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洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲

シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。

もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。

後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(61〜80)

In My EyesMINOR THREAT

パンクバンドの中でも鋭い存在感を放つ一曲です。

1981年12月にEPとしてリリースされた本作は、ハードコアパンクの先駆者MINOR THREATの代表曲の一つ。

怒りと軽蔑に満ちた歌詞が、コーラスで解き放たれるカタルシスは圧巻です。

バンドのアンチドラッグの姿勢を強く示す内容で、ストレートエッジ運動の象徴的な曲としても知られています。

怒りのエネルギーを音楽に昇華させたい時や、社会への問題提起を感じたい時にぴったり。

疾走感溢れるサウンドと力強いメッセージが、きっとあなたの心に響くはずです。

When All Is Said And DoneNapalm Death

NAPALM DEATH – When All Is Said And Done (OFFICIAL VIDEO)
When All Is Said And DoneNapalm Death

バーミンガム出身の四人組。

デスメタルの重さとハードコアのスピード感を融合させた、グラインドコアの始祖的存在です。

重くて荒くてそれでいて高速のハードコアは聴く者を圧倒します。

ちなみに「You Suffer」というギネスに載る世界一短い曲があります。

Butcher BabyThe Plasmatics

“Butcher Baby” – Plasmatics live television performance – 1980’s.
Butcher BabyThe Plasmatics

反骨精神溢れるサウンドが魅力の一曲です。

プラズマティクスが1978年にリリースしたこの曲は、社会の規範から外れた人々への偏見を鋭く批判しています。

赤い服を着た「危険」な女性を描く歌詞からは、個性を認めない社会への怒りが伝わってきます。

ウェンディ・O・ウィリアムズさんのパワフルなボーカルと攻撃的なギターリフが、メッセージを力強く後押ししていますね。

本作は1980年6月にシングルとしてリリースされ、イギリスで55位を記録。

ライブでは過激なパフォーマンスで話題を呼びました。

既存の価値観に疑問を投げかけたい時にぴったりの曲かもしれません。

12XUWire

パンクの熱量と冷静さを融合させた革新的な一曲。

Wireのデビューアルバム『Pink Flag』に収録され、1977年にリリースされました。

短くも衝撃的な歌詞が特徴で、パンクファン以外にも強い印象を与えています。

シンプルながら反復的なフレーズが耳に残り、聴けば聴くほど深みにはまっていくことでしょう。

エネルギッシュなギターリフとタイトなリズムセクションが生み出す迫力は圧巻。

パンクに影響を受けつつ、ニューウェイブへと繋がる橋渡し的な存在として音楽史に名を残しています。

初めてパンクを聴く方にもオススメの一曲です。

おわりに

今回紹介した楽曲をざっと聴いていただいただけでも、パンクというジャンルの奥深さや幅広さが理解できたのではないでしょうか。

やはりパンクはストリートカルチャーとの結びつきも強いですし、それぞれの思想的な面も如実に歌詞に反映されているバンドも多いですから、曲を気に入った方はぜひバンドのバックグラウンドなども含めて深掘りしてみてくださいね!