あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ
今回この記事では数あるボカロ曲の中でも、悲しい気持ちが世界観へ投影されている作品を集めました。
しっとりとしたバラードナンバー、心の内を吐き出す感傷的な楽曲などたくさんそろっています。
もし今あなたが悲しみを感じていたり、大きな悩みを抱えていたりするのであれば、ここでピックアップしている曲たちが寄り添ってくれるかもしれません。
歌詞に込められたメッセージに思いをはせながら、ぜひじっくりと聴いてみてくださいね。
あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ(11〜20)
ジェーンは凍っていたうずら

幻想的なサウンドとミクの透明感のある歌声が見事に調和しています。
2025年2月にボカコレ2025冬TOP100参加曲として発表された、うずらさんによる楽曲。
繊細な情景描写と深いテーマ性が聴いた人の心をひきつけました。
他者との距離感を凍える寒さを通じて表現。
こういう心持ちになってしまう瞬間、みなさんにもあるんじゃないでしょうか。
自分の気持ちと向き合いたいときにオススメです。
大っ嫌いだ雨河雪

暗く閉ざされた心情を深く描いた、エモーショナルなロックナンバーは、雨河雪さがら2019年3月に公開した作品です。
初音ミクの震えるような歌声と激情的なバンドサウンドで、若者の抱える生きづらさや矛盾を表現しています。
社会や人間関係に対する不満、葛藤、自己否定といった感情が伝わってきて心に響くんです。
今を生きることに不安や苦悩を感じている、とくに10代の方に刺さるものがるはず。
死にかたforute

胸の奥に沈んでいくような音像が印象的なバラードナンバーです。
foruteさんが2018年に発表した楽曲で、ピアノによる繊細なアレンジが心に染み入ります。
歌詞は、初音ミクの透明感のある歌声に乗せて、人生や存在についての深い問いかけを紡いでいくもの。
言葉、音の一つひとつが涙腺を刺激してきます。
生きる意味を見失ってしまったとき、この曲があなたの助けになってくれるはずですよ。
余命2:30ピノキオP

人生の儚さと切なさを見事に捉えた、考えさせられるボカロ曲です。
ピノキオピーさんの楽曲で、2分30秒という短い尺の中で命の誕生から死までをつむいでいます。
2023年リリースのアルバム『META』に収録。
ピアノの音色を軸にした、エモーショナルなサウンドアレンジが印象的です。
「死」がドラマチックな装置として扱われることへの違和感が曲の随所に織り込まれているのも注目ポイント。
人生の意味を考えたいとき、大切な人を失って悲しいとき、そういう心の機微に寄り添ってくれる1曲です。
かわいいふりで食んで灰色ねむり

メランコリックな雰囲気漂う楽曲は、可愛らしさと攻撃性が同居する独特な世界観が魅力。
灰色ねむりさんが紡ぐ切ない詞と、ナースロボ_タイプTとネヂェムの透き通った歌声が、失恋の痛みを見事に表現しています。
2024年9月にリリースされた本作は、ダンサブルなビートの中に切なさが漂うエレクトロポップ。
リスナーの心に深く刺さる歌詞は、SNSで共感の声が相次ぎました。
恋愛で悩んでいる人や、孤独を感じている人に聴いてほしい一曲。
きっと、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。
冬の日。海にて、園端石

冬の海を舞台に、別れと再生をつらつらと歌う切ない作品です。
園端石さんによる楽曲で、2024年2月に公開されました。
繊細で奥行きのあるサウンドに、初音ミクのオートチューンがかけられたウィスパーボイスが重なり、心に染み入る仕上がり。
歌詞では「さよなら」がくり返され、失われた存在への未練が表現されています。
冬から春へ、季節の移ろいとともに打ち寄せる感情の機微。
冬の日に1人で聴くと、とくに沁みるものがあるでしょう。
あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ(21〜30)
カゲロウデイズじん

心に響く、切ないループ物語が描かれた楽曲です。
じんさんが手がけた作品で、2011年にリリース。
少年と少女の運命を変えようとする思いが、初音ミクの歌声とエレクトロニカとロックの融合した音楽で表現されています。
曲調はアップテンポながら、歌詞の内容は悲しく、その対比に心を揺さぶられます。
くり返される8月15日、午後12時半、という象徴的な日時。
毎年夏に聴きたくなる方、多いんじゃないでしょうか。