大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲
もともと夫を亡くした女性のことを指す言葉だった未亡人。
最近ではあまり使わなくなった言葉ですが、本来は自分のことを指すときに使われ、ドラマや映画のタイトルをはじめ、楽曲の歌詞など、さまざまななシーンで使用されてきました。
この記事では、そうした夫を亡くされた女性、または妻を亡くされた男性、身近な大切な人を亡くされた方など、愛するパートナーを亡くした方に聴いてほしい楽曲を紹介していきますね。
天国へ旅立ってしまった愛する人への思いをつづったラブソングや、旅立った愛する人からのメッセージをつづった曲を集めましたので、あなたの大切な人を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲(11〜20)
YC&K

C&Kの歌う『Y』は2017年にリリースされた、彼らの15枚目のシングルです。
Instagramに公開された話題の動画「あなたは大切な人と撮った最後の1枚を覚えていますか」でも使用され、オリコンシングルチャートでは第8位にランクインしました。
またiTunesやUSENなどの各種チャートでも13冠を獲得しています。
『Y』はCLIEVYさんとKEENさんの確かな歌唱力によって、多くの人をひきつける名曲に仕上がっているんですよね。
大切な彼女が亡くなっていく様子を歌った歌詞は、パートナーを亡くしてしまった人の心に寄り添ってくれる1曲ではないでしょうか。
プラネタリウム大塚愛

大塚愛さんの歌う『プラネタリウム』は、2005年にリリースされた彼女の10枚目のシングルです。
井上真央さん主演のドラマ『花より男子』の挿入歌に使用され、オリコンシングルチャートでは第1位を獲得しました。
別れを経験し楽しかったころを思い出して、切なくなる気持ちを見事に表現した名曲ですよね。
パートナーを失ってすぐは悲しさでいっぱいだと思いますが、『プラネタリウム』を聴いてパートナーとの思い出に浸れるように気持ちを落ち着けてみてください。
楓スピッツ

永遠の別れを受け入れることができない切ない気持ちを優しく包み込む珠玉のバラード。
相手の笑顔や声を心の奥深くにしまいながら、それでも前に進もうとする決意が静かに響き渡ります。
1998年3月に収録されたアルバム『フェイクファー』からのシングルカットで、フジテレビ系ドラマ『Over Time-オーバー・タイム』や、テレビ朝日系スペシャルドラマ『お母さんの最後の一日』の主題歌として起用されました。
スピッツらしいちみつなアレンジと草野マサムネさんの優しい歌声が印象的な本作は、数々のアーティストにカバーされ続けています。
大切な人との別れを乗り越えようとしている方、心の中にある喪失感と向き合いたい方に寄り添い、少しずつ前を向いていく勇気を与えてくれることでしょう。
花ORANGE RANGE

ORANGE RANGEが歌う『花』は、2004年にリリースされた彼らの8枚目のシングルです。
オリコンシングルチャートで初登場1位を獲得し、バンド初のミリオンセラーとなりました。
妻を亡くした夫となぜか再び現れた妻、そしてその子供を描いた竹内結子さんと中村獅童さん主演の映画『いま、会いにゆきます』の主題歌に起用されています。
「奇跡」を歌った歌詞が映画の内容と相まって愛を感じさせてくれるので、ぜひ映画とともに聴いてみてください!
帰ろう藤井風

生と死の境界を優しく描いた藤井風さんの名曲。
アルバム『HELP EVER HURT NEVER』のラストを飾る本作は、2020年5月に公開された作品です。
大切な人との別れや、自分がいなくなった後の世界への思いを、抽象的で詩的な言葉で紡いでいきます。
MVでは茨城県神栖市を舞台に、車輪付きのソファを押しながら一本道を歩く姿が印象的に描かれました。
葛藤や悲しみを抱えながらも、それを手放して前に進もうとする気持ちに寄り添う本作は、愛する人を失った方の心を静かに包み込んでくれることでしょう。
逢いたいゆず

『逢いたい』は2009年にリリースされた、ゆずの27枚目のシングルです。
NHKドラマ『ゴーストフレンズ』の主題歌に起用されると、オリコンシングルチャートで第3位にランクインしました。
この楽曲は作詞・作曲を担当した北川悠仁さんが、前年の2008年に亡くなった父親へささげた楽曲なんです。
「もう一度だけでいいから亡くなってしまった人に会いたい」という気持ちを歌った歌詞は、聴いていると胸が苦しくなってきます。
パートナーを失って悲しくて仕方ない時には、相手のことを思って『逢いたい』を聴いてみてください。
大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲(21〜30)
あなたのいない、この世界で。fumika

愛する人を失った悲しみに包まれた瞬間、世界は止まってしまったかのように感じるものです。
ところが不思議なことに、時間は容赦なく進み、周りの人は相変わらず笑い、鳥は歌い続けていく。
2017年7月にリリースされた楽曲は、そんな不条理な現実に直面しながらも、前に進もうとする女性の心情を切なく描き出しています。
喪失の痛みと再生への願いを表現した歌詞が、大切な人を失った経験のある方の心に寄り添ってくれるでしょう。