民謡の人気曲ランキング
日本の四季を彩る童謡・唱歌には、私たちの心に深く響く魅力が詰まっています。
高野辰之さんや滝廉太郎さんをはじめとする名手たちが紡ぎ出した『もみじ』『お正月』『たきび』などの名曲には、子供たちの純粋な喜びや自然の息吹が溢れています。
日本の文化や情緒を大切に受け継いできたこれらの楽曲の数々を、皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
民謡の人気曲ランキング(61〜80)
とんぼのめがね71位

『とんぼのめがね』は、子供から高齢の方まで広く知られる秋の情景を描いた童謡で秋といえば、という代表的な1曲ですよね。
子供たちの視点から描かれた歌詞は、普段とんぼをあまり見慣れない子供たちも興味を持って引きつけられるのではないでしょうか。
童謡としても有名ですが歌うだけでなく、手遊びを加えることでさらに楽しさが増します。
指を丸くしてめがねをイメージしたり、秋の空を飛ぶとんぼの姿を手遊びで表現してみましょう。
久高万寿主72位

『久高万寿主』は「クーダーカー」と呼ばれることもある、エイサーで使われることの多い沖縄民謡です。
久高の万寿主が愛人を探していることを知り、それをはやし立てる様子、まわりの人も巻き込んでいく様子が描かれています。
そこから家々をまわって酒を施してもらうような内容へと展開していき、合いの手などからもにぎやかな雰囲気が伝わってきます。
この家々をまわって酒をもらっていく姿が、踊り念仏として各地を回っていたエイサーの起源と重なるともいわれ、エイサーの定番として定着していった楽曲です。
唐船ドーイ73位

三線がリズミカルな沖縄特有のメロディーをつむぐ『唐船ドーイ』。
こちらの楽曲は沖縄に古くから伝わる民謡で、この曲が流れると自然と体が踊りだすと言われるほどのポピュラーな琉球民謡音楽です。
速弾きで弾かれる三線が気持ちよく、エイサーのトリに歌われるお祝いの歌。
かつて交易のあった唐の国からやってきた貿易船である唐船の来訪を喜び祝う内容で、当時の地元民の高揚した様子が描かれています。
今もなお宴会やおめでたい席で演奏される伝統的なナンバーです。
大きな栗の木の下で74位

ずいぶん昔から有名な手遊び歌がこちらです。
ひょっとしたら、おじいちゃんやおばあちゃんの世代でも、子供の頃に遊んだという方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの曲は、イギリスの民謡をもとにした曲で、英語では『Under the spreading chestnut tree』という、ほぼ日本語と同じ曲名がつけられています。
日本語の歌詞は1番の作詞者は不詳、2番と3番は阪田寛夫さんがつくりました。
これからも子供たちに愛され続けてほしい1曲です。
星に願いを75位

ディズニーの映画「ピノキオ」で使用された楽曲『星に願いを』をご紹介します。
世界中で愛されている名曲のひとつである『星に願いを』は、誰しも1度は耳にしたことがある曲なのではないでしょうか。
ゆったりとしたリズムや美しいメロディに、振りをつけて手遊びしてみましょう。
歌詞に沿った内容の振り付けなので、子供から大人まで覚えやすいのがポイントです。
今月の歌として、七夕のイベントのテーマ曲として『星に願いを』を取り入れてみてくださいね。