バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ
大人になった今でも、いつかバイオリンを優雅に弾きこなしてみたい……そんな風に思われている方は多いのではないでしょうか。
一念発起してバイオリンを購入、さあ実際に弾いてみようとなった際に練習用の選曲はとても重要です。
おもしろみを感じられなかったら楽器練習は続きませんし、かといって難しすぎてもすぐに諦めてしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、バイオリン初心者さんの練習にぴったりな曲をまとめてみました!
クラシックの名曲はもちろん、ポピュラー音楽からバイオリン演奏に好まれている人気曲なども含めてピックアップ。
人気曲ばかりですし、初心者向けにアレンジされた楽譜も多く発売されているから安心ですよ。
- 【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選
- バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
- 女性におすすめのクラシックの名曲
- クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【ロック】初心者でも挑戦しやすいバンド系ボカロ曲【簡単】
- バイオリンを始めたい!バイオリンの値段ってどれくらい?
- ボレロの名曲。おすすめのボレロ形式の人気曲と名演
- バレエ音楽の名曲|定番のクラシックを紹介
- François Couperinの人気曲ランキング【2025】
- 音楽教室の先生が教える!バイオリンの正しい構え方
- 【ピアノ×ボカロ】初心者でも簡単に弾けるおすすめ曲をピックアップ
バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ(11〜20)
ドイツ民謡かえるのうた

ドイツ民謡を原曲とする日本の童謡『かえるの合唱』は、音楽教育の現場で広く活用されています。
シンプルなメロディと歌詞、そして輪唱形式が特徴で、バイオリン初心者の練習曲としても最適です。
カエルの鳴き声を模倣する部分は、楽しみながら音楽への興味を引き出す要素となっています。
1947年の国定教科書に採択され、世代を超えて親しまれてきました。
本作は、音程やリズムの基本を学びつつ、表現力も磨ける曲です。
バイオリンを始めたばかりの方にもおすすめですよ。
JR東日本の龍ケ崎市駅では、発車メロディとして採用されているそうです。
メヌエット ト長調Ludwig van Beethoven

クラシック音楽の巨匠ベートーヴェンが作曲したこの曲は、バイオリンを始めたばかりの方におすすめです。
優雅なメヌエットの3拍子のリズムに乗って、美しい旋律を奏でていきましょう。
1795年頃に作曲されたこの作品は、ベートーヴェンの初期の作品ながら、その才能が光る名曲です。
繊細で優雅な旋律線が特徴的で、聴く人の心を和ませてくれます。
映画やテレビ番組でも使用されるほど親しみやすい曲なので、練習のモチベーションも上がりますよ。
ゆっくりと丁寧に練習を重ねて、ベートーヴェンの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
エトピリカ葉加瀬太郎

バイオリンを始めたて向けにヴァイオリニスト葉加瀬太郎さんの名曲「エトピリカ」を紹介します。
この曲はバイオリンの曲で、優しく美しく奏でられる音色にうっとりします。
「エトピリカ」のテーマの部分はハイポジションで弾けば音色もいいでしょうが、そうでなくても楽譜より最初はオクターブ下で、気持ちを込めて弾いたらいい雰囲気が出せるのではないでしょうか。
シャープ2個のニ長調はピアノで弾くと「うわ、シャープだ」と思うかもしれませんが、バイオリンの場合は開放弦から音階で弾ける調なので弾きやすいのです。
まずはテーマの部分を繰り返し練習し、少しずつ間奏の部分もチャレンジしましょう。
頑張って練習して再度テーマに戻ってきたときに感動がありますね。
タイスの瞑想曲Jules Massenet

19世紀フランスを代表する作曲家が手掛けたオペラからの一曲です。
優雅で美しいメロディは多くの人の心を捉え、バイオリン演奏の定番曲として親しまれています。
オペラの物語における主人公の心の変化を表現した楽曲で、聴く人の心に静かに語りかけるような力を持っていますね。
初心者向けにアレンジされた楽譜も多く発売されていますから、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
1894年にパリで初演されて以来、多くの人々に愛され続けているこの名曲。
演奏を通じて、曲に込められた深い感情を表現してみてください。
ドイツの子守歌ねむれよい子よ庭や牧場に(モーツァルトの子守歌)

ドイツの子守歌として知られるこの曲は、穏やかで優しい旋律が特徴です。
長らくモーツァルトの作品とされてきましたが、実際にはベルンハルト・フリースが作曲し、フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ゴッターが作詞したことが明らかになっています。
18世紀後半に作られたこの曲は、夜の静寂と自然の安らぎを背景に、子供に対して優しく眠りを促す歌詞が印象的です。
本作は、シンプルなメロディーラインと和音進行で構成されており、バイオリン初心者の方でも取り組みやすい曲といえるでしょう。
2005年公開の日本映画『ローレライ』では主題歌として使用され、多くの人々の心に響きました。
クラシック音楽に興味のある方や、穏やかな曲を練習したい方におすすめの1曲です。
シチリアーナGabriel Urbain Fauré

フランスが誇る作曲家ガブリエル・フォーレの作品は、初めてバイオリンに触れる方にもおすすめです。
1893年に作曲された本作は、もともとモリエールの戯曲のために書かれましたが、後にチェロとピアノ用に編曲されました。
ゆったりとした6/8拍子で、短調の美しいメロディーが特徴的です。
演奏時間は約4分と短めで、技巧的な難しさもないので、バイオリン初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。
フォーレの繊細な感性が表現された本作を通して、クラシック音楽の魅力に触れてみませんか?
バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ(21〜30)
ミュゼットJ.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの作品には、初心者にもおすすめな楽曲がたくさんあります。
『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』に収められたこの曲は、バロック時代の温かみのある音色が特徴的。
聴く人を幸せな気分にさせる明るい旋律は、バッハらしさが溢れています。
1725年に初めて公開されたこの作品は、基本的な弓のコントロールや左手の動きを学ぶのに最適。
楽しみながらスキルアップを図れる曲なので、バイオリンをこれから始める方にぴったりです。
優雅な音色に憧れる方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。






