ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽
バロック時代の偉大な作曲家でありヴァイオリニストであったアントニオ・ヴィヴァルディのおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。
ヴィヴァルディは生前当時台頭しつつあった協奏曲のスタイルを発展させ、オーケストレーション、ヴァイオリン技法、標題音楽の多くをヨーロッパ中の音楽家に影響を与えていきました。
全盛期過ぎて一時期は音楽的評価も衰退するのですが、近年の学術研究と演奏家により再評価され、今もなお新たな作品が発見されたりして多くの影響を与えています。
ヴィヴァルディを聞くときはよく耳を澄ませて聞いてみましょう。
あなたの発見が世紀の大発見になるかも知れません。
ぜひお聞きください。
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ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽(1〜10)
ヴァイオリン協奏曲イ短調 RV.356Antonio Vivaldi

1711年に出版したアントニオ・ヴィヴァルディが作曲した合奏曲集「調和の幻想」に収録された作品。
軽やかに走り抜けるような急テンポで進む第一楽章の後、ゆったりした第二楽章が挟み込まれ、第3楽章では急激で情熱的なテンポを取り戻し、劇的に終結します。
冒頭から最後まで一音たりとも聞き逃したくないほど魅力的な旋律を持った一曲です。
グローリア ニ長調 RV.589Antonio Vivaldi

バロック時代の巨匠アントニオ・ヴィヴァルディによる宗教音楽の傑作です。
1715年頃にヴェネツィアの孤児院で作曲されたと言われる本作は、12の楽章から構成される壮大な合唱曲。
躍動感があふれる合唱と繊細な独唱が交錯し、神への賛美と栄光を讃える内容となっています。
ヴィヴァルディの才能が存分に発揮された本作は、約200年間忘れられていましたが、1939年の再演を機に世界中で愛されるようになりました。
映画『シャイン』でも使用されており、クラシック音楽に興味のある方にぜひおすすめしたい一曲です。
2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV.531Antonio Vivaldi

2台の独奏チェロが冒頭から激しい掛け合いをするドラマティックな作品です。
コンチェルトといえばピアノやヴァイオリンとオーケストラというように一つの楽器と協奏することが多いのですが、アントニオ・ヴィヴァルディ唯一のチェロによる二重協奏曲となっています。
一般的には「四季」ほど有名ではありませんが、チェロ奏者の間ではよく知られた名曲で、国内外の名チェロ演奏家がレパートリーとしているそうです。
ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽(11〜20)
弦楽のための協奏曲 ハ長調「フランス風」RV.117Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディは1678年に生まれのイタリアの作曲家で、その生涯で数多くの協奏曲を書き上げており、ヴィヴァルディの独自性をもっとも良くあらわすジャンルとして知られています。
この楽曲もヴィヴァルディが得意とする協奏曲の一つ。
弦楽と通奏低音で構成されており、宮廷音楽のような優雅さをまとっています。
ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV.444Antonio Vivaldi

「赤毛の司祭」の異名を持つ作曲家アントニオ・ヴィヴァルディが作曲した、ピッコロのための協奏曲です。
本作は1720年代後半に作られた3つの協奏曲の1つで、明るく軽快な音色が特徴です。
3つの楽章からなり、技巧的な旋律や華やかな装飾が聴きどころ。
ピッコロの魅力を存分に引き出した曲調は、聴く人の心を弾ませます。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、明るい気分になりたい方にもおすすめ。
ヴィヴァルディの才能が光る本作で、心躍る音楽の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
フルート協奏曲ト短調「夜」(La notte)RV.439、作品10-2Antonio Vivaldi

全6楽章から構成されたフルート協奏曲で、もともとはリコーダーのために作曲された作品です。
アレグロなど疾走感ある楽章もあるのですが、表題の「夜」の名が示す通り、第二楽章は「幽霊」、第五楽章は「眠り」との副題がつけられており、静けさと幻想的な雰囲気が漂う作品となっています。
古典的な名作の一つです。
2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV.522Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディが1711年に発表した協奏曲集「調和の霊感」の中の一曲です。
2つのヴァイオリンが奏でる美しい旋律が特徴的で、急-緩-急の3楽章構成になっています。
第1楽章と第3楽章では躍動感があふれる音楽が展開され、第2楽章では穏やかな旋律が聴く人の心を癒してくれます。
本作はヴィヴァルディの革新的な音楽スタイルが光る一曲で、後のバッハにも大きな影響を与えました。
クラシック音楽が好きな人はもちろん、バロック音楽に興味がある人にもおすすめの曲です。
優雅な雰囲気の中にも情熱的な表現が息づいており、聴く人を魅了してやみません。





