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あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ

今回この記事では数あるボカロ曲の中でも、悲しい気持ちが世界観へ投影されている作品を集めました。

しっとりとしたバラードナンバー、心の内を吐き出す感傷的な楽曲などたくさんそろっています。

もし今あなたが悲しみを感じていたり、大きな悩みを抱えていたりするのであれば、ここでピックアップしている曲たちが寄り添ってくれるかもしれません。

歌詞に込められたメッセージに思いをはせながら、ぜひじっくりと聴いてみてくださいね。

あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ(11〜20)

怒鳴り傷HANA

心の中に出来てしまった傷を独白するように表へ出した、悲しいボカロ曲です。

ボカロP、HANAさんが2024年8月に発表したバラードナンバーで、歌詞には家に帰りたくないという思い、怒鳴る親への恐怖心が投影されています。

その、助けを求める主人公の気持ちに共感してしまう方、たくさんいるのでは。

ピアノの音色を軸にした物憂げな曲調もまた、世界観を押し広げています。

あなたのつらい悩みに寄り添ってくれる音楽かもしれません。

余命2:30ピノキオP

ピノキオピー – 余命2:30 feat. 初音ミク / 2:30 Life Remaining
余命2:30ピノキオP

人生の儚さと切なさを見事に捉えた、考えさせられるボカロ曲です。

ピノキオピーさんの楽曲で、2分30秒という短い尺の中で命の誕生から死までをつむいでいます。

2023年リリースのアルバム『META』に収録。

ピアノの音色を軸にした、エモーショナルなサウンドアレンジが印象的です。

「死」がドラマチックな装置として扱われることへの違和感が曲の随所に織り込まれているのも注目ポイント。

人生の意味を考えたいとき、大切な人を失って悲しいとき、そういう心の機微に寄り添ってくれる1曲です。

エピローグ内緒のピアス

失恋の痛みと、過ぎ去った愛への未練を描いた切ないロックバラードです。

内緒のピアスさんによる本作は、2024年9月にリリースされました。

ドラマチックな曲展開と心情を吐露する歌詞から、別れを迎えた恋人たちの物語がまるで映画のように浮かび上がってきます。

サビでは感情が高まり、失われた時間への後悔や、もう一度だけ抱きしめたいという切ない思いがあふれ出しているんです。

ぜひじっくりと聴き込んでみてください。

大っ嫌いだ雨河雪

大っ嫌いだ / 雨河feat.初音ミク
大っ嫌いだ雨河雪

暗く閉ざされた心情を深く描いた、エモーショナルなロックナンバーは、雨河雪さがら2019年3月に公開した作品です。

初音ミクの震えるような歌声と激情的なバンドサウンドで、若者の抱える生きづらさや矛盾を表現しています。

社会や人間関係に対する不満、葛藤、自己否定といった感情が伝わってきて心に響くんです。

今を生きることに不安や苦悩を感じている、とくに10代の方に刺さるものがるはず。

かわいいふりで食んで灰色ねむり

メランコリックな雰囲気漂う楽曲は、可愛らしさと攻撃性が同居する独特な世界観が魅力。

灰色ねむりさんが紡ぐ切ない詞と、ナースロボ_タイプTとネヂェムの透き通った歌声が、失恋の痛みを見事に表現しています。

2024年9月にリリースされた本作は、ダンサブルなビートの中に切なさが漂うエレクトロポップ。

リスナーの心に深く刺さる歌詞は、SNSで共感の声が相次ぎました。

恋愛で悩んでいる人や、孤独を感じている人に聴いてほしい一曲。

きっと、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。

カゲロウデイズじん

じん / カゲロウデイズ【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
カゲロウデイズじん

心に響く、切ないループ物語が描かれた楽曲です。

じんさんが手がけた作品で、2011年にリリース。

少年と少女の運命を変えようとする思いが、初音ミクの歌声とエレクトロニカとロックの融合した音楽で表現されています。

曲調はアップテンポながら、歌詞の内容は悲しく、その対比に心を揺さぶられます。

くり返される8月15日、午後12時半、という象徴的な日時。

毎年夏に聴きたくなる方、多いんじゃないでしょうか。

あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ(21〜30)

冬の日。海にて、園端石

園端石 – 冬の日。海にて、ft.初音ミク
冬の日。海にて、園端石

冬の海を舞台に、別れと再生をつらつらと歌う切ない作品です。

園端石さんによる楽曲で、2024年2月に公開されました。

繊細で奥行きのあるサウンドに、初音ミクのオートチューンがかけられたウィスパーボイスが重なり、心に染み入る仕上がり。

歌詞では「さよなら」がくり返され、失われた存在への未練が表現されています。

冬から春へ、季節の移ろいとともに打ち寄せる感情の機微。

冬の日に1人で聴くと、とくに沁みるものがあるでしょう。