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水曜日のカンパネラの名曲・人気曲

2012年から活動をスタートさせ、独特な雰囲気を持つハイセンスな楽曲を世に送り出してきた水曜日のカンパネラ。

当時から水曜日のカンパネラのことをご存じの方であれば、ボーカルを務めていたコムアイさんのソロプロジェクトという認識をお持ちかもしれませんが、実はケンモチヒデフミさんが楽曲制作をおこない、Dir.Fさんがディレクションをおこなう音楽ユニットだったんですよね。

2021年にはコムアイさんが脱退し、2代目ボーカリストとして詩羽さんが加入して活動を続けています。

この記事では、デビューしてから現在までの彼女たちの人気曲を一挙に紹介していきますね!

歌詞やメロディラインなど、クセになる楽曲が盛りだくさんですので、ぜひこの機会にじっくりと聴いてみてください。

もくじ

水曜日のカンパネラの名曲・人気曲(1〜20)

アリス水曜日のカンパネラ

シンセサイザーのヒットがさわやかに響くイントロのこちらは2021年10月27日にリリースされた『アリス』です。

同年9月にこれまでボーカルを務めていたコムアイさんが脱退を発表し、2代目主演、ボーカルの詩羽さんが加わりました。

新体制になって初めてリリースされたのが『アリス』です。

楽曲のサウンド、歌詞の世界観からこれまでの水曜日のカンパネラとはひと味違った魅力を感じられる1曲です。

この曲では『不思議の国のアリス』をモチーフにしており、コロナ禍に突入した世界を、不思議な世界に迷い込み、見える世界が一変してしまったというストーリーに例えています。

それまで当たり前に思っていた些細な幸せを大事にしたくなる1曲です。

シャクシャイン水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ『シャクシャイン』
シャクシャイン水曜日のカンパネラ

何かの呪文なのかと思ってしまうような異様な雰囲気を放つラップで始まるこちらの1曲。

2015年6月にリリースされた『シャクシャイン』という楽曲です。

水曜日のカンパネラの楽曲は、タイトルを聞けば大体何について歌っているのかわかる曲が多いのですが、この曲に関しては当てはまりませんね。

『シャクシャイン』とは江戸時代前期に居たアイヌ一部族の首長、シャクシャインのことだそうです。

曲中ではアイヌ民族が居た北海道の難読地名をラップにしています。

聞いたことのないような言葉が続きますが、語感がいいので大変中毒性の高い1曲です。

ディアブロ水曜日のカンパネラ

コムアイさんのお風呂愛を存分に感じられるのが2015年4月に公開された『ディアブロ』です。

『ディアブロ』のタイトルの由来は、英語で「親愛な」という意味のディアと、風呂、そして悪魔のディアブロをかけているそうです。

一見お風呂に結びつかなそうなタイトルですが、さっそくコムアイさんのお風呂愛がにじみ出ています。

またこの曲は大人気お笑いタレント、サンドウィッチマンが出演するNHKのバラエティ番組『サンドのお風呂いただきます』のオープニング曲として使われており、なんとコムアイさん自身も、番組のナレーションを務めています。

お風呂好きな人にオススメな1曲です。

マッチ売りの少女水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ『マッチ売りの少女』
マッチ売りの少女水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラがリリースしてきた楽曲の中でもかなりメロウな部類に入る楽曲が『マッチ売りの少女』です。

2015年11月にリリースしたアルバム『ジパング』に収録されている1曲で、アンデルセンの童話がモチーフになっています。

この曲の中では視点を変えて、マッチを買った人の視点で書かれています。

メロウな曲調ですが、主張しすぎないサウンドで刻まれるリズムはとてもグルーヴィ。

静かだけれど踊り出したくなるような、不思議な雰囲気をもった1曲です。

メデューサ水曜日のカンパネラ

2015年にリリースされた5thアルバム『ジパング』に収録されている楽曲。

ギリシャ神話に登場する髪の毛をヘビに変えられてしまった怪物「メデューサ」を題材とした楽曲で、髪の毛や石などメデューサを連想させるフレーズが印象的ですよね。

テーマと相反する軽快でアーバンなアレンジは、歌詞の意味がわからずとも聴いていられるクールさを感じられるのではないでしょうか。

コムアイさんのアンニュイでありながら存在感を持つ歌声が透明感を作り出している、独特の浮遊感が秀逸なポップチューンです。

メロス水曜日のカンパネラ

「チルアウト」「スピリチュアル」「オーガニックサウンド」といったキーワードとともに制作された2ndEP『ガラパゴス』にも収録されている、メジャー2作目の配信限定シングル曲。

太宰治さんの短編小説『走れメロス』の要素を取り入れながらも競走馬をテーマとした歌詞は、異質でありながらもセンスが光っていますよね。

アンニュイなボーカルと変拍子を取り入れたトリッキーなアンサンブルは、聴き手を世界観に引き込む魅力を感じられるのではないでしょうか。

何度も聴き返したくなる、水曜日のカンパネラの新しいステージを感じさせるナンバーです。