【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース(81〜90)
アイリッドぬゆり

スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』のユニット、ワンダーランズ×ショウタイムのためにボカロPのぬゆりさんが書き下ろした楽曲です。
2025年8月にMV公開された作品。
ミュージカルを思わせる壮大なサウンドと心地よいリズムが、聴く人を物語の世界へと誘います。
応援歌でありながら「瞼の裏の夢も見てて欲しい」という作者の願いも込められた、温かさと力強さが同時に感じられる1曲です。
聴けばまるで自分自身がショーの主役になったような勇気と高揚感に包まれるはず!
余熱MIMI

ピアノの音色で切ない世界観をつむぐボカロP、MIMIさんによる1曲です。
過ぎ去った日々の記憶が胸の奥で熱を保ち続け、未来へ踏み出すための光になるという希望が歌われています。
心に残った小さな温もりこそが自分を動かすのだと語りかける歌詞に、胸が熱くなる方はいらっしゃるはず。
本作は2025年7月、七夕の夜に公開された作品。
何かをやり遂げた後、静かな寂しさを感じている時、ぜひ聴いてみてください。
ひかりと欲ぬゆり

詩的な言葉選びに心掴まれる、内省的なボカロ曲です。
ボカロP、ぬゆりさんによる作品で、2025年8月に公開されました。
この楽曲はボカコレ2025夏TOP100ランキングで9位にランクイン。
光を求める心と、どうしようもなく湧き上がる欲との間で揺れ動く、繊細な精神性が描かれています。
肥大した自意識に苦しみながら、その消耗の中にこそ生きる意味を見出そうとする姿が胸に迫ります。
自分の内面とじっくり向き合いたい夜に聴くのがオススメです。
ラストファラオじょるじん

童話や史実を独自のダークな世界観で染め上げるボカロP、じょるじんさんの楽曲です。
古代エジプト最後の女王をモチーフにしており、18歳で国を背負い知略を尽くして激動の時代を駆け抜けた姿が描いています。
淡々と響く歌声とこちらに語りかけるような歌詞が頭から離れない、中毒性の高い1曲です。
歴史が好きな方はもちろん、重厚なストーリーにどっぷりひたりたい方にもオススメ。
史実を調べてから聴くと、ますます作品のとりこになっていくでしょう。
扇風機ビブラートゆこぴ

ボカロP、ゆこぴさんが手がけたとても楽しい作品です!
本作は2025年8月に公開されたもので、夏あるある、扇風機の振動で声が震える様子をテーマに制作されています。
コミカルなシンセサウンドと、時折挟まれる大げさなビブラートの対比は、暑さで思考が停止している主人公そのもの。
共感とかわいさがこれでもかと詰まっています。
リコーダーパートにも注目しながら聴いてみてください!
個性になっちゃった;;Swashi2

軽快なサウンドに乗せられた、自己否定と諦めが入り混じる歌詞が胸に刺さります。
ボカロP、Swashi2さんによる楽曲で、2025年8月に公開。
ボカコレ2025夏TOP100ランキング参加作品です。
歌詞に落とし込まれた、意図せず出来上がってしまった「個性」というレッテルへの葛藤が、聴き手の共感を誘います。
また、ウィスパーボイスと小気味いいサウンドアレンジが中毒性ばつぐん。
コンプレックスに悩んでいたり、周りの目を気にしがちな人にとっては、深く響くでしょう。
ボカロ最新リリース(91〜100)
フォボスwotaku

スタイリッシュで重い世界観に、思わずゾクゾクしてしまうボカロ曲です。
『ジェヘナ』や『シャンティ』の作者としても知られるボカロP、wotakuさんの楽曲。
2019年8月に初音ミク歌唱で公開された作品の、KAITOバージョンです。
ポップでありながらもどこか影のあるサウンドアレンジがたまりません。
歌われているのは、逃れられない孤独や恐怖、葛藤。
KAITOの切ない歌声が、その痛みを繊細に表現していて胸に迫ります。
ぜひじっくりと聴いて、ストーリーに思いをはせてみてください。