【2025年12月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース【2025年7月】(71〜80)
リビングデッドランカーメドミア

メドミアさんの楽曲で2023年11月、匿名投稿企画「無色透名祭II」で初公開され、2025年10月にMV版が公開されました。
跳ねるビート、切れ味鋭いシンセ、そしてミクと可不の声色コントラストがたまりません。
歌詞は、酒に酔いながら自己嫌悪と責任帰属をくり返すもので、タイトルの「生ける屍」というモチーフが象徴されています。
ダークでもポップな、矛盾した魅力がぎゅっと詰まった1曲です。
淡単雨良

2025年11月に公開された雨良さんの楽曲『淡単』は、重音テトSVを起用したエレクトロニックナンバーです。
時間や法則といった抽象的な概念を高速で言葉に乗せ、社会や世界との不協和を描きます。
規則的な波に乗れない自己の不全感と、それを淡々と無視する世界への叫び。
シンセの粒立ちと鋭いリズムが生み出すダンサブルな推進力に飲み込まれてしまいます。
日常に違和感を覚えながらも言葉にできずにいる方に、ぜひ聴いてほしい作品です。
ブラックハロウィン2〜デス・オア・スマイル〜じょるじん

ハロウィンの夜にふさわしい、断罪と祝祭が交錯する物語音楽です。
じょるじんさんによる作品で、2025年10月に公開されました。
2020年の『ブラックハロウィン 〜デス・オア・ダンス〜』から5年ぶりとなる続編で、初音ミク、鏡音リン、IAの三声が織りなすかけ合いが圧巻。
そして「笑顔」という仮面の下に潜む皮肉と狂気が鮮明に浮かび上がります。
この暗黒で独特な世界観、一度ハマったら抜け出せません!
闇KAWA RAVENEW!Sumia

「絶望音楽」を掲げるボカロP、Sumiaさんが2025年11月にリリースした曲で、初音ミクをフィーチャーしています。
本作は、ダークな世界観とポップかつキュートな要素を大胆に融合させたRAVEトラック。
トラップ的なハイハットワークと攻撃的なベースが、クラブで暴れたくなるような衝動を掻き立てます。
歌詞では「闇」を受け入れて踊り狂う主人公が描かれ、承認欲求や自己嫌悪といったネガティブな感情を自信を装飾するものというイメージに変換している様子が印象的。
何もかもから解放されたい気分のときに、ぜひ聴いてみてください!
リモコン -NT ver.-WONDERFUL★OPPORTUNITY!

2025年10月に公開された「鏡音リン・レン NT2」音源を使った楽曲。
2011年2月に初めて世に出た『リモコン』が、14年の時をへて蘇りました。
エレクトロロックチューンで、中毒性ばつぐん!
そしてもちろん、リンの輪郭のはっきりとした歌声と、レンの少し低めなやわらかい歌声の相性もぴったりです。
ハイテンポでノリのいいサウンドが好きな方、リンレンのデュオ歌唱を堪能したい方はぜひとも聴いてみてください!
ヴィオリーニーナNEW!小宮かふぃー

バイオリンとの別れを通して、成長の喜びと切なさを歌い上げる、胸に染み入る1曲です。
小宮かふぃーさんによる作品で、2025年11月に公開されました。
クラシカルなモチーフを持っており、歌詞には子供の頃から音楽とともに歩んできた主人公の繊細な感情を映し出しています。
小さなバイオリンで見た夢、いつか訪れる別れの予感、それでも前を向いて歩み出す勇気。
音楽など物事に真摯に向き合ってきたすべての人の心に響く楽曲です。
君色に染まる (10th Anniv.)TOKOTOKO

『君色に染まる』発表から10周年を記念した、リアレンジ版です。
TOKOTOKOさんが手がけたこの作品は、2025年11月に公開。
原曲の持つさわやかさはそのままに、GUMI SVの自然な歌声表現と新たに加わったドラムフレーズやピアノサウンドが、豊かな彩りを与えています。
「好きだよ」と素直に伝えたい気持ちを描いた歌詞は、いつまでたっても心に響く、普遍性がありますね。
恋愛気分をこれでもかと高めてくれるボカロ曲です!





