民謡の人気曲ランキング
日本の四季を彩る童謡・唱歌には、私たちの心に深く響く魅力が詰まっています。
高野辰之さんや滝廉太郎さんをはじめとする名手たちが紡ぎ出した『もみじ』『お正月』『たきび』などの名曲には、子供たちの純粋な喜びや自然の息吹が溢れています。
日本の文化や情緒を大切に受け継いできたこれらの楽曲の数々を、皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
民謡の人気曲ランキング(1〜20)
赤とんぼ作詞:三木露風/作曲:山田耕筰11位

日本の夕方の歌、といえばこの『赤とんぼ』が真っ先に思い浮かぶ人も多いと思います。
世代や地方をこえて愛される夕方の歌ですよね。
この曲を聴けば、家に帰って晩御飯を食べなくちゃと思っていた子供の頃が懐かしく思います。
そして、やはりこれからはお子さんに歌い継いでゆきたい楽曲です。
何と言っても優しい曲調で、歌詞もとてもゆたかな情景の広がるものですので、子守唄にもとても向いていると思います。
お昼寝の時間にもいいですね。
ゆりかごのうた作詞:北原白秋/作曲:草川信12位

赤ちゃんの寝かしつけにもぴったりな、夏川りみさんが歌う『ゆりかごのうた』。
2011年にリリースされたこの曲は、北原白秋が作詞、草川信が作曲をつとめた大正時代から愛される子守唄です。
1967年に男性ボーカルグループのボニージャックスが『みんなのうた』で歌っています。
赤ちゃんが穏やかに眠れるような、ゆりかごを取り巻く優しい光景が歌われています。
夏川りみさんバージョンでは、沖縄出身の夏川さんらしく三線の優しい音色とともにメロディーがつむがれています。
赤ちゃんが眠りにつく優しいひとときに、ぜひ聴いてみてくださいね。
やきいもグーチーパー作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純13位

焼きいもがおいしくなる秋にぴったりなのが、手遊び歌としても楽しめる『やきいもグーチーパー』です。
焼きいもを焼いておいしく食べる様子を描いた、まさに食欲の秋にぴったりな1曲です。
歌詞に合わせて焼きいもが熱い様子や、食べる動きを手で表現して遊んでみましょう。
曲の終わりにはじゃんけんをするパートもあります。
焼きいもができるまでの時間に、友達や家族と一緒に歌って遊んでみましょう!
歌えば歌うほどおなかが減ってきますよ……。
春がきた作詞:髙野辰之/作曲:岡野貞一14位

春の歌、童謡と言えばこの歌が真っ先に頭に浮かぶ方も多いはず。
この曲『春が来た』の歴史は古く、1910年、明治45年に発表された童謡で春を代表する1曲として子供から大人まで知っている、歌える童謡ですよね。
この曲は親子で聴いてほしい、この先もずっと歌い継がれるであろう童謡などが選ばれる「日本の歌百選」にも選定されています。
3番までありますがゆったりと、そして歌詞もシンプルで小さなお子さんにも歌いやすいですよね。
おじいちゃんおばあちゃんとも一緒に歌える春の童謡です。
くいしんぼうゴリラ15位

こちらの曲は、保育園や幼稚園などで人気の食いしん坊なゴリラが、次々と食べ物を食べていく手遊び歌です。
食べ方や味の感想なども表現できるので、教材としても小さいお子さんにオススメです。
最後に玉ねぎが出てくるところは、すべて皮なので食べられない、といったオチまでついています。
食べられるものであればなんでも歌詞に取り入れられ、オリジナルの歌詞を増やしていけるので、子供が好きな食べ物をえらんであげるのもいいでしょう。