ 第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調」は、ロシアの作曲家スクリャービンが1897年に作曲した作品です。
第1番のソナタと比べ作曲の書法、語法の面で、進化が見られ後年のスクリャービンの作品の個性となる飛翔感、高揚感、官能があらわれ始めている作品です。