洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
R&B、リズム・アンド・ブルースの歴史は古く、その言葉自体は1940年代からすでに存在していたそうです。
とはいえ、現在のR&Bという音楽ジャンルに対するイメージは、クラブ・ミュージックを通過した主に1990年代以降に確立されたものでしょう。
こちらの記事では前半に最新の人気曲や注目の若手の曲を中心としたラインアップを、後半以降にR&Bの黄金期と呼ばれる1990年代の名曲たちもたっぷりと紹介しています!
コンテンポラリーなR&Bからネオソウル、オルタナティブR&Bなどのサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップとなっておりますから、R&B初心者の方もぜひチェックしてみてください。
洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(161〜170)
That’s The Way Love GoesJanet Jackson

ジャネット・ジャクソンさんによって1993年にリリースされたヒットソングです。
ポップスとR&B、ファンクやソウルまで多様性を含んだ要素を取り入れたスローテンポのR&Bで、巨匠ジェイムス・ブラウンさんの1974年の大ヒットトラック『Papa Don’t Take No Mess』を大胆にもサンプリングしています。
キラキラとした陽炎のような音色とそんなトラックメイクとは相反するしっとりとしたブルージーなムードが病みつきになります。
90年代のR&Bが好きならこの質感でしょう!
Baby PowderJenevieve

70~80年代の日本のシティ・ポップと呼ばれるアーティストやバンドの音楽が、海外のDJや音楽好きに大人気となっている、というのは近年になって日本でも知られ始めてメディアなどでも取り上げられていますが、こちらの『Baby Powder』はまさにそういったムーブメントから生まれた楽曲と言っていいでしょう。
アメリカはマイアミ出身、現在はロサンゼルスを拠点として活動しているという期待のインディーズR&Bシンガー、ジュヌヴィエーヴさんが2020年3月に発表した楽曲で、YouTubeを通じて少しずつ話題を集め、気付けばMVが100万回以上の再生を記録するロングヒットを記録した、いかにも2020年代らしい展開を見せているのですね。
90年代のR&Bからの影響を感じさせるのと同時に、ベースラインが印象的で都会的な雰囲気を演出するトラックは、なんと日本のシンガー、杏里さんが1982年に発表した楽曲『Last Summer Whisper』の大ネタ使いなのです!
作詞と作曲を手掛けたのは角松敏生さんということで、シティポップというジャンルの先鋭性に驚かされますよね。
R&Bの「今」を知りたい方は、必ずチェックしてください!
SpotlightJennifer Hudson

力強いボーカルが印象的な女性R&Bシンガー、ジェニファー・ハドソンさん。
彼女のボーカルはR&Bなのですが、ソウルの特色が強く楽曲によっては非常にソウルフルな歌声が味わえます。
こちらの『Spotlight』はそんな彼女のボーカルを大いに楽しめる作品です。
トラックはニーヨさんの『Because Of You』に似ており、全体的にスタイリッシュでスムーズなものにまとめられています。
王道のR&Bが好きな方はぜひチェックしてみてください。
This Is Me…NowJennifer Lopez

ジェニファー・ロペスさんの新作は、愛と自己発見の旅を綴った感動的な作品です。
ベン・アフレックさんとの再会をテーマに、彼女の感情的、精神的な成長を描いています。
ポップとR&Bを融合させた本作は、ロペスさんのシグネチャーボーカルに現代的なサウンドが加わり、魅力的な仕上がりとなっています。
2024年2月にリリースされたこのアルバムは、2002年の『This Is Me…Then』の続編的な位置づけ。
先行シングルは早くも話題を呼んでいるようですね。
恋愛や自己探求のテーマに共感できる人におすすめの一枚です。
A Long WalkJill Scott

ネオソウルが持つブラックなグルーヴと味わい深い歌声がとても特徴的です。
ボーカルセンスやトラックのメロディーのキレイさが際立ったヒットソング。
ジル・スコットさんが2000年にリリースしたファーストアルバム『Who Is Jill Scott? Words and Sounds:Vol.1』に収録されている楽曲です。
ネオ・ソウルの女王とも呼ばれる彼女の代表曲であり、アルバム発売の翌年にはシングルカットもされた名曲中の名曲です。