ビブラートの練習、参考にオススメの曲
歌モノ楽曲の中でも、ステキなビブラートの楽しめる曲ってすごく魅力的ですよね。
数ある歌唱表現の中でも、ビブラートは採点機能のあるカラオケの中でも採点基準の比重も高く、高得点を狙うならこれの習得は欠かせいと言っても過言ではないでしょう。
今回の記事では、そんな誰もが憧れるステキなビブラートの練習に最適と思われる楽曲たちを集めてみました。
もちろん専門的にビブラートを追求していくと、それだけで本が一冊書けるくらいの内容になってしまうので、ここでは詳細は割愛しますが、ビブラートを出しやすい曲の特徴としては、「ロングトーンが中心のメロディで構成されていること」「テンポが比較的スローでバラード調の曲であること」の2点が挙げられると思います。
本特集でもそんな傾向の楽曲を中心に集めてみました。
ここに挙げた各楽曲をビブラートの参考資料的にお使いいただけると幸いです。
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ビブラートの練習、参考にオススメの曲(51〜60)
ありがとういきものがかり

いきものがかりの通算18作目のシングルで2010年5月5日リリース。
2010年度上半期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌として書き下ろされました。
ボーカルの吉岡聖恵さんの高次倍音成分を多く含んだキラキラとした歌声がシンフォニックなアレンジの上で存分に楽しめるバラード楽曲ですね。
彼女の歌唱はどちらかと言えばストレートな歌唱が多く、この楽曲の中でもあまりビブラートを多用した歌唱はされていないように感じますが、サビのロングトーンで歌われるなどではしっかりとビブラートも使われているので、これからビブラートを習得しようとしている方の練習素材としては最適な一曲なのではないでしょうか。
特にサビのハイトーンになるところのロングトーンに注目して研究してみてください。
桜コブクロ

コブクロの12枚目のシングルで2005年11月2日リリース。
フジテレビ系ドラマ『Ns’あおい』の主題歌にも採用されていました。
非常に彼ららしい、とてもアコースティックでシンプルなサウンドのバラード曲で、ボーカルメロディにロングトーンも多用されているので、楽曲中でのビブラートによる表現の使い方もとても分かりやすいのではないでしょうか。
まずはご本人たちの歌い方を正確に真似てみるところから始めてみるといいと思います。
TONIGHT三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

三代目 J SOUL BROTHERS デビュー10周年アニバーサリー作品として制作された作品で、リリースは2021年6月16日。
複数のシンガーさんによるさまざまな歌唱が楽しめる楽曲になっていて、なかなかビブラートだけに着目して解説するのが難しいのですが、楽曲中、ファルセットボイスのロングトーンを中心に歌われているパートは男性がビブラート唱法の習得のための練習素材として使うには最適なものになるでしょう。
PRIDE今井美樹

今井美樹さんの12枚目のシングルで、1996年11月4日リリース。
テレビドラマ、『ドク』の主題歌にも起用され、本稿執筆の2022年現在でも今井美樹さん最大のヒット曲となっているようです。
さて、この今井美樹さんの歌唱の中でのビブラートの使い方ですが、ロングトーンの中での特に音程を揺らす時の下降の仕方にとても特徴があるように思います。
ロングトーンの後の次の音に可変的にスムーズに音をつなげるためのビブラート表現と言いましょうか……。
そのあたりに着目して聴いていただけると、この曲を習得するためのヒントになってくるのではないでしょうか。
ビブラートの練習、参考にオススメの曲(61〜70)
M八七米津玄師

映画『シン・ウルトラマン』のテーマソングとして書き下ろされた米津玄師さんの楽曲で、リリースは2022年5月。
米津玄師さんのステキな歌声とビブラートを巧みに使った歌唱表現がたっぷりと楽しめる楽曲となっています。
カラオケネタとして考えた場合には、決して歌うのがやさしい曲ではありませんが、曲のテンポ的にもゆったりとしていて、大きな譜割りのメロディーやロングトーンが多用されているので、一般の方でも比較的ビブラートを出しやすいのではないかなという気がします。
特に楽曲後半の所謂Dメロパートで聴ける段々とビブラートが細かくなっていく歌唱はとても秀逸で、ビブラートの練習素材としても最適な一曲なので、ぜひこの曲でビブラートの練習をしてみてください。
Time goes byEvery Little Thing

Every Little Thingの8枚目のシングルで1998年2月11日リリース。
ミディアムテンポの比較的大きな流れを持つボーカルメロディで構成されている楽曲なので、サビのパートなどでボーカルのロングトーンも多用されているので、ビブラート習得のための練習素材としても最適なのではないでしょうか。
特にサビの最後の歌詞にタイトルが歌われているところの大きなビブラートなんかは、音をスムーズに繋げつつ音程を揺らせるビブラートをつけやすいところだと思いますので、初心者の方にもぜひこの曲で練習してみていただきたいと思います。
明るい声を保ちつつ音程だけを比較的大きめに揺らせて歌うのが、いい感じで歌う上でのコツになってくるでしょう。
EverythingMISIA

MISIAさんの7作目のシングルで、2000年10月25日リリース。
シンフォニックなストリングスアレンジとローズエレピによる上品なバックトラックの上にMISIAさんの表現力豊かなボーカルが映えるバラードの佳曲となっています。
MISIAさんのビブラートは、ロングトーンの最初の方はストレートに歌って、徐々にビブラートを細かくしていくところが特徴のように感じました。
女性ボーカルのバラード楽曲の中でも、ビブラートの習得、研究材料としても最適な一曲だと思いますので、ぜひ習得してカラオケ等で挑戦してみてください。





