あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ
今回この記事では数あるボカロ曲の中でも、悲しい気持ちが世界観へ投影されている作品を集めました。
しっとりとしたバラードナンバー、心の内を吐き出す感傷的な楽曲などたくさんそろっています。
もし今あなたが悲しみを感じていたり、大きな悩みを抱えていたりするのであれば、ここでピックアップしている曲たちが寄り添ってくれるかもしれません。
歌詞に込められたメッセージに思いをはせながら、ぜひじっくりと聴いてみてくださいね。
あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ(11〜20)
かわいいふりで食んで灰色ねむり

メランコリックな雰囲気漂う楽曲は、可愛らしさと攻撃性が同居する独特な世界観が魅力。
灰色ねむりさんが紡ぐ切ない詞と、ナースロボ_タイプTとネヂェムの透き通った歌声が、失恋の痛みを見事に表現しています。
2024年9月にリリースされた本作は、ダンサブルなビートの中に切なさが漂うエレクトロポップ。
リスナーの心に深く刺さる歌詞は、SNSで共感の声が相次ぎました。
恋愛で悩んでいる人や、孤独を感じている人に聴いてほしい一曲。
きっと、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。
いらない、いらない、いらない。とあ

心の奥深くまで響くバラード曲です。
『ツギハギスタッカート』や『アイディスマイル』などのヒット作を生んできたボカロP、とあさんの楽曲で、2022年5月に公開されました。
ピアノとストリングスが織りなす繊細なメロディーに、透明感のある歌声が重なり、心に染み入る作品に仕上がっています。
そして歌詞に落とし込まれた過去の思いを断ち切る決意に、胸打たれるんです。
自己との対話を深めたいとき、心の整理をつけたいときに、ぜひ聴いてみてください。
徒花満ちてふる

『徒花満ちて』はボカロP、ふるさんが手がけた作品で、2013年に公開されました。
イングランド民謡のような曲を作りたかったそうで、アコーディオンやーカッションのやわらかな音色が、四季の移ろいを情感豊かに描写した歌詞にぴったり。
初音ミクの優しい歌声ともよく合っています。
歌詞は、大切な人の帰りをずっと待っている主人公の心情を描き出した、とても切ない内容。
別れを経験した方にじんわりと染みるであろうボカロ曲です。
大っ嫌いだ雨河雪

暗く閉ざされた心情を深く描いた、エモーショナルなロックナンバーは、雨河雪さがら2019年3月に公開した作品です。
初音ミクの震えるような歌声と激情的なバンドサウンドで、若者の抱える生きづらさや矛盾を表現しています。
社会や人間関係に対する不満、葛藤、自己否定といった感情が伝わってきて心に響くんです。
今を生きることに不安や苦悩を感じている、とくに10代の方に刺さるものがるはず。
余命2:30ピノキオP

人生の儚さと切なさを見事に捉えた、考えさせられるボカロ曲です。
ピノキオピーさんの楽曲で、2分30秒という短い尺の中で命の誕生から死までをつむいでいます。
2023年リリースのアルバム『META』に収録。
ピアノの音色を軸にした、エモーショナルなサウンドアレンジが印象的です。
「死」がドラマチックな装置として扱われることへの違和感が曲の随所に織り込まれているのも注目ポイント。
人生の意味を考えたいとき、大切な人を失って悲しいとき、そういう心の機微に寄り添ってくれる1曲です。
悪ノ召使悪ノP

七つの大罪シリーズ関連曲。
前作『悪ノ娘』の王女の、双子の弟である召使の視点からのお話です。
前回の作品で表の歴史が、今作でその真相が明かされており、その度肝を抜く展開にリスナーから多くの反響がありました。
あなたの心に来る音楽。悲しいボカロ曲まとめ(21〜30)
カゲロウデイズじん

心に響く、切ないループ物語が描かれた楽曲です。
じんさんが手がけた作品で、2011年にリリース。
少年と少女の運命を変えようとする思いが、初音ミクの歌声とエレクトロニカとロックの融合した音楽で表現されています。
曲調はアップテンポながら、歌詞の内容は悲しく、その対比に心を揺さぶられます。
くり返される8月15日、午後12時半、という象徴的な日時。
毎年夏に聴きたくなる方、多いんじゃないでしょうか。





