洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
R&B、リズム・アンド・ブルースの歴史は古く、その言葉自体は1940年代からすでに存在していたそうです。
とはいえ、現在のR&Bという音楽ジャンルに対するイメージは、クラブ・ミュージックを通過した主に1990年代以降に確立されたものでしょう。
こちらの記事では前半に最新の人気曲や注目の若手の曲を中心としたラインアップを、後半以降にR&Bの黄金期と呼ばれる1990年代の名曲たちもたっぷりと紹介しています!
コンテンポラリーなR&Bからネオソウル、オルタナティブR&Bなどのサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップとなっておりますから、R&B初心者の方もぜひチェックしてみてください。
洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(121〜130)
BloomAqyila

トロント出身のR&Bアーティスト、Aqyilaさんが2024年2月に発表した本作は、失われた愛への憧れを描いた心揺さぶる1曲。
エーテル的なボーカルと洞察に満ちた歌詞が特徴で、聴く者の魂を揺さぶります。
TikTokでのティーザー公開時には32万5000以上のクリエイトを生み、1800万回以上の視聴回数を記録。
幅広い感情のスペクトラムを持つ本作は、静かな夜や瞑想の時間にじっくり味わうのがオススメです。
Aqyilaさんの音楽は、感情を歌詞に込め、自身や他人の心の重荷を軽くすることを目指しているんですよ。
I Wanna Be DownBrandy

1994年に15歳の若さでアルバム・デビューを果たし、天才少女の名にふさわしい才能を世界に知らしめたブランディさん。
同世代の同じく天才シンガーとして名をはせたモニカさんとの共演曲『The Boy Is Mine』など、1990年代のR&Bシーンを語る上では欠かせない名曲を多く世に送り出したシンガーですよね。
本稿で取り上げているのは、世界中で600万枚を売り上げた1994年作『Brandy』に収録されている『I Wanna Be Down』です。
アルバムの先行シングルでもあり、問答無用のR&Bクラシックとして今の人気の高い名曲です!
15歳にしてこの堂々たる歌唱力は、やはり天才シンガーとしか表現するしかないでしょう。
同時に、少女らしいチャーミングな幼さも感じ取れるというのも貴重と言えるかもしれませんね。
チャンス・ザ・ラッパーさんが、ショーン・メンデスさんを迎えて2019年に発表した楽曲『Ballin Flossin』において大胆にサンプリングされるなど、後続のアーティストへの影響も見逃せません!
For the Cool In YouBabyface

サウンドクリエイターとしてもシンガーソングライターとしても、数多くのヒット曲を生み出してきたBabyface。
こちらの『For the Cool in You』は彼の代表曲のひとつでもあります。
長調と短調が繰り返される、複雑なコンテンポラリーR&Bとなっています。
Sometimes Ft. JenevieveBabyface

世界的な名プロデューサー兼シンガーソングライター、ベイビーフェイスさんが2022年の10月に発表したアルバム『Girls Night Out』は、現行の音楽シーンで活躍する女性アーティストたちを迎えた意欲的なコラボレーション作品です。
エラ・メイさんやケラーニさんといった大人気シンガーはもちろん、世間的な知名度はそれほどではないにせよ、才能豊かなアーティストたちをまねているのはさすがベイビーフェイスさんの審美眼といったところ。
今回紹介しているのは、そんな『Girls Night Out』のデラックス版に追加収録されている楽曲『Sometimes』です。
杏里さんの楽曲『Last Summer Whisper』をサンプリングした『Baby Powder』で一躍有名となった若手シンガーソングライターのジェネビーブさんが参加しており、柔らかい声質でポップス向きでもある彼女の歌声が際立つキャッチーな楽曲となっていますよ。
We’ve Got LoveBabyface

愛と思いやりを通して世界規模でつながることについて歌われている、心地よいトラック。
アメリカのR&BシンガーであるBabyfaceによって2015年にリリースされた10枚目のアルバム「Return of the Tender Lover」に収録されています。