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彩りの季節に。秋にぴったりなボカロ曲集【爽やか・寂しげ】

秋の風景って良いですよね。

赤く染まった山々、とんぼが飛び、落ち葉が道を埋めて、ちょっと肌寒い風が吹き抜ける……。

なんだかさみしくて、でも季節が変わっていくワクワク感もあり、不思議な空気感にひたれます。

今回はそんな、秋にぴったりなボカロ曲をたくさん集めてみました!

切ないもの、元気が出るもの、ロックやR&B、和風曲など幅広いジャンルを取りそろえてみましたので、ぜひとも自分の気分に合うものを探してみてください!

彩りの季節に。秋にぴったりなボカロ曲集【爽やか・寂しげ】(11〜20)

離想像Riptom

離想像 feat.IA / Riptom (Ideal away)
離想像Riptom

秋の澄んだ空気に溶け込むような、和のテイストが心地よいポップスです。

Riptomさんによる楽曲で、2022年10月に公開された作品。

ボカコレ2022秋への参加曲でした。

お洒落なシンセポップに、心の琴線に触れるような和の響きが合わさり、切なさとさわやかさを合わせ持った空気感をかもし出しています。

またIAの凛とした歌声も、物語に深みを与えています。

そして歌詞に落とし込まれているのは、理想と現実の狭間で痛みを感じながらも前へ進んでいく主人公の気持ち。

少し肌寒くなった季節の散歩中などに聴いてみてはいかがでしょうか。

KALEIDOwhoo

KALEIDO / whoo feat. 初音ミク
KALEIDOwhoo

万華鏡のようにキラキラと移ろう、その景色そのものを音にしたような、アーティスティックな作品に触れてみませんかwhooさんによる楽曲で、2021年12月にMV公開されました。

ポストロックやフォークの要素が溶け込んだサウンドは、繊細かつ温かみのある仕上がり。

歌詞では巡る季節の中で大切な人と過ごした時間を思う、主人公の心情がつづられています。

色鮮やかな落ち葉が舞う道を歩きながら、センチメンタルな気分にひたりたいときにぴったりです。

アキサメ雨の介

しとしとと降る秋の雨が、センチメンタルな気持ちを運んでくるようです。

ボカロP、雨の介さんによる楽曲で、2020年9月に公開されました。

初音ミクの繊細な歌声がロック調のクールなサウンドに乗って届きます。

そして歌詞からは、秋雨の日に過ぎ去った日々を懐かしむ、切なくも温かい感情が伝わってきます。

洒落たなコード感が物悲しさと爽やかさを見事に両立させているんです。

季節の変わり目に寂しさを感じたときに、ぜひ。

愛し愛MIMI

『愛し愛』 / feat. 初音ミク ・ 可不
愛し愛MIMI

心の隙間を優しく埋める、繊細で美しい楽曲です。

ボカロP、MIMIさんによる本作は、2024年1月にリリースされました。

初音ミクと可不のやわらかな歌声が印象的で、エレクトロニカとポップの要素を融合した幻想的なサウンドが心に染みます。

歌詞は愛と孤独、現実と妄想が交錯する内容で、聴く人の胸に強く響きます。

夜1人で物思いにふける時間にそっと寄り添ってくれる曲を、ぜひ聴いてみてください。

茜に栞しゃいと

茜に栞 / しゃいと feat.蒼姫ラピス
茜に栞しゃいと

過ぎ去った季節の思い出を、本に栞をはさむように大切にしたくなる、そんな1曲です。

『未完成讃歌』などで知られるボカロP、しゃいとさんによる楽曲で、2019年10月に頒布のコンピレーションアルバム『此処に或いは錦秋の景』に収録された作品です。

蒼姫ラピスの澄んだ歌声が、秋の夕暮れの切なくも温かい情景を描き出しているかのよう。

過ぎていった日々の鮮やかな記憶と、ふと感じる寂しさを、本作の美しいメロディーがそっと包み込んでくれます。

赤く染まった落ち葉の道を歩きながら、聴いてみては。

忘花ヴェーラン

【鏡音レンV4X】忘花【和風オリジナル】
忘花ヴェーラン

人と人ならざるものの、100年という壮大な時の流れを描いた和風曲です。

ボカロP、ヴェーランさんによる楽曲で2021年10月に公開されました。

鏡音コンピレーションアルバム『kagamination2 輪響』に収録。

物悲しくも美しい調べと、忌み子と神様という二役を演じ分ける鏡音レンの歌声が印象的です。

歌詞には、長い年月で薄れていく記憶の儚さと、それでも消えない大切なきずながつづられています。

秋の夜長に、壮大な物語の世界へひたりたいときにぴったりです。

彩りの季節に。秋にぴったりなボカロ曲集【爽やか・寂しげ】(21〜30)

六兆年と一夜物語kemu

【HD】 六兆年と一夜物語 【IAオリジナル曲・PV付】- KEMU VOXX
六兆年と一夜物語kemu

読書の秋としてこの曲を楽しんでみませんか?

『人生リセットボタン』『カミサマネジマキ』などでも知られているボカロP、kemuさんによる楽曲で2012年に公開されました。

まず驚いてしまうのは、音圧の強さ。

イントロだけでも曲の世界観に引き込まれてしまいます。

そして特筆したいのが、歌詞。

まるで小説のような仕上がりで、それを読むだけでも十二分に楽しめてしまいます。

ということで先にも書いたように、読書の秋的な気分でこの曲を聴いてみてください。