東京を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
東京といえば、音楽やアート、ファッションなど文化はもちろん、お仕事面においても日本の中心ですよね。
だからこそ多くの人が日本各地から集まってきます。
中には、夢を抱いて地方から上京してくる若者や、家族や恋人を地元に残して遠距離恋愛や単身赴任、なんて方もいるかと思います。
東京をテーマにさまざまな人々のこころが歌われた楽曲を紹介します。
東京を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
Tokyo OklahomaJohn Anderson

東洋と西洋の架け橋となる珠玉のラブソング。
1985年にリリースされたジョン・アンダーソンさんの名盤『Tokyo, Oklahoma』に収録されている本作は、文化の違いを超えた愛の力を讃えています。
アメリカのカントリーチャートで30位を記録し、多くの人々の心を捉えました。
首都の喧騒を感じさせるメロディとアメリカ中西部の広大な風景を思わせるリズムが見事に融合しており、聴く人の心に深く突き刺さります。
遠く離れた恋人を思う気持ちや、新しい出会いへの期待感が詰まった歌詞は、国境を越えた恋愛をしている方にぴったりかもしれません。
Tokyo (Official Visualizer) ft. SEKAI NO OWARIOwl City

水野良樹さんが手掛けた楽曲は、NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として制作されました。
深く思い悩んだ中学生時代を思い出しながら作詞作曲に取り組まれたそうです。
卒業シーズンに歌われることも多く、卒業ソングのランキングにもたびたびランクインしています。
今やっていることが正しいのか、明るい未来がやってくるのか、不安が期待を上回り孤独や悩みを抱えやすい学生の心をそっと包んでくれる、温かい言葉に満ちた応援歌です。
2014年10月にリリースされた本作は、日本のポップバンドSEKAI NO OWARIとのコラボレーションによって生まれました。
Non Stop To TokyoRIP SLYME

日本のヒップホップシーンを代表するRIP SLYMEが贈る、東京への愛が詰まった1曲。
2002年3月にリリースされたピチカート・ファイヴのトリビュート・アルバムに収録されています。
心地よいビートに乗せて、東京の街の雰囲気をリアルに伝える歌詞が印象的。
日本独自のカルチャーとヒップホップを見事に融合させた楽曲は、何度聴いても飽きることがありません。
RIP SLYMEの音楽は国内外で高い評価を受けており、『TOKYO CLASSIC』は日本のヒップホップ史上初の100万枚を記録した作品です。
郷土愛をくすぐるこの曲を聴いて、東京の魅力を再発見してみませんか?
TOKYOSCANDAL

東京の多様な面を描き出す、SCANDALの壮大な楽曲。
2009年にリリースされた本作は、見知らぬ人々との出会いや、現代社会の問題を優しく、しかし深く問いかけています。
東京マラソンやライブハウスの様子、すれ違う人々との瞬間的な友情など、都市の活気と温かさが綴られています。
また、「日本は心が病気になったのかな?」という問いかけは、社会や人々の心の病を子どもの視点で表現。
複雑な東京の魅力を、日常の小さな出来事から大きな社会問題まで幅広く歌い上げた名曲です。
東京に住む人はもちろん、都会の複雑さを感じたい方にもおすすめの1曲ではないでしょうか。
TOKYO JUNKTHE STREET SLIDERS

東京の喧騒と夢が交錯する都会のロックンロール。
THE STREET SLIDERSが1988年に放った本作は、都市生活の中で揺れ動く人々の心情を鮮やかに描き出しています。
アルバム『Replays』に収録された本曲は、バンドの代表曲として多くのファンに愛され続けています。
ライブやコンサートでは欠かせないナンバーとして、熱狂的な歓声を浴びてきました。
狂った夢を追いかける情熱的なメッセージは、きっとあなたの心に響くはず。
夜の街を歩きながら聴けば、東京の息吹を全身で感じられること間違いなしです。
TokyoThe Legendary Stardust Cowboy

サイコビリーのパイオニアとして知られるThe Legendary Stardust Cowboyさんが2002年にリリースしたアルバム。
従来のジャンルにとらわれない自由な音楽性が光る一作です。
David Bowieの『Space Oddity』をカバーした楽曲は、原曲とはかけ離れた独創的なアレンジが施されており、The Legendary Stardust Cowboyさんの芸術性と奇抜さが際立ちます。
カオスと天才が混在したような演奏は、リスナーを驚かせずにはいられません。
本作は、伝統的なアメリカン・ロックを基礎にしつつも、完全に異質な何かに変貌させる彼の才能が存分に発揮されています。
奇妙でユニークな魅力に満ちた楽曲の数々は、独自のアプローチで音楽を創造する彼の才能を感じさせてくれますよ。
JAL to TokyoUnderworld

幻想的な雰囲気と独特のリズムが印象的な楽曲です。
Underworldの実験精神が光る本作は、東京という都市の多面性を音で表現しています。
断片的な歌詞が聴く人の想像力を刺激し、都市生活の複雑さや孤独感、そして希望を感じさせます。
「Riverrun Project」の一環として制作された本作は、Paul Woolfordによるリミックスも収録。
エレクトロニックミュージックファンはもちろん、都市の喧騒に身を置く人々の心に響く1曲です。
疲れた心を癒したいときや、新しい朝を迎える際のBGMとしてもぴったりでしょう。