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ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽

バロック時代の偉大な作曲家でありヴァイオリニストであったアントニオ・ヴィヴァルディのおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。

ヴィヴァルディは生前当時台頭しつつあった協奏曲のスタイルを発展させ、オーケストレーション、ヴァイオリン技法、標題音楽の多くをヨーロッパ中の音楽家に影響を与えていきました。

全盛期過ぎて一時期は音楽的評価も衰退するのですが、近年の学術研究と演奏家により再評価され、今もなお新たな作品が発見されたりして多くの影響を与えています。

ヴィヴァルディを聞くときはよく耳を澄ませて聞いてみましょう。

あなたの発見が世紀の大発見になるかも知れません。

ぜひお聞きください。

ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽(11〜20)

フルート協奏曲 ヘ長調《海の嵐》RV 433 F.Ⅵ,no.12Antonio Vivaldi

A. Vivaldi:フルート協奏曲 ヘ長調《海の嵐》RV 433 F.Ⅵ,no.12
フルート協奏曲 ヘ長調《海の嵐》RV 433 F.Ⅵ,no.12Antonio Vivaldi

バロック時代を代表する作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディの名曲です。

赤毛の司祭と呼ばれた彼は、1678年にヴェネツィアで生まれました。

本作は海の嵐をテーマにしたフルート協奏曲で、荒れ狂う波や風を巧みに描写しています。

第1楽章では激しい嵐、第2楽章では一時的な静けさ、第3楽章では再び猛威を振るう嵐が表現されており、自然の壮大さを感じられる曲となっています。

クラシック音楽に興味のある方はもちろん、音楽で物語を感じたい方にもおすすめです。

ヴィヴァルディの才能が存分に発揮された、聴く人の心に響く一曲となっていますよ。

トリオ・ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」の主題による20の変奏曲 RV.63Antonio Vivaldi

イタリアの作曲家アントニオ・ヴィヴァルディが1705年に初めて出版した楽譜に収められた楽曲。

「フォリア」とは“狂気”あるいは“常軌を逸した”との意味。

にぎやかで騒がしい踊りの音楽とされていましたが、時代を経て意味が変わったようです。

最初は穏やかに進行しますが、後になるにつれて疾走感のある曲調へと変化します。

ヴィヴァルディはヴァイオリニストでもあったため、弦楽器の和声の良さや技巧的な部分も光る一曲です。

シンフォニア ニ長調 RV.122Antonio Vivaldi

A. Vivaldi: RV 122 / Sinfonia for strings & b.c. in D major / L’Orfeo
シンフォニア ニ長調 RV.122Antonio Vivaldi

ヴェネツィアで生まれたヴィヴァルディは、1741年7月28日にウィーンで亡くなりました。

「赤毛の司祭」の異名を持つヴィヴァルディですが、本作は彼の天才的な才能が存分に発揮された傑作といえるでしょう。

3つの楽章からなる本作は、弦楽器と通奏低音を巧みに使い、バロック音楽特有の情熱的で劇的な表現が見事に表現されています。

ヴィヴァルディの音楽に触れたことがない方も、ぜひこの機会に聴いてみてはいかがでしょうか。

きっと心に響くすてきな体験になるはずです。

チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409Antonio Vivaldi

Vivaldi – Concerto for Cello & Bassoon in E Minor RV409
チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409Antonio Vivaldi

本作は、チェロとバスーンの絶妙な掛け合いが魅力的。

3楽章構成で、第1楽章では独奏部がゆったりと、間奏部が軽快に。

第2楽章はその逆と、変化に富んだ展開が楽しめます。

バロック時代の巨匠といわれるアントニオ・ヴィヴァルディは、チェロの歌うような音色と華麗な技巧を存分に引き出しています。

バロック音楽に興味のある方はもちろん、クラシック入門としてもおすすめ。

心地よい旋律に身を委ねれば、優雅なひとときが過ごせますよ。

詩編第109「ディキシット・ドミヌス(主はわが主に言われた)」RV.594Antonio Vivaldi

バロック音楽の巨匠アントニオ・ヴィヴァルディが手掛けた宗教音楽の傑作です。

本作は、二重合唱と二つのオーケストラという壮大な編成で、聖書の詩編を音楽で表現しています。

神の栄光を讃える荘厳な旋律と、ヴィヴァルディ独特の情熱的な音楽表現が見事に融合しており、聴く人の心に深い感動を与えます。

バロック音楽に興味がある方はもちろん、クラシック音楽入門としてもおすすめの一曲ですよ。

4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ロ短調 RV.580Antonio Vivaldi

Vivaldi: Concerto for 4 violins in B minor RV.580- 石田泰尚、﨑谷直人、小宮直、直江智沙子、川瀬賢太郎、神奈川フィル,4本のヴァイオリンのための協奏曲
4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ロ短調 RV.580Antonio Vivaldi

1711年に出版された『調和の霊感』の一部として発表された本作は、4つのヴァイオリンとチェロのために書かれた珍しい楽曲。

ヴェネツィアの孤児院で音楽教師をしていたヴィヴァルディの生徒たちが初演したとされています。

情熱的で劇的な表現が特徴のこの曲は、ヴィヴァルディの卓越した作曲技法が光ります。

バロック音楽特有の響きと、4人のヴァイオリン奏者が技巧を披露する魅力的な構成。

クラシック音楽ファンはもちろん、バロック音楽入門にもぴったりの一曲です。

ヴィヴァルディの名曲。人気のクラシック音楽(21〜30)

シンフォニア ト長調 RV.146Antonio Vivaldi

Vivaldi: Sinfonia in G-major for strings & b.c. RV 146
シンフォニア ト長調 RV.146Antonio Vivaldi

マンドリンの哀愁漂う音色と、ヴァイオリンの突き進むようなユニゾン、チェロの控えめな低音が見事に溶け合った楽曲です。

演奏時間は7分程度と短いですが、さわやかな光が雲間から差し込むような旋律が魅力的。

聴き応えのある一曲です。