民謡の人気曲ランキング
日本の四季を彩る童謡・唱歌には、私たちの心に深く響く魅力が詰まっています。
高野辰之さんや滝廉太郎さんをはじめとする名手たちが紡ぎ出した『もみじ』『お正月』『たきび』などの名曲には、子供たちの純粋な喜びや自然の息吹が溢れています。
日本の文化や情緒を大切に受け継いできたこれらの楽曲の数々を、皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
民謡の人気曲ランキング(21〜40)
どんぐりころころ作詞:青木存義/作曲:粱田貞31位

秋になるとよく道や公園などで見かけるどんぐりの大冒険を歌った童謡『どんぐりころころ』。
転がって池の中に落ちてしまったどんぐりは、どじょうに出会い一緒に遊びます。
遊んでいるとホームシックになってしまい、最後には泣いてしまうという様子が歌詞には描かれています。
まるで絵本を読んでいるような内容の歌詞なので、聴くほどにお子さんの興味もわいてくるのではないでしょうか。
歌詞に合わせて手遊びも加えれば、よりお子さんに楽しんで聴いてもらえますよ。
茶摘文部省唱歌32位

親しみのあるメロディーが心地よい『茶摘』は、自然に口ずさみたくなるような童謡です。
タイトルではピンとこないという方も、メロディーを一度聴けばきっと覚えがあるはずですよ!
有名な曲である一方で、歌ってみると歌詞がわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
この曲は、日本語のきれいな言葉づかいや響きをたっぷり味わえる非常に詩的な歌詞で書かれているので、この機会に歌詞をチェックしてみるのもオススメですよ!
ミルクムナリ日出克33位

『ミルクムナリ』は、沖縄のミュージシャン、日出克さんが1993年にリリースした中毒性のあるリズムが魅力的な1曲なんです。
この歌は、昔から伝わってきたエイサー曲ではなく、後に人工的に作成した創作エイサーと呼ばれるジャンルの楽曲なんですよ。
ちなみに、この歌詞は竹富島出身の日出克さんにより、八重山方言で歌われているのも大きな特徴。
沖縄本島の人でもこの方言はわからないというほど、独特の響きをもった八重山方言にも注目してこの歌を聴いてみてくださいね!
ペチカ作曲:山田耕筰34位

ロシアの暖炉兼オーブンであるペチカ。
寒い冬に火が燃える様子を見るのは本当に心が和みますよね。
そのペチカのことを歌った曲がこちらです。
1924年に発行された『満州唱歌集』に掲載されたもので、当時満州に移住する人のために南満州教育会からの依頼で作曲されたそうです。
満州の冬は寒かったそうですから、この曲がよく似合ったのではないでしょうか。
この曲の最後の部分は長調の曲でありながら同じ主調の短調のコードが使われており、独特の雰囲気をかもし出しています。
ちょうちょう35位

ふわりふわりとした手の動きが楽しい『ちょうちょう』を紹介します。
こちらはスペインの民謡を元に野村秋足さんが手掛けた手遊び歌です。
これまでに多くの子供たちに親しまれてきました。
その歌詞の内容は、ちょうちょが舞い、花から花へと移っていく様子を描くものです。
そして、その歌詞に合わせて両手でちょうちょの形を作り、舞っている様子を表現します。
不思議な動きとさやしいメロディーが赤ちゃんをいやしてくれるはずです。