【流行】昔よく聴いた・懐かしいボカロ曲まとめ
最新技術なイメージのある合成音声技術のボカロですが、初音ミクが発売されたのは2007年。
それを考えるとシーンが出来上がってけっこうな時間がたったように思えますね。
小さな頃からボカロ曲を聴いている世代のことを「ネイティブボカロ世代」なんて呼び方をすることも。
ということで「懐かしいな」と感じるボカロ曲も自然と増えてきています。
ということで今回この記事では「懐かしいボカロ曲」をテーマに作品をまとめてみました!
ボカロの歴史をひも解いていきましょう!
【流行】昔よく聴いた・懐かしいボカロ曲まとめ(51〜55)
えれくとりっく・えんじぇぅヤスオP

疾走感のある曲調と切ないメロディーラインを合わせたこちら、ヤスオPさんによる『えれくとりっく・えんじぇぅ』2007年8月31日に初音ミクの音源ライブラリが発売されたのですが、この曲は2007年10月1日にショート版が動画投稿。
そして現在は聴けませんが、それ以前にも別バージョンが発表されていた……つまりボカロシーンの本当に最初の最初、を形作った作品の一つと言えます。
聴くとボカロの盛り上がりと合わせて、ニコニコ動画を中心としたネットブームも思い起こしてしまうのでは。
炉心融解iroha

2008年にirohaさんがニコニコ動画に投稿した『炉心融解』は、翌年2009年に200万再生を突破したボカロシーン初期の非常に有名な曲です。
この曲の最大の特徴は何といってもキーの高さにあります。
地声の最高音はhihiC#と呼ばれる、一流のオペラ歌手が出せる高いドの半音上の高さで、人が歌うのはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
しかし、この曲はその人間離れした高音をあえて多用し、ボカロらしい近未来的で無機質な雰囲気づくりをしています。
曲調も浮遊感がありつつ、どこかむなしさも感じるように仕上がっており、複雑な歌詞とあいまって独特の世界観がかっこいいですよね。
桜ノ雨halyosy

「卒業ソングとしてボカロ曲を歌う」というブームを生んだのがこの曲。
『Fire◎Flower』の作者としても知られている音楽家、halyosyさんによる楽曲で2008年に発表。
「この曲を全国の学校で合唱してもらいたい」という思いからアコースティックバンドabsorb名義でもリリースされるなどし、話題になりました。
桜の季節になったらこれが聴きたくなる、という人もいるんじゃないでしょうか。
「ボカロの桜ソングといえばまずはこれ」とご紹介できます。
アイロニすこっぷ

切ない恋心を描いた名曲ですね。
すこっぷさんが紡ぐ繊細な歌詞と、心地よいギターの音色が絶妙にマッチしています。
本作は多くのリスナーの共感を呼び、ボカロシーンに大きな影響を与えました。
失恋や挫折を経験した方はもちろん、人生に悩む全ての人に響く1曲だと思います。
歌詞に込められた主人公の葛藤や、前に進もうとする強さが胸に刺さります。
ふと過去を振り返りたくなったとき、そっと聴いてみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。
Just Be FriendsDixie Flatline

Dixie Flatlineさんによる『Just Be Friends』は巡音ルカを使ったハウス風の切ない歌詞が特徴のボカロ曲です。
インパクトが強い曲が多いボカロ曲の中では比較的シンプルな演奏とメロディーで作られているのが注目したいポイントで、キーがとにかく高い曲、テンポが極端に速い曲などが人気を集めていた中ではかなり異色の存在だったのではないでしょうか。
かわいらしいイラストを使ったMVも曲とキレイにマッチしているので、ぜひチェックしていってください。