赤く染まった山々、とんぼが飛び、落ち葉が道を埋めて、ちょっと肌寒い風が吹き抜ける……秋の風景って良いですよね。
季節が変わっていくワクワク感があり、でもなんだか寂しい気分にもなる。
今回はそんな秋にぴったりなボカロ曲をたくさん集めてみました!
雨の介 さんの『金木犀さん』のように秋にまつわる作品から、ぬゆりさんの『フラジール』など、空気の澄む季節にぴったりな楽曲までピックアップ。
ぜひとも自分に合う曲を探してみてくださいね!
彩りの季節に。秋にぴったりなボカロ曲集【爽やか・寂しげ】(1〜10)
キンモクセイNEW!shinono

秋晴れの空気をそのまま音にしたような、爽やかで少し寂しげなギターロックです。
初音ミクの澄んだ歌声にウインドチャイムやグロッケンのきらめきが重なり、間奏では左右のギターが異なる拍子で進むという大胆なしかけも用意されています。
水の音などの環境音も溶け込み、聴くほどに発見がある1曲。
ボカロP、shinonoさんによる楽曲で、2025年10月に投稿祭クロカル杯へ出品され、入賞を果たした作品です。
2025年11月にはシングルとして配信され、のちにアルバム『はなびら』にも収録されました。
冷たい風に吹かれながら1人で散歩する時間に、そっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。
光の選びかたNEW!あそ

少しずつ空気が冷たくなっていく秋に聴きたくなる、穏やかで思索的なボカロ曲です。
可不の透明な歌声と裏命のコーラスが重なり合い、アコースティックギターやピアノのジャジーで軽やかな響きが心地よい空間を作り出しています。
他者から受け取った言葉を通して世界をどうとらえ、何を切り取っていくのかという、自己の認識や記憶を問うテーマが、感覚的に表現されているのが見事です。
ボカロP、あそさんによる楽曲で、2026年2月に公開されました。
ひんやりとした風の中で落ち葉を踏みしめながら歩く場面など、ひとりの時間を静かに味わいたいときにぴったりの一曲です。
ぜひとも、繊細な音の重なりに耳を澄ませながら聴いてみてください。
月が綺麗ねと言われたい!NEW!カササギ

少し肌寒くなってきた秋の夜長に、揺れ動く恋心がそっと浮かび上がってきます。
好意と不安の間を行き来する切実な恋愛心理を、テンポの良いバンドサウンドに乗せて描いています。
シンガーソングライターとしても活躍するボカロP、カササギさんが手がけ、2026年2月に公開された楽曲です。
アルバム『Bouquet of étude』にも楽曲を収録しており、本作はシンガポールの配信チャートで1位を記録するなど海外でも注目を集めました。
正式な配信を迎える前から短い動画を通じて広まり、大きな反響を呼んでいます。
相手の言葉を信じたいけれど疑ってしまう、そんなもどかしい思いを抱える方にピッタリかもしれません。
ぜひとも、澄んだ夜空を見上げながら聴いてみてください。
妖艶鬼宴NEW!夜未アガリ

祭りの太鼓と三味線を思わせる和の音色が、打ち込みのビートと溶け合って躍動する1曲です。
楽しげな宴の空気をまといながら、百鬼夜行や冥府へと続く道へ聴き手を引き込んでいく、危うい物語が描かれています。
初音ミクの透明な歌声が、可憐さと不穏さの両方を運んでくるところも聴きどころ。
ボカロP、夜未アガリさんによる作品で、2026年3月に公開されました。
作詞作曲だけでなくイラストと映像まで本人が手がけており、音と絵が一つの怪異の世界を作り上げています。
日常から少し離れて、幻想的な物語に迷い込みたい方へ。
秋のひんやりとした風が吹く夜の散歩のお供に、不思議な宴の空気を味わってみてください。
金木犀さんNEW!雨の介

秋の夕暮れに漂う甘い香りを思い起こさせる、爽やかでありながら寂しげなボカロ曲です。
VOCAROCKを軸に、ジャズ的な跳ねや歌謡曲のような哀感が入り交じり、flowerの脱力感のある歌声が胸に染みます。
忘れられない恋や別れを、冗談めいた言葉で包みながらにじませていく歌詞も見事。
ボカロP、雨の介さんによる楽曲で、2025年11月に頒布されたコンピレーションアルバム『調色盤』へ収録され、2026年4月にはアルバム『梅雨知らず』にも再収録されました。
過去を振り返ってセンチメンタルな気分に浸りたいときにピッタリの1曲。
ぜひとも、軽快なリズムと切なさのコントラストに耳を傾けてみてください。
ゴーストルールDECO*27

孤独な心を表現した歌詞に重めのバンドサウンドがハマります。
サビごとの合唱が気持ちよく、ライブやカラオケでも盛り上がる曲です。
ラストサビの、半音ごとに2回上がっていくフレーズでボルテージは最高潮!
途中途中のリズム落ちも絶妙です。
秋の未確認生物子牛

『秋の未確認生物』はボカロP、子牛さんによる楽曲で、もともと2020年10月に公開されたショート作品。
キレのあるギターカッティングと弾むスラップベースが織りなすサウンドがクセになります。
秋の味覚をこれでもかと詰め込んだユーモアたっぷりな歌詞世界も特徴。
かっこよさとおもしろさが合わさったウナ曲です。
合わせて、子牛さん自身が歌ったバージョンも聴いてみてください!
ギャップにやられますよ!








