音楽をゆっくり聴く時間は意識をしないと、なかなかとれないですよね。
今回は週末にゆっくり聴きたい邦楽の名曲を最新曲から名曲のカバーまで盛りだくさんでピックアップしました!
週末はおうちでゆっくり過ごしたい派の方におすすめです。
週末にゆっくり聴きたい邦楽の名曲(1〜10)
marble latteRin音

冬の冷たい空気に、心が少しだけ張り詰めることってありますよね。
そんな大学生の日常に寄り添ってくれるのが、Rin音さんによるナンバーです。
この楽曲は、まるで温かい飲み物が心に染み渡るような、ほっと一息つける温度感が魅力。
ラテが混ざり合う様子を感情になぞらえており、その言葉選びがとってもステキなんですよね。
2023年12月にリリースされた本作。
丸みのある鍵盤の音、穏やかなビートは、カフェでの勉強や夜道を散歩する時間にぴったりです。
MOONLIGHTLucky Kilimanjaro

まるでミュージカルの幕開けのような、Lucky Kilimanjaroが奏でる1曲。
華やかなストリングスに心が高揚する一方、ミディアムなビートが刻むグルーヴはどこまでも心地よく、その対照的な要素が最高です。
また歌詞の、孤独や涙も優しく肯定し、軽やかなステップへと変えてくれるような世界観に、背中を押されます。
この楽曲は2021年1月にリリースされ、アルバム『DAILY BOP』に収録。
フジテレビ系『ネタパレ』のエンディングテーマとしても流れました。
一日の終わりに心を落ち着けたい時にぴったりのナンバーです。
灯りは遠くスカート

繊細なメロディーと文学的な歌詞で人気を集める、澤部渡さんのソロプロジェクト、スカート。
ポップスやシティポップを軸に、ジャンルレスな音楽性で多くのファンを魅了しています。
そんなスカートが2025年7月にリリースしたこの楽曲は、テレビアニメ『ふたりソロキャンプ』のオープニングテーマとして書き下ろされました。
澤部さん自身のキャンプ体験が創作の源泉となっており、夜の静けさや遠くに見える灯りの記憶が、メロウで心地よいサウンドにしっかり溶け込んでいます。
また歌詞の、孤独感とその向こうにあるかすかな希望を探すような詩の世界観が、本作のチルな雰囲気を一層深めているんです。
まさに、自然の中でくつろぐ時間にうってつけの作品と言えるでしょう。
WATAGUMOKroi

心地よい浮遊感とメロウなグルーヴで魅力を放つチルなナンバー。
R&Bやファンクなど多彩な音楽性を融合させるバンド、Kroiが2021年11月に公開した作品です。
この楽曲はEP『nerd』のリードトラックで「耳に心地いい音」を追求して制作されたそう。
サウンドと、掴みどころのない感情や現代的な孤独感を綿雲に重ねるような歌詞の世界観が、静かな内省とリラックスを同時に与えてくれます。
仕事や勉強のBGMに合うと思います。
Petillant優河

繊細さと力強さをあわせ持つ歌声が深く心に響くシンガーソングライター、優河さん。
この楽曲は、2024年9月に公開されたアルバム『Love Deluxe』のリード曲として制作されました。
それまでのオーガニックな世界観に、オルタナティヴR&Bの心地よいビートが加わったサウンドは、まるで夜の闇にそっと溶け込むよう。
歌詞では、真夜中に込み上げる感情を抑えきれず、朝まで踊り明かすことで悲しみから解放されたいと願う切実な思いが描かれています。
本作を聴けば、内にこもった寂しさや不安がすっと浄化されるような、不思議な癒やしに包まれることでしょう。
U.F.O春野

ミニマルで温かみのあるトラックが魅力の、シンガーソングライター春野さんの楽曲です。
ギターの心地良い音色とシルキーで優しい歌声が溶け合う、チルなバラードナンバーに仕上がっています。
2022年9月にリリース、ビートメイカーのA.G.Oさんとの共作でした。
バカリズムさん脚本のドラマ『住住』主題歌に起用されたことでも知られています。
この眠くなりすぎない絶妙な心地よさは、集中とリラックスを両立したい時間にぴったりですよ。
思い出の昼下がり泉まくら

ハスキーな歌声が心地よく響く、泉まくらさんの楽曲です。
この楽曲は、2019年7月に公開されたアルバム『as usual』に収録された作品。
別れを受け止めて生きていくと決めた女性の、気怠さの中に光る確かな決意が歌われています。
主張しすぎないやわらかなビートとシンセの浮遊感のある音色は、まるで心のマッサージのよう。
物思いにふけたい午後のひとときや、一日の終わりに心を落ち着かせたいときにぴったりの、胸にしみるナンバーです。





