【2025年12月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース【2025年7月】(81〜90)
Feel. Move.ひとしずくP × やま△

2025年11月に公開された、ジャパンモビリティショー2025のヤマハ発動機ブースで使われた楽曲です。
ひとしずくさんとやま△さんが書き下ろしたこの作品は、工場での金属音や機械の駆動音をビートに取り込んだスカパンクEDMサウンドが特徴。
ブラスセクション、ミクのラップパートやコール&レスポンスが熱を帯びています。
ものづくりの現場と人の身体性を結ぶ歌詞も印象的。
前へ進みたいときにぴったりな1曲ですよ!
メミメミ♡ミュンミュンMitchie M

ボカロPのMitchie Mさんが2025年11月に公開した楽曲『メミメミ♡ミュンミュン』は、HoYoverseが主催する世界同時二次創作イベント「HoYoFair 2025」のため制作されました。
タイトルから連想できるように、ゲーム『崩壊:スターレイル』のキャラクター、ミュリオンをテーマにした本作。
キラキラしたシンセサウンドにひかれるエレクトロポップチューンに仕上がっており、歌声と歌詞世界がキュートさがたまらないんですよね。
ゲームファンはもちろん、楽しいボカロ曲を探している方にぴったりです!
擬せた命はお友達ごっこが大好き。アメリカ民謡研究会

音声合成技術が交錯していく、異質なポエトリーリーディングです。
アメリカ民謡研究会ことHaniwaさんによる作品で、2025年11月に公開されました。
重音テトやずんだもん、紲星あかりといったさまざまなライブラリを群像的に配置しながら、擬せられた存在と偽りの関係性をテーマに描き出します。
そして、誰が何を語っているのか曖昧になっていくレイヤリング的手法に耳と心が奪われてしまうんですよね。
高密度な音響体験をぜひ体感してみてください。
ウァレイユギカ

ノイジーな歌声と圧のある低音に心をわしづかみにされる、ダークな世界観が魅力のボカロ曲です。
ボカロP、ユギカさんによる作品で2025年11月に公開されました。
棘のある愛や孤独、複雑な感情の絡み合いが描かれた歌詞世界が、薔薇のように美しくも危うい仕上がり。
そしてハードコアテクノの要素が感じられるサウンドアレンジがとてもかっこいいんですよね。
歌詞では自己嫌悪と愛憎の狭間で揺れ動く主人公の感情を鮮烈に表現しています。
ダウナーでシビれる1曲です!
醜形荻凪裕作

自己の外見への執着とゆがんだ認識をテーマに緊張感を生み出しているボカロ曲です。
ボカロP、荻凪裕作さんによる作品で、2025年10月に公開されました。
星界の切実な歌声がタイトに刻まれるビートと絡み合い、不思議な浮遊感を演出。
そんな音像と、自分に対する諦め、孤独感がにじむ歌詞世界がぴたりとハマっています。
自身と向き合いたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
スーパーに閉じ込められたぼくらNEW!DÉ DÉ MOUSE, namitape

2025年11月にリリースされた本作は、DÉ DÉ MOUSEさんとnamitapeさんのコラボ作品。
終末世界のスーパーマーケットに閉じ込められながら、不思議と居心地の良さを感じてしまう、独特な退廃的感情が描かれています。
メロディカットアップとシンセポップが融合したサウンドに、歌愛ユキの歌声を重ね、浮遊感を演出。
どこか影のある雰囲気とキラキラしたポップな質感の対比が効いた、独創的な作品です。
ボカロ最新リリース【2025年7月】(91〜100)
わたし、いいこNEW!なみぐる

親の期待に応えようとする子供の痛みを描き出した作品です。
なみぐるさんによる楽曲で、2025年11月に公開されました。
里石ユカコンピ企画の1曲として制作。
「自己犠牲」をテーマにした母娘関係を扱っています。
習い事を優先し友達を断ち、100点を取っても「当たり前」と言われる日常。
くり返される問いかけに、少女の切実な姿が浮かび上がります。
普段の明るい作風とは異なる、新境地として注目されました。





