RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽

バロック時代の偉大な作曲家でありヴァイオリニストであったアントニオ・ヴィヴァルディのおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。

ヴィヴァルディは生前当時台頭しつつあった協奏曲のスタイルを発展させ、オーケストレーション、ヴァイオリン技法、標題音楽の多くをヨーロッパ中の音楽家に影響を与えていきました。

全盛期過ぎて一時期は音楽的評価も衰退するのですが、近年の学術研究と演奏家により再評価され、今もなお新たな作品が発見されたりして多くの影響を与えています。

ヴィヴァルディを聞くときはよく耳を澄ませて聞いてみましょう。

あなたの発見が世紀の大発見になるかも知れません。

ぜひお聞きください。

もくじ

ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽(21〜40)

「四季」より「春」第1楽章Antonio Vivaldi

Vivaldi, The Four Seasons, Spring (La Primavera), 1st movement
「四季」より「春」第1楽章Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディが描く春の情景が、音楽を通じて鮮やかに蘇ります。

小鳥たちのさえずりや、そよ風、小川のせせらぎ、そして突然の雷雨。

自然の移ろいを巧みに表現した本作は、聴く人の心に春の訪れを感じさせてくれます。

1725年に出版された『和声と創意の試み』の一部として世に送り出された本作。

映画やCMなど、さまざまな場面で使用され、多くの人々に親しまれています。

卒業式のBGMとしても最適で、新たな門出を迎える子供たちの背中を優しく押してくれるような、希望に満ちた曲調が心に響きます。

ラルゴAntonio Vivaldi

Antonio Vivaldi – Violin Concerto in A Minor, Rv 356: II. Largo
ラルゴAntonio Vivaldi

ヴィヴァルディによって作曲されたヴァイオリン協奏曲集「四季」の第4曲「冬」の第2楽章です。

それぞれの楽章にはイタリア語のソネット(定型詩)がついていて、ラルゴには「炉端で静かに満ち足りた日々を送り、その間、外では雨が万物をうるおす」となっています。

ヴァイオリン協奏曲イ短調Antonio Vivaldi

Vivaldi: Violin Concerto A minor RV 356 · André Rebacz · Horst Sohm / virtuoso version
ヴァイオリン協奏曲イ短調Antonio Vivaldi

17世紀のヴェネツィアで生まれたバロック音楽の巨匠、アントニオ・ヴィヴァルディは、その情熱的で劇的な音楽で多くの人々を魅了しました。

1711年に出版された『調和の霊感』作品3の第6番である本作は、独奏ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音による三楽章構成の協奏曲です。

急–緩–急のテンポで展開され、第一楽章の活気がある旋律や第二楽章の抒情的なメロディが心に深く響きます。

独奏ヴァイオリンの技巧的なパッセージと合奏との絶妙な掛け合いが、ヴィヴァルディの革新的な作曲技法を感じさせます。

ヴィヴァルディの音楽を感じたい方や、バロックの美しい調べを楽しみたい方におすすめです。

ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8(四季)第4曲「冬」Antonio Vivaldi

バロック時代を代表する作曲家アントニオ・ヴィヴァルディ作曲の『ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8』。

『四季』というタイトルで親しまれているこの作品は春夏秋冬の4つの楽章に分かれており、第4楽章の『冬』では、寒さに人々が身震いしている様子や、厳しい冬を乗り越え春の気配が訪れる様子が描かれています。

もとは管弦楽作品ですが、ピアノの鋭くストレートな音色での演奏もかっこいいですよね。

原曲と聴き比べてみるのもオススメですよ。

「四季」の「春」よりAntonio Vivaldi

ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 高音質 FULL
「四季」の「春」よりAntonio Vivaldi

誰もが一度は聴いたことがあると思います。

式典を想起させ、神聖さを感じさせます。

硬派な曲のイメージかもしれませんが、人生最大のイベントが素晴らしい思い出に。

何年か経って何かの機会でまたこの曲を耳にした時……感慨深いものがあるはずです。

シンフォニア ロ短調「聖なる墓で」RV.169Antonio Vivaldi

シンフォニアとは、バロック期(17世紀初頭~18世紀半ばまで)にオペラの劇中で歌唱を伴わない器楽の合奏を指します。

悲しくも美しい旋律がゆっくりしたテンポで進行し、静かに聴く者の心を包み込みます。

まるで教会音楽にも通じる精神性を感じさせる一曲。