民謡の人気曲ランキング
日本の四季を彩る童謡・唱歌には、私たちの心に深く響く魅力が詰まっています。
高野辰之さんや滝廉太郎さんをはじめとする名手たちが紡ぎ出した『もみじ』『お正月』『たきび』などの名曲には、子供たちの純粋な喜びや自然の息吹が溢れています。
日本の文化や情緒を大切に受け継いできたこれらの楽曲の数々を、皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
民謡の人気曲ランキング(21〜40)
ぶんぶんぶん作詞:村野四郎/作曲:ボヘミア民謡26位

1940年代から小学校の授業の中でも歌われてきた『ぶんぶんぶん』。
こちらは村野四郎さんが作詞を詰めた曲で、春に花のみつを集めるはちの様子を描いた曲です。
タイトルになっている擬音語が多く登場するので、ワイワイ楽しみながら歌えますよ。
また、春ならではの情景を表す歌詞が多く登場するのも聴きどころです。
「この歌詞はどんな風景を歌っているのかな」とおもいをめぐらせるのもよいでしょう。
ちなみに、この曲はもともとチェコに伝わる民謡で、そこに日本語の歌詞を付けて今の形に仕上げたそうです。
背くらべ作詞:海野厚/作曲:中山晋平27位

童謡らしいゆったりとしたメロディで5月5日、こどもの日を歌った1曲です。
柱につけた子どもの成長のしるし、ぐんぐんと伸びていく身長をテーマにした、希望に満ちあふれた歌詞がほほえましいですね。
子供たちの成長を柱の傷あとで確認する、それも大人になってから見るとよい思い出になることでしょう。
一年に一度の特別な日をこの歌で楽しく過ごすのはいかがでしょうか?
だんごだんごくっついた28位

食欲の秋、いろいろな食べ物がおいしい季節ですよね。
この曲『だんごだんごくっついた』はおいしいおだんごが頭や肩、ほっぺたやあごなどにくっついてしまってなかなか取れない!と奮闘する手遊び歌。
グーにした手をおだんごに見立てて、いろいろなところにくっつけて手遊び歌にしてしまう、オリジナルの歌詞も付け加えても楽しい手遊び歌。
おだんごを外したくて「うーん」とがんばるところは思わず体が動き出してしまいそう。
歌っていると思わずおだんごが食べたくなっちゃうかも?
ほたるこい29位

日本の自然の美しさを子供たちに伝える、伝統的なわらべうた。
夏の夜空に舞うほたるの光を、優しいメロディーと掛け声で表現しています。
「ほっほっ」という掛け声が印象的で、輪唱も楽しめる曲です。
盆踊りや夕涼みの時間に、みんなで歌うのにぴったり。
子供から大人まで、世代を超えて親しまれている1曲です。
季節の移り変わりを感じながら、日本の心に触れる時間を過ごしてみませんか?
家族や友人と一緒に歌えば、夏の思い出作りにもなりますよ。
めだかの学校作詞:茶木滋/作曲:中田喜直30位

生き物たちが活発になる季節でもある、春。
ということで、こちら『めだかの学校』はいかがでしょうか。
子供の頃、歌って楽しんだ経験のある方ばかりでしょう。
1951年、NHKのラジオ番組で放送されたところからだんだんと日本中で歌われるようになり、数年後には定着。
2007年には日本の歌百選にも選ばれています。
聴けばめだかが澄んだ水の中を泳いでいるイメージが湧いて、のどかな気分になりますよね。
のほほんとした時間を過ごしたいときにぴったりです。