ビブラートの練習、参考にオススメの曲
歌モノ楽曲の中でも、ステキなビブラートの楽しめる曲ってすごく魅力的ですよね。
数ある歌唱表現の中でも、ビブラートは採点機能のあるカラオケの中でも採点基準の比重も高く、高得点を狙うならこれの習得は欠かせいと言っても過言ではないでしょう。
今回の記事では、そんな誰もが憧れるステキなビブラートの練習に最適と思われる楽曲たちを集めてみました。
もちろん専門的にビブラートを追求していくと、それだけで本が一冊書けるくらいの内容になってしまうので、ここでは詳細は割愛しますが、ビブラートを出しやすい曲の特徴としては、「ロングトーンが中心のメロディで構成されていること」「テンポが比較的スローでバラード調の曲であること」の2点が挙げられると思います。
本特集でもそんな傾向の楽曲を中心に集めてみました。
ここに挙げた各楽曲をビブラートの参考資料的にお使いいただけると幸いです。
ビブラートの練習、参考にオススメの曲(41〜50)
BeautifulSuperfly

Superfly、5作目のオリジナルアルバム『WHITE』収録曲で、アルバムは2015年5月27日リリース。
シングルカットはされていませんが、レコチョクの「レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞 2015年6月度」でダウンロード(シングル)部門、着うた部門の2部門を制覇、iTunesでも1位になるなど大ヒットを記録をしました。
アップテンポの壮大かつ壮大にアレンジされたバックトラックの上でボーカルの越智志帆さんのとてもダイナミックな歌唱の楽しめる一曲ですね。
比較的ソフトに歌われているAメロ部分で、比較的大きな時間軸で音程を揺らすビブラート唱法が巧みに使われています。
サビメロのロングトーンではストレートで力強いハイトーンが多用されているので、そのあたりの違いにもよく注意して聴いてみてください。
個人的には、間奏明けの少し演奏が静かになる箇所のロングトーンでのビブラートの使い方にとくに感銘を受けました。
このビブラートの使い方を習得できれば、きっとあなたの歌唱表現の幅も大きく広がりますよ!
エイミーTHE ORAL CIGARETTES

THE ORAL CIGARETTESのメジャー2作目のシングルで、2015年4月22日リリース。
とてもノリのいいアップテンポで耳なじみのいいメロディで作られている楽曲なので、男性ボーカルのロックソングの練習素材として、ビブラート以外にもたくさん得るものがある一曲なのではないでしょうか。
サビのロングトーンなどでのビブラートの使い方は少々クセが強いような気もしますが、音程の振れ幅の大きなビブラートの習得にとてもいいものではないでしょうか。
音量はキープした上で滑らかに次の音につなげられるように練習してみましょう!
奏(かなで)スキマスイッチ

スキマスイッチのセカンドシングルで2004年3月10日リリース。
非常にしっとりとしたバラードでボーカルメロディもゆったりとした大きなものなので、ビブラート唱法の研究素材としても最適な一曲になるのではないかと思います。
とくにサビのフレーズで聴けるファルセット(裏声)で歌われる部分でのビブラートのかけ方、音程変化のさせ方などはビブラートの練習素材としてとてもいいのではないかと思います。
これを再現するには発声のスムーズな切り替えの習得も必須となりますが、ぜひ練習してみてください!
ORION中島美嘉

中島美嘉さんの27作目のシングルで2008年11月12日リリース。
ドラマ『流星の絆』の挿入歌に使用されていました。
楽曲冒頭、アコースティックギター1本のバックでサビのメロディを歌われている箇所がありますが、このパートはビブラートによる微細な歌唱表現の参考にするのに最適なのではないかと思います。
音程は揺らせつつも発声が弱くなっていないところなんかは「さすが!!」ですね。
曲中、リズムインしてからのサビのロングトーンの処理の仕方との対比にも注目してみるとよりいいかもしれないですね。
サーチライト玉置浩二

玉置浩二さんの通算25作目のシングルで、2013年11月27日リリース。
玉置さんご自身が出演されたドラマ『東京バンドワゴン』のエンディング曲でした。
この楽曲を歌う玉置浩二さん、とても特徴のある歌い方をするシンガーさんですが、その彼の特徴のあるビブラートの使い方は、この曲のとくにAメロの低音で歌われている箇所で顕著に楽しめるのではないでしょうか。
この低音でのビブラートの使い方は、練習してみるときっと得られるものが多々あるような気がします。
またサビ後半部分あたりで聴ける一瞬出てくるファルセットの部分でのビブラートのかけ方なども参考になるところがたくさんあるでしょう。
楽曲そのものもとてもシンプルにアレンジされたスローバラードなので、ビブラートに限らずいろんな歌唱表現の参考素材として最適な一曲だと思います。
家族になろうよ福山雅治

福山雅治さんの通算27作目のシングルで2011年8月31日リリース。
リクルート結婚情報誌「ゼクシィ」CMソングfで、テレビ東京系バラエティ番組『家族になろう(よ)』イメージソングにも起用されて大ヒットを記録した楽曲です。
この楽曲のとくにサビの部分で福山さんは、大きな時間軸の中でスムーズに音程変化させるビブラートによる歌唱表現を聴かせてくれています。
このビブラートの使い方は歌の初心者の方にも比較的わかりやすいのではないかと思います。
ぜひフレーズの細かなところまでよく聴き込んで練習してみてください。
ロングトーンで音が伸ばされているところに着目して聴き込むと得られるものがたくさんあると思いますよ!
鱗秦基博

秦基博さんの2ndシングルで2007年6月6日リリース。
日本テレビ系夏ドキュ!『テージセー 〜1461日の記憶〜』イメージソングに起用されていました。
秦基博さんのとても男っぽい歌声がミディアムテンポのロックソングの中で躍動していますね。
一聴したところ、この楽曲の中で秦基博さんは、時間軸変化が比較的大きなビブラートを多用して楽曲の中の微細な表現をされていますね。
サビの高音で声を張って歌われている箇所のストレートな歌い方との対比に着目して研究してみましょう。