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ビブラートの練習、参考にオススメの曲

歌モノ楽曲の中でも、ステキなビブラートの楽しめる曲ってすごく魅力的ですよね。

数ある歌唱表現の中でも、ビブラートは採点機能のあるカラオケの中でも採点基準の比重も高く、高得点を狙うならこれの習得は欠かせいと言っても過言ではないでしょう。

今回の記事では、そんな誰もが憧れるステキなビブラートの練習に最適と思われる楽曲たちを集めてみました。

もちろん専門的にビブラートを追求していくと、それだけで本が一冊書けるくらいの内容になってしまうので、ここでは詳細は割愛しますが、ビブラートを出しやすい曲の特徴としては、「ロングトーンが中心のメロディで構成されていること」「テンポが比較的スローでバラード調の曲であること」の2点が挙げられると思います。

本特集でもそんな傾向の楽曲を中心に集めてみました。

ここに挙げた各楽曲をビブラートの参考資料的にお使いいただけると幸いです。

ビブラートの練習、参考にオススメの曲(41〜50)

Return To Myself浜田麻里

浜田麻里さんの9作目のシングルで1989年4月19日リリース。

その歌声と歌い方にとても特徴のある浜田さんのボーカルですが、その大きな特徴の一つが、音量、音程ともにダイナミックスに揺らせるビブラートの使い方にあるのではないかと思います。

浜田さんはもともとの歌唱力も非常に高く、また地声によるハイトーンもとても力強いため、この曲を歌う難易度はかなり高くなってしまいます。

しかし、それだけにこの曲を歌えるようになった時にはビブラートのみならずさまざまな歌唱テクニックが身についているはずです。

少々上級者向けのセレクトにはなってしまいますが、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

月光鬼束ちひろ

鬼束ちひろさんのセカンドシングルで、2000年8月9日リリース。

テレビ朝日系ドラマ『トリック』の主題歌に起用されていました。

全体的にピアノと歌を中心としたアコースティックなサウンドメイキングがされていることもあって、鬼束さんの素敵なビブラートを使った歌唱が存分に楽しめる一曲に仕上がっています。

サビメロなどを筆頭にメロディ展開にロングトーンが多用されているところなんかもビブラートの練習には最適な楽曲のひとつだと思います。

巧みに音程と音量を揺らして表現されている鬼束さんの歌唱をよく研究してみてください。

milk tea福山雅治

福山雅治 – milk tea (Full ver.)
milk tea福山雅治

優しいアコースティックサウンドが心地いい、福山雅治さんの『milk tea』、福山雅治さんの通算21枚目のシングルとして2006年5月にリリースされました。

TBS系バラエティ番組『恋するハニカミ!』4〜6月度テーマソングにも起用されていました。

とてもゆったりとしたテンポのバラードソングで、ボーカルメロディの中にもロングトーンで歌うところが多く感じるので、カラオケで歌ってもビブラートを出しやすいのではないでしょうか。

福山さんご自身の歌唱も、意図的に演出したビブラートというわけではなく、どちらかといえばナチュラルなビブラートが多いものとなっているので、あまり強くビブラートを意識せずに歌う方が、いい感じのビブラートを出せるかもしれないですね。

三日月絢香

絢香さんの4作目のシングルで、2006年9月27日リリース。

デビュー当初からその歌唱力を高く評価されていた絢香さんですが、その高い歌唱力、歌唱表現力はこのバラード曲でも健在。

本稿のテーマであるビブラートに着目して聴いてみても、サビのミックスボイス〜ファルセットで歌われる高音箇所で聴けるビブラートによる表現は、とても秀逸だと思います。

2コーラス目終了後のいわゆるDメロの力強い歌唱部分との対比等に注目して聴いてみるとさまざまな発見があるのではないでしょうか。

StoryAI

AIさんの通算12作目のシングルで2005年5月18日リリース。

少しハスキーな歌声が魅力のAIさんが情感たっぷりに歌い上げるバラードの名曲ですね。

ボーカルメロディもロングトーンを多用した大きな流れを持つもので、そのメロディの中でAIさんはステキなビブラート唱法を披露してくれています。

バックトラックもシンプルなアレンジでボーカルパートの細かな表現も非常に聞きやすい仕上げとなっており、ビブラートの研究素材として最適な一曲だと思います。

Aメロ部分での静かで微細な音の揺らし方と大サビでのストレートに伸ばして歌われているロングトーンの対比などもこの曲の楽しみどころのひとつですね!

一人で生きていたならばSUPER BEAVER

SUPER BEAVER 「ひとりで生きていたならば」 MV
一人で生きていたならばSUPER BEAVER

SUPER BEAVERの12作目のシングルで、2020年6月10日リリース。

同時収録曲『ハイライト』と両A面のような扱いでリリースされているようですね。

ロングトーンによるボーカルメロディが多用された楽曲で、どこでビブラートが使われているのかも聴いていてとてもわかりやすい楽曲なので、ビブラート唱法の練習曲として最適な一曲だと思います。

とくに楽曲冒頭、アカペラで歌われている部分はビブラートの使われ方もとてもわかりやすいので、よく聴いて研究してみてくださいね。

サビやDメロパートでは高音のロングトーンがたくさん出てきますから、歌声は揺らしつつも声の張りは失わないように注意して練習しましょう。

エイミーTHE ORAL CIGARETTES

THE ORAL CIGARETTES 「エイミー」 Music Video
エイミーTHE ORAL CIGARETTES

THE ORAL CIGARETTESのメジャー2作目のシングルで、2015年4月22日リリース。

とてもノリのいいアップテンポで耳なじみのいいメロディで作られている楽曲なので、男性ボーカルのロックソングの練習素材として、ビブラート以外にもたくさん得るものがある一曲なのではないでしょうか。

サビのロングトーンなどでのビブラートの使い方は少々クセが強いような気もしますが、音程の振れ幅の大きなビブラートの習得にとてもいいものではないでしょうか。

音量はキープした上で滑らかに次の音につなげられるように練習してみましょう!