この記事では、「ヴ」から始まるタイトルのボカロ曲をたくさん紹介していきますね!
「ヴ」から始まる言葉で楽曲のタイトルに使われていそうなものというと、「ヴィーナス」「ヴァンパイア」「ヴィンテージ」などがあります。
たくさんの邦楽曲をご存じの方であれば、これらの言葉をみてすぐにいくつかの曲が思い浮かんだのではないでしょうか。
今回はそうした有名な曲から隠れた名曲まで幅広く選びましたので、定番曲やまだ知らない楽曲との出会いを楽しみにしながらご覧ください。
曲名しりとりのほか、カラオケやプレイリストの選曲の参考にしてくださいね。
「ヴ」から始まる曲。しりとり、カラオケ、プレイリストの選曲に(1〜10)
VenusNEW!ゆりやんレトリィバァ

ルッキズムへの違和感を、踊れるビートに乗せて叩きつける攻めの一曲。
ゆりやんレトリィバァさんが2025年9月にリリースした2ndシングルは、外見だけで人を判断する風潮に真っ向から異を唱えるメッセージソングです。
トラックメイカーのyonkeyさんとの共同制作で生み出されたダンサブルなサウンドに、強気な言葉選びが絶妙にハマっています。
本作のMVは監督・薗田賢次さんのもと、シンプルな演出で一挙手一投足をじっくり見せる構成に。
表層的な評価を超えた内面の意志や美しさが、画面越しにじわりと伝わってきます。
THE W初代王者やR-1グランプリ優勝など数々の賞レースを制してきた彼女が、アーティストとして新たな土俵で放つ自己肯定の宣言。
他人の視線に振り回されがちな日々を送る方や、自分らしさを取り戻したいときに聴いてほしいナンバーです。
VIVID VICENEW!Who-ya Extended

闇を切り裂くような鋭いギターと電子音が絡み合う、疾走感あふれるロックチューンです。
人気アニメ『呪術廻戦』の第2クールオープニングテーマとして書き下ろされた本作。
葛藤や痛みを抱えながらも、自らの足で前へ進もうとする切実な思いが歌詞から伝わってきます。
そしてボーカルを務めるWho-yaさんの熱を帯びた歌声に心をつかまれますね。
サビで一気に視界が開けるような高揚感を、ぜひご自身の声で表現してみましょう!
ヴァンパイアNEW!IVY

東京を拠点に活動するオルタナティブ・ポップ・ユニット、iVy。
2023年に結成されたfukiさんとpupuさんによる注目の女性デュオです。
架空のキャラクターをコンセプトに掲げる彼女たちが、2025年6月に発売されたアルバム『混乱するアパタイト』に収録した本作。
血を求めない吸血鬼をモチーフに、都会的な孤独やビー玉のように空虚な心を繊細に描いています。
シューゲイズ由来の轟音ギターと甘く浮遊感のある歌声が融合し、炭酸の泡のように弾けて消える儚さが魅力的ですね。
2025年8月には渋谷WWWで初のワンマンライブを開催し、大きな成功を収めました。
自分自身と向き合いたい静かな夜や、現実から少し離れて夢見心地に浸りたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
ヴェイパーロードNEW!cephalo

とびきり幻想的かつノイジーなオルタナティブナンバーです。
ラウドな轟音ギターの中にボーカルfukiさんの透明感あふれる歌声が溶け込み、美しくも不穏な響きが癖になりますね!
閉塞感のある日常から霧の中へ逃避するような歌詞は、現代を生きる私たちの心に深く刺さるのではないでしょうか。
東京発のcephaloが2025年11月に発売した2nd EP『gloaming point』の収録曲で、短編映画『gloaming point』の劇中歌にも起用されました。
マスタリングにSlowdiveのSimon Scottさんが参加したことでも話題を呼んでいます。
映画のような没入感を味わいたい方や、海外インディーロックが好きな方にぜひ聴いてほしい本作です。
ヴィオリーニーナNEW!小宮かふぃー

バイオリンとの別れを通して、成長の喜びと切なさを歌い上げる、胸に染み入る1曲です。
小宮かふぃーさんによる作品で、2025年11月に公開されました。
クラシカルなモチーフを持っており、歌詞には子供の頃から音楽とともに歩んできた主人公の繊細な感情を映し出しています。
小さなバイオリンで見た夢、いつか訪れる別れの予感、それでも前を向いて歩み出す勇気。
音楽など物事に真摯に向き合ってきたすべての人の心に響く楽曲です。
ヴィーナスナナホシ管弦楽団

幻想的な異国情緒と壮大なオーケストラサウンドが織りなすファンタジックロックです!
ボカロP、ナナホシ管弦楽団さんによる作品で、巡音ルカ15周年の公式テーマ曲として2024年6月に公開されました。
海や風、貝殻といった象徴的なモチーフを通じて、記憶と誕生、距離と求心をめぐる物語が描かれています。
フォーク的な優しさとシンフォニックな迫力が同居しており、ルカの透き通った歌声と相まって神秘的な雰囲気をかもし出しているんです。
1年の締めくくり、気分をリセットしたいときにオススメの1曲です!
ヴァンパイアDECO*27

ボカロシーンをけん引するDECO*27さんが2021年3月にリリースした、恋に落ちた相手を求めてやまない気持ちを吸血鬼に例えたダンスチューン。
相手から何かを吸い取ってしまうような渇望感、満たされない欲望、揺れ動く感情といった恋愛の複雑な心理をポップかつダークに描いた歌詞が印象的です。
本作は8枚目のアルバム『MANNEQUIN』に収録され、公開後短期間でYouTubeの再生数が1,000万を突破しました。
小悪魔的なキュートさと大人の色気が同居するナンバーは、ハロウィンパーティーにつややかな雰囲気を加えたいときにピッタリですよ。






