ビブラートが出しやすい曲・練習したい方にオススメの曲
「ビブラートを使いこなせたら、もっと歌がうまく聴こえるのに……」そんな思いを抱えていませんか?
声を揺らす技術であるビブラートは、楽曲に深みと感情を加える大切な表現方法です。
しかし、どんな曲でも練習になるわけではありません。
実は、ビブラートを出しやすい曲には共通する特徴があり、選曲次第で習得のスピードが大きく変わってきます。
本稿では、ロングトーンが多くビブラートをかけやすい楽曲や、音域的にも練習にぴったりのナンバーを幅広くご紹介します。
あなたの歌声に新たな表情を加える一曲を、ぜひ見つけてみてください!
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ビブラートが出しやすい曲・練習したい方にオススメの曲(81〜90)
Aitai加藤ミリヤ

加藤ミリヤさんの4thアルバム『Ring』収録曲で同アルバムのリードトラック。
シングルカットはされていませんが、着うたダウンロードでは70万ダウンロードを超える数字を叩き出したヒット曲となりました。
ボーカルメロディにロングトーンが多用されたスローバラードの中では、比較的振幅の大きなビブラートが印象的ですね。
読者の皆さんがカラオケなどで歌われる場合でも、ドラムの音をよく聴いて、曲のリズムの中で気持ちよく音を揺らせば、きっといい感じのビブラートが再現できると思います。
君に夢中宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの配信限定シングルで2021年11月26日リリース。
TBS系ドラマ『最愛』の主題歌に起用されています。
デビュー当時からその歌唱力には定評のある宇多田さんですが、この少しヒップホップ的な要素もあるシンプルなスローテンポの楽曲の中でも、とても魅力的なビブラートを披露されています。
とくにミックスボイス〜ファルセットで歌われている高音箇所でのビブラートの使い方は、彼女のようなシンガーを目指す方にとって非常に参考になるのではないでしょうか。
音量、音程とともに非常によくコントロールされたビブラートで表現されているので、なかなかマネするのは難しいかもしれませんが、ぜひこれを読者の皆さんにも習得していただきたいなと思います。
瞳をとじて平井堅

平井堅さんの20作目のシングルで2004年4月28日。
東宝映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として書き下ろされました。
平井堅さんは、いつもとてもすてきなビブラートを使った歌唱を聴かせてくれるアーティストさんですが、このピアノ+ボーカル主体のスローバラード『瞳をとじて』は、彼の楽曲の中でも特にさまざまなビブラートが楽しめる楽曲なのではないかと思います。
音程の振れ幅の変化のさせ方、地声〜ミドルボイス〜ファルセットと発声を切り替えながらのビブラートなど、歌う際の難易度は高めの楽曲ですが、これを習得したときには歌唱テクニックのかなりの向上が見込めるのではないかと思います。
ぜひ原曲をよく聴いて研究した上で歌ってみていただきたいと思います。
春よ、来い松任谷由美

松任谷由実さんの26枚目のシングルで、1994年10月24日リリース。
楽曲タイトルと同名のNHK連続テレビ小説の主題歌として制作されました。
あくまで筆者の主観ですが、松任谷さんの歌唱で聴けるビブラートは、歌唱表現としてのビブラートというよりは、彼女の歌い方や発声に起因する、いわゆるナチュラルビブラートのような気がするのですが、その特徴、特性が見事にハマったプロデュース、ディレクションのなされた好例になる一曲なのではないでしょうか。
読者の皆さんがカラオケで歌われる時も、あまり難しいことは考えずにご本人のマネをして歌ってみるのが、いい感じで聞かせる上での近道な気がしますね。
三日月絢香

絢香さんの4作目のシングルで、2006年9月27日リリース。
デビュー当初からその歌唱力を高く評価されていた絢香さんですが、その高い歌唱力、歌唱表現力はこのバラード曲でも健在。
本稿のテーマであるビブラートに着目して聴いてみても、サビのミックスボイス〜ファルセットで歌われる高音箇所で聴けるビブラートによる表現は、とても秀逸だと思います。
2コーラス目終了後のいわゆるDメロの力強い歌唱部分との対比等に注目して聴いてみるとさまざまな発見があるのではないでしょうか。
ビブラートが出しやすい曲・練習したい方にオススメの曲(91〜100)
君は薔薇より美しい布施明

布施明さんの通算42作目のシングルで、1979年1月リリース。
1979年度春のカネボウ化粧品のコマーシャルソングに起用されていました。
ちなみに作曲、アレンジは、ゴダイゴのミッキー吉野さんが担当。
布施明さんのちょっとカンツォーネ風な歌声がとても印象的な楽曲で、本稿のテーマであるビブラートに焦点を当ててみても、とても力強く朗々としたビブラートが楽しめる一曲となっています。
力強いビブラートの参考曲として最適な楽曲です。
能動的三分間東京事変

椎名林檎さんを中心とした音楽ユニット、東京事変。
今での彼女たちの楽曲は頻繁にカラオケで歌われていますよね。
そんな東京事変の楽曲のなかでも、特にビブラートの練習としてオススメしたいのが、こちらの『能動的三分間』。
ジャジーな雰囲気にまとめられた本作は、意外にもビブラートの登場回数が多い作品です。
オーソドックスなビブラートというよりは、声をしぼりながらビブラートをかける、ジャズテイストのビブラートを練習できる作品なので、ぜひチェックしてみてください。
花束のかわりにメロディーを清水翔太

清水翔太さんの通算20作目のシングルで、2015年10月リリース。
テレビドラマ『デザイナーベイビー – 速水刑事、産休前の難事件 -』エンディングテーマに起用されていました。
バラード調の曲調と清水さんのちょっと少年っぽい歌声がとても印象的ですね。
ロングトーンの箇所でビブラートが効果的に使われているだけではなく、ボーカルメロディを曲線的に繋ぐように連続的に音程を変化させる歌唱も多用されていますので、音程を揺らす歌唱の研究材料、練習材料として最適な一曲になると思います。
この曲を通じて、豊かなビブラートの使い方を見いだしてみてください。
おわりに
ビブラートを出しやすい曲や練習曲を通じて、声に揺らぎを加える楽しさを感じていただけたでしょうか。
男性向けの曲も女性向けの曲も、自分の声質に合った一曲を見つけることが上達への近道です。
もちろん、ビブラートをかけやすい発音もありますが、焦らず心地よいと感じる範囲で繰り返し歌ってみてください。
少しずつ声がコントロールできるようになる瞬間は、きっと格別な喜びになるはずです。


