洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
R&B、リズム・アンド・ブルースの歴史は古く、その言葉自体は1940年代からすでに存在していたそうです。
とはいえ、現在のR&Bという音楽ジャンルに対するイメージは、クラブ・ミュージックを通過した主に1990年代以降に確立されたものでしょう。
こちらの記事では前半に最新の人気曲や注目の若手の曲を中心としたラインアップを、後半以降にR&Bの黄金期と呼ばれる1990年代の名曲たちもたっぷりと紹介しています!
コンテンポラリーなR&Bからネオソウル、オルタナティブR&Bなどのサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップとなっておりますから、R&B初心者の方もぜひチェックしてみてください。
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洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(221〜230)
Officially Missing YouTamia

カナダを代表する女性R&Bシンガー、タミアさん。
1999年にエリック・ベネイさんと『Spend My Life With You』という楽曲で共演し、一気に世界的なスターへと登りつめたシンガーですね。
そんな彼女の名曲が、こちらの『Officially Missing You』。
2000年代初頭のスロウジャムで、甘くアンニュイな雰囲気がただよっています。
王道のR&Bではあるものの、アコースティックで非常にゆったりとテンポに仕上げられているため、意外にも耳に残りやすい楽曲です。
Love Me JeJeTems

力強いビートと艶のある歌声が印象的なこの楽曲は、ナイジェリア出身のテムズさんが2024年4月に発表した意欲作です。
彼女の独特なボーカルとオルタナティブR&B、ネオソウルを融合させたサウンドは、深い感情と彼女自身の人生が反映されていて印象的ですよ。
本作は、彼女のデビューアルバム『Born in the Wild』からのリードシングルとして注目を集めています。
ナイジェリアのシンガーソングライター、セイ・ショディムの1997年のヒット曲をサンプリングしているのも特徴的。
テムズさんの音楽的ルーツと現代的な感性が見事に融合した一曲で、R&Bファンの皆さんにぜひ聴いていただきたい楽曲です。
Starboy ft. Daft PunkThe Weeknd

2010年代以降、オルタナティブR&Bとされるシンガーの先駆け的な存在として衝撃的なデビューを果たし、今や世界的なトップ・アーティストにまで成長したザ・ウィークエンドさんの大ヒット曲です!
2021年に惜しくも解散を表明した、フランスが誇る電子ユニットのダフト・パンクを迎えた2016年リリースの『Starboy』は、同名のアルバムのリード・トラックであり、エレクトロポップ風の要素を取り入れて、初期の内省的でアンビエントな音楽性から一歩先へと踏み出した楽曲となっています。
2020年作の『After Hours』において、80年代的なニューウェーブやシンセポップに影響を受けた音楽性へと舵を切ったことを鑑みれば、この『Starboy』はウィークエンドさんのキャリアにおいても非常に重要な楽曲、と言えるのではないでしょうか。
ヒップホップ・カルチャーでよく見られる自慢話のような、自分を大きく見せようとする歌詞は賛否両論ありそうですが、どこか逆説のようにも聞こえて興味深いですね。
Die For You (Remix)The Weeknd & Ariana Grande

近年は過去にリリースされた楽曲がSNS上でいわゆる「バズ」ってリバイバルヒットする、というのはそう珍しい話ではないですよね。
興味深いのは、往年の古い名曲ではなく数年前にリリースされたような楽曲もそういった流れの対象となっているということ。
オルタナティブR&Bを牽引し、今やトップスターとして大人気のザ・ウィークエンドが2016年に発表したサードアルバム『Starboy』の収録曲である『Die For You』は、2017年にシングルカットされながらもそこまで大きな反響はなかったのですね。
5年後の2022年にTikTok上で大人気となり、最終的にビルボードチャート6位にまで浮上するというおもしろい経緯をたどっています。
今回紹介するのは、その『Die For You』に大人気シンガーのアリアナ・グランデさんを迎えて2023年の2月にリリースされたリミックス版です。
ザ・ウィークエンドの当時の心境が赤裸々に描かれたエモーショナルな歌詞を読めば、この楽曲がSNS世代に刺さった理由が分かるかもしれません。
オリジナル版と聞き比べてみるのもおもしろいですよ!
Un-Break My HeartToni Braxton

1990年代に大活躍した女性R&Bシンガー、トニ・ブラクストンさん。
いくつものヒットナンバーを生み出してきた彼女ですが、その中でも特にオススメしたい名曲がこちらの『Un-Break My Heart』。
彼女の魅力はなんといっても低音ボイスにあります。
こちらの楽曲ではそんな彼女の低音ボイスを全面的に打ち出したR&Bに仕上げられています。
エモーショナルなR&Bが好きな方はツボに入ると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
You’re Makin’ Me HighToni Braxton

トニー・ブラクストンさんといえば、1990年代に数々のヒット曲を放ったR&B界の大スターです。
低迷期や病気といった困難も乗りこえて、紆余曲折ありながらも2020年に10枚目となるアルバム『Spell My Name』をリリースし、健在ぶりをアピールしたことも記憶に新しいですね。
先述したように多くの大ヒット曲を持つブラクストンさんのディスコグラフィの中でも、今回は全米1位を記録してグラミー賞受賞を果たした『You’re Makin’ Me High』を紹介しましょう。
官能的で艶っぽいアルト・ボイスの魅力はもちろん、90年代R&Bど真ん中といった趣の、ベイビーフェイスさんとブライス・ウィルソンがプロデュースを務めたヒップホップ・テイストあふれるトラックのクールなカッコ良さは特筆ものですね。
当時をよく知る人であれば思わず懐かしさに目を細めてしまうでしょうし、90年代R&Bのリバイバルの波を感じる2020年代の若い音楽ファンにとっては、きっと新鮮な気持ちで聴けるはず!
洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(231〜240)
MargielaUsher

アッシャーさんの長年のキャリアに新たな息吹を吹き込む楽曲が2024年1月に登場しました。
アルバム『Coming Home』に収録された本作は、R&Bの枠を超えた実験的な音楽性が光る一曲。
恋愛における物質的価値と感情的価値の葛藤を描き、豊かな声色と繊細な感情表現が聴く人の心を掴みます。
Billboard 200チャートで2位を記録するなど、商業的にも成功を収めた本作。
アッシャーさんの音楽的探求心と革新性を感じられる楽曲として、ファンの心に深く刻まれることでしょう。
R&Bの新しい形を求める人にぴったりの一曲です。






