バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ
大人になった今でも、いつかバイオリンを優雅に弾きこなしてみたい……そんな風に思われている方は多いのではないでしょうか。
一念発起してバイオリンを購入、さあ実際に弾いてみようとなった際に練習用の選曲はとても重要です。
おもしろみを感じられなかったら楽器練習は続きませんし、かといって難しすぎてもすぐに諦めてしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、バイオリン初心者さんの練習にぴったりな曲をまとめてみました!
クラシックの名曲はもちろん、ポピュラー音楽からバイオリン演奏に好まれている人気曲なども含めてピックアップ。
人気曲ばかりですし、初心者向けにアレンジされた楽譜も多く発売されているから安心ですよ。
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バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ(1〜10)
ちょうちょうスペイン民謡

バイオリン初心者にぴったりな練習曲といえば、ドイツの童謡を原曲とする日本の唱歌がおすすめです。
明るく軽快なメロディーが特徴で、子供たちにも親しまれている本作は、1881年に文部省が発行した『小学唱歌集』初編に掲載されました。
野村秋足が作詞し、蝶が菜の葉から桜の花へと飛び回る様子を描いた歌詞は、自然との調和や季節の移り変わりを感じさせます。
シンプルで親しみやすいメロディーと歌詞で、バイオリンの基本的な演奏技術を身につけたい方に最適です。
優雅な音色を目指して、ゆっくりと丁寧に練習してみましょう。
メヌエット ト長調Ludwig van Beethoven

クラシック音楽の巨匠ベートーヴェンが作曲したこの曲は、バイオリンを始めたばかりの方におすすめです。
優雅なメヌエットの3拍子のリズムに乗って、美しい旋律を奏でていきましょう。
1795年頃に作曲されたこの作品は、ベートーヴェンの初期の作品ながら、その才能が光る名曲です。
繊細で優雅な旋律線が特徴的で、聴く人の心を和ませてくれます。
映画やテレビ番組でも使用されるほど親しみやすい曲なので、練習のモチベーションも上がりますよ。
ゆっくりと丁寧に練習を重ねて、ベートーヴェンの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
G線上のアリアJ.S.Bach

バロック音楽の巨匠、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが手掛けた名作。
穏やかな展開や絶妙な和音構成が、上品で優美な雰囲気を醸し出す珠玉の一曲です。
本作は、バッハがコーテン宮廷に仕えていた1731年頃に作曲されたとされています。
美しいメロディーと和声により、多くの聴衆に愛されているこの楽曲。
バイオリン初心者の方にもおすすめで、シンプルな左手の動きに集中しながら、豊かな表現力を磨くことができるでしょう。
結婚式などのセレモニーにも適した、心に響く名曲です。
バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ(11〜20)
ひまわり葉加瀬太郎

バイオリンに挑戦される初心者の方にオススメしたいのが、葉加瀬太郎さんによる『ひまわり』です。
この曲は、心が温まるメロディとゆっくりとしたテンポで、バイオリンの響きを存分に楽しめます。
葉加瀬太郎さんはその卓越した演奏技術と作曲能力で知られ、Céline Dionの『To Love You More』など、多彩な曲で聴衆を魅了してきました。
『ひまわり』は、その名が暗示するように、あこがれや希望を音に込め、演奏者にも聴く人にもポジティブなメッセージを発信します。
この作品は、バイオリンの練習を始めたばかりの方にも弾きやすく、楽しさを感じながら技術を磨いていけるでしょう。
ドイツの子守歌ねむれよい子よ庭や牧場に(モーツァルトの子守歌)

ドイツの子守歌として知られるこの曲は、穏やかで優しい旋律が特徴です。
長らくモーツァルトの作品とされてきましたが、実際にはベルンハルト・フリースが作曲し、フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ゴッターが作詞したことが明らかになっています。
18世紀後半に作られたこの曲は、夜の静寂と自然の安らぎを背景に、子供に対して優しく眠りを促す歌詞が印象的です。
本作は、シンプルなメロディーラインと和音進行で構成されており、バイオリン初心者の方でも取り組みやすい曲といえるでしょう。
2005年公開の日本映画『ローレライ』では主題歌として使用され、多くの人々の心に響きました。
クラシック音楽に興味のある方や、穏やかな曲を練習したい方におすすめの1曲です。
いつも何度でも木村弓

スタジオジブリの名作映画『千と千尋の神隠し』の主題歌を担当した木村弓さんの楽曲を紹介します。
大阪府出身の歌手・作曲家である木村さんは、16歳でアメリカに単身留学し、カリフォルニア州立大学でピアノを専攻。
帰国後は声楽家を目指しましたが、健康問題で一時断念。
その後、瞑想や身体と心の関係について学びながら、新たな音楽の道を模索しました。
本作は、夢や希望、人生の繰り返しをテーマにした深いメッセージを含んでおり、聴く人の心を癒やし、勇気づける力を持っています。
2001年7月にリリースされたこの曲は、バイオリン初心者の方にもおすすめです。
優しいメロディーと心に響く歌詞で、練習のモチベーションを高めてくれるでしょう。
バイオリンでフラットの曲を練習するには臨時記号の知識が必要です。
音階練習の癖でファにシャープをつけないようにしましょう。
レミファの部分が狭くなります。
メロディー自体はシンプルなのですぐに出来るようになりますよ!
ユーモレスクAntonín Dvořák

チェコのロマン派音楽の作曲家、アントニン・ドヴォルザークによる軽快な旋律が特徴的な楽曲ですね。
1894年の夏に書かれたこの曲は、ドヴォルザークがアメリカ滞在中に着想を得たものです。
ピアノのために作られましたが、バイオリン編曲版も人気があります。
本作には温かみと懐かしさが込められており、演奏する楽しさを感じられるでしょう。
聴く人の心を豊かにしてくれる魅力的な曲なので、バイオリンの練習にぴったりです。
ヴァイオリニストのフリッツ・クライスラーによる編曲版も有名ですよ。