ビブラートの練習、参考にオススメの曲
歌モノ楽曲の中でも、ステキなビブラートの楽しめる曲ってすごく魅力的ですよね。
数ある歌唱表現の中でも、ビブラートは採点機能のあるカラオケの中でも採点基準の比重も高く、高得点を狙うならこれの習得は欠かせいと言っても過言ではないでしょう。
今回の記事では、そんな誰もが憧れるステキなビブラートの練習に最適と思われる楽曲たちを集めてみました。
もちろん専門的にビブラートを追求していくと、それだけで本が一冊書けるくらいの内容になってしまうので、ここでは詳細は割愛しますが、ビブラートを出しやすい曲の特徴としては、「ロングトーンが中心のメロディで構成されていること」「テンポが比較的スローでバラード調の曲であること」の2点が挙げられると思います。
本特集でもそんな傾向の楽曲を中心に集めてみました。
ここに挙げた各楽曲をビブラートの参考資料的にお使いいただけると幸いです。
ビブラートの練習、参考にオススメの曲(31〜40)
レンズ幾田りら

音楽ユニット、YOASOBIのシンガー、ikuraさんとしても活躍する幾田りらさんの通算6作目の配信シングルでリリースは2022年6月。
りらさんの非常に心地いい高音成分を多く含んだ歌声が存分に楽しめる美しいバラード曲ですね。
やはりこういう、ゆったりとして大きなフレーズを中心に作られている曲は、一般の方がカラオケ等で歌ってもビブラートを出しやすいのではないでしょうか。
サビパートなんかはとてもわかりやすいですが、その他の部分でも多彩なビブラートが楽しめる楽曲となっていますので、原曲をよく聴いて再現してみてくださいね。
花束を君に宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの配信限定楽曲で2016年4月15日リリース。
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌でした。
ピアノとストリングスを中心のシンプルなアレンジで仕上げられたミディアムテンポのバラードになっています。
ボーカルメロディもとてもシンプルでわかりやすく、それだけに宇多田さんのビブラートをはじめ多彩な歌唱表現を駆使した歌が楽しめる一曲です。
ぜひロングトーンでの音程、音量の揺らせ方に注目して聴いてみてください。
たくさんの発見があると思いますよ!
さよならの代わりにJUJU

JUJUさんの通算16作目のシングルとして2011年4月にリリースされた『さよならの代わりに』。
NTV系「スッキリ!」のテーマソング、「レコチョク」の CMソングに起用されていました。
ミドルテンポの少し切ないメロディとアレンジが心に沁みる楽曲となっています。
そんな楽曲の「切なさ」を演出するのに重要な要素になっているのが、JUJUさんのステキなビブラートを多用した歌唱表現で、特にサビの後半などで使われているビブラートはとても秀逸だと思います。
ボーカルメロディで使われている音域が広いので、少々上級者向けのセレクトになってしまうかもしれませんが、ロングトーン箇所でのビブラートなんかはとてもマネして歌いやすいと思うので、ぜひこの曲を練習して、お友だちにあなたのステキなビブラートを披露してみてくださいね!
StoryAI

AIさんの通算12作目のシングルで2005年5月18日リリース。
少しハスキーな歌声が魅力のAIさんが情感たっぷりに歌い上げるバラードの名曲ですね。
ボーカルメロディもロングトーンを多用した大きな流れを持つもので、そのメロディの中でAIさんはステキなビブラート唱法を披露してくれています。
バックトラックもシンプルなアレンジでボーカルパートの細かな表現も非常に聞きやすい仕上げとなっており、ビブラートの研究素材として最適な一曲だと思います。
Aメロ部分での静かで微細な音の揺らし方と大サビでのストレートに伸ばして歌われているロングトーンの対比などもこの曲の楽しみどころのひとつですね!
fragileEvery Little Thing

Every Little Thingの17枚目のシングルで2001年1月1日リリース。
フジテレビ系列テレビ番組『あいのり』主題歌にも採用されていました。
大きなメロディを主体に構成されたスローバラードの楽曲になっていて、ロングトーンで音程を揺らしてビブラートをかける時の参考素材としてお使いいただける一曲ではないかなと思います。
ボーカルの持田さんの歌唱も全体的にとても素直で素朴なもので、ボーカルメロディで使用されている音域もさほど広くないので、歌うことにまだあまり慣れていない初心者の方の練習素材としても最適なものになるでしょう。
ビブラートの練習、参考にオススメの曲(41〜50)
ANOTHER WORLDGACKT

Gacktさんの通算9作目のシングルで、2001年9月5日リリース。
アップテンポのロックソングですが、サビのメロディはロングトーン主体の大きなメロディで作られており、またそのサビのフレーズの語尾の部分でのGacktさんの大きく音を揺らせるビブラートの掛け方は、比較的初心者の方向けの練習素材としても最適なのではないかと思います。
ロングトーンの終わりに向かってがだんだん細かいビブラートをかけていく感じを再現できるように練習してみてください。
一人で生きていたならばSUPER BEAVER

SUPER BEAVERの12作目のシングルで、2020年6月10日リリース。
同時収録曲『ハイライト』と両A面のような扱いでリリースされているようですね。
ロングトーンによるボーカルメロディが多用された楽曲で、どこでビブラートが使われているのかも聴いていてとてもわかりやすい楽曲なので、ビブラート唱法の練習曲として最適な一曲だと思います。
とくに楽曲冒頭、アカペラで歌われている部分はビブラートの使われ方もとてもわかりやすいので、よく聴いて研究してみてくださいね。
サビやDメロパートでは高音のロングトーンがたくさん出てきますから、歌声は揺らしつつも声の張りは失わないように注意して練習しましょう。