ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽
バロック時代の偉大な作曲家でありヴァイオリニストであったアントニオ・ヴィヴァルディのおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。
ヴィヴァルディは生前当時台頭しつつあった協奏曲のスタイルを発展させ、オーケストレーション、ヴァイオリン技法、標題音楽の多くをヨーロッパ中の音楽家に影響を与えていきました。
全盛期過ぎて一時期は音楽的評価も衰退するのですが、近年の学術研究と演奏家により再評価され、今もなお新たな作品が発見されたりして多くの影響を与えています。
ヴィヴァルディを聞くときはよく耳を澄ませて聞いてみましょう。
あなたの発見が世紀の大発見になるかも知れません。
ぜひお聞きください。
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ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽(51〜60)
「四季」の「春」よりAntonio Vivaldi

誰もが一度は聴いたことがあると思います。
式典を想起させ、神聖さを感じさせます。
硬派な曲のイメージかもしれませんが、人生最大のイベントが素晴らしい思い出に。
何年か経って何かの機会でまたこの曲を耳にした時……感慨深いものがあるはずです。
「四季」第1曲「春」Antonio Vivaldi

バロック時代の作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディの代表作である『四季』。
なかでも第1曲『春』は、春の訪れを感じさせる華やかで温かみあふれる雰囲気が魅力的な作品で、テレビCMをはじめとするさまざまな場面で使用されています。
もとは管弦楽作品ですので、ピアノの楽譜はアレンジによって雰囲気も難易度もかなり異なります。
今回ご紹介しているものは、なかでも非常にシンプルな編曲ですので、やや寂しい印象に聴こえてしまうかも……。
より原曲に近いアレンジにも積極的に挑戦してみてくださいね。
マンドリン協奏曲 第1楽章Antonio Vivaldi

弦楽器マンドリンのためにヴィヴァルディが作曲した曲です。
映画「クレイマー・クレイマー」の挿入曲として有名になりました。
日本でもCM等のBGMでよく使われています。
2つのマンドリンで演奏するために作られた曲ですが、ヴァイオリン等、他の楽器で演奏されることも多いです。
ヴァイオリン協奏曲ホ長調「四季」より「春」第1楽章Antonio Vivaldi


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この「集団行動TOP」篇は、日本体育大学の有名な集団行動の演技の一つである、交差する行進を大きな交差点でおこなっている映像が流れる少しシュールな仕上がり。
さらにその妙な雰囲気を高めているのがBGMとして流れているヴィヴァルディの『「四季」より「春」』です。
誰しもが聴きなじみのあるクラシックの名曲の美しさと、シュールな映像の組み合わせがなんとも言えず、強く印象に残ります。
四季”夏”Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディの「四季」で最も有名なものは「春」ですが、ここで紹介する夏も四季を表す素敵な曲となっています。
ヴァイオリンによって表現される夏は、ただ暑苦しい夏ではなく暑さの中に軽やかな気持ちを芽生えさせてくれるでしょう。
4つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 RV.549Antonio Vivaldi

合奏曲集「調和の霊感(調和の幻想)」の第1曲として収められた作品。
4つの独奏ヴァイオリンが、時に厳かなユニゾンを奏で、時に異なる旋律を絡み合わせるように奏でます。
4人のヴァイオリンの個性を感じることができる一曲です。
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.238Antonio Vivaldi

バイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」の中の1曲で、それぞれがテンポの異なる全3楽章から構成されています。
きらきら輝く旋律が顔を出したかと思えば、どこか抑制的な音色が登場するなど、内に秘めた二面性を思わせるような一曲です。
合奏協奏曲集作品「調和の霊感」作品3 第8番 イ短調Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディは、幼いころから、音楽を学びながら聖職者の修業をしました。
25歳から、ヴェネツィアのピエタ養育院で、子供たちにヴァイオリンを教えました。
ヴァイオリン教師になってから3年後、「調和の霊感」がアムステルダムで出版されました。
弦楽器が哀愁を帯びた神秘的な旋律を、激しく、ときに静かに奏でます。
四季より秋Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディが47歳の時に書いたバイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』。
通称『四季』と呼ばれている曲の中の第3曲目、『秋』がこちらの曲です。
『春』が最も知られている曲ですが、『秋』も聴いたことがある方が多い曲です。
こちらの曲は3楽章に分かれており、第1楽章は農村での収穫祭の踊り、第2楽章は酔った人たちの寝息、第3楽章は狩りの様子を表現しています。
すべての楽章を通して聴いてみても意外な発見があるかもしれませんね。
四季Antonio Vivaldi

ヨーロッパの宮廷にいるように優雅な気分がもたらされます。
その気分の中でデスクワークでも、勉強でも取り組むことができます。
ヴァイオリンの響きが絶え間なく美しく変化していくその刺激は、確実に脳をゆらし、活発化させて、集中力のアップと持続を約束してくれます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
イタリアの作曲家アントニオ・ヴィヴァルディは偉大なバロック作曲家の一人であり生前多くの音楽家に影響を与えました。
ヴィヴァルディの音楽的評価は、一時期衰退したものの、多くの学術研究と演奏家により再評価されています。
クラシックの作品としても古い方に入るのですが今でも多くのクラシック界に影響を与えているヴィヴァルディは本当にすごいですね!
まだまだ紹介しきれてない作品もありますが、今でも新たな作品が見つかって評価されるようにあなたもヴィヴァルディの作品を聞いてよいところを広めていってください。
世紀の大発見をあなたがするかもしれませんよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。