大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲
もともと夫を亡くした女性のことを指す言葉だった未亡人。
最近ではあまり使わなくなった言葉ですが、本来は自分のことを指すときに使われ、ドラマや映画のタイトルをはじめ、楽曲の歌詞など、さまざまななシーンで使用されてきました。
この記事では、そうした夫を亡くされた女性、または妻を亡くされた男性、身近な大切な人を亡くされた方など、愛するパートナーを亡くした方に聴いてほしい楽曲を紹介していきますね。
天国へ旅立ってしまった愛する人への思いをつづったラブソングや、旅立った愛する人からのメッセージをつづった曲を集めましたので、あなたの大切な人を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲(31〜40)
かくれんぼBIGMAMA

子供時代の遊びを通して伝える、愛する人を失った喪失感。
目の前から姿を消してしまった大切な人へ「もういいかい?」と優しく語りかける、心に寄り添う1曲です。
バイオリンの美しい旋律に乗せて、心を閉ざした相手との関係性や、相手の気持ちを見失ってしまった孤独な心情を透明感のある歌声で描いています。
本作は2009年11月にリリースされたアルバム『and yet, it moves ~正しい地球の廻し方~』に収録された楽曲。
突然の別れや喪失を経験した方、心の距離を感じている方の心に深く染み入ります。
琥珀SEKAI NO OWARI

人生で避けることのできない「別れ」をテーマに、大切な人との思い出が心のなかで生き続けることを優しく歌い上げたSEKAI NO OWARIの感動的な楽曲です。
目には見えなくても確かに心の中に残り続ける絆や、忘れてしまうことへの不安、そして今も自分の人生に影響を与え続けている大切な存在への感謝の気持ちが静かに描かれています。
2025年3月にリリースされ、映画『少年と犬』の主題歌として書き下ろされた本作は、アルバム『Nautilus』にも収録されています。
ときの流れのなかで変化していく関係性や、大切な人を失った悲しみと向き合う方の心に寄り添う1曲です。
言って。ヨルシカ

大切な人との別れを経験した心境が、繊細な筆致で描かれた1曲。
明るいメロディラインのなかに、深い悲しみと喪失感が織り込まれています。
現実を受け入れられない主人公の心情が、相手を思いやる切ない心境とともに描写されており、自然の風景を織り交ぜながら共感を呼び起こす世界観をつくり上げています。
2017年6月にリリースされたアルバム『夏草が邪魔をする』に収録された本作は、心に刺さる表現力と美しいメロディで多くの共感を集め、ミュージックビデオは2021年7月に再生回数1億回を突破しました。
大切な人を亡くした方や、言葉にできない思いを抱える方の心に、きっと優しく寄り添ってくれることでしょう。
返信竹内まりや

「返信」は、太平洋戦争中に行われた海軍の「回天」、敵艦に1人で向かう人間魚雷で、生存率はゼロです。
空軍の特攻隊は知れ渡っていますが、海軍でも同じように若くして命を落としていく若者が、恋人へと手紙を残していました。
未亡人とはなりませんが、この恋人がもし返信をするとしたらと想像して作られた曲です。
かくれんぼRADWIMPS

幼い頃に誰もが遊んだ「かくれんぼ」という遊びを通して、大切な人との別れを優しく描いたRADWIMPSの楽曲です。
静かなピアノとストリングスの音色が、愛する人を失った人々の心に寄り添うように響きます。
突然いなくなってしまった人への戸惑いや喪失感、そして忘れることへの罪悪感と、前に進まなければならない現実との葛藤が丁寧に表現されています。
2021年3月6日にNHK総合で放送された東日本大震災10年特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』の主題歌として書き下ろされ、アルバム『2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs』に収録されました。
本作は、震災で愛する人を失った方はもちろん、さまざまな形で大切な人との別れを経験された方の心に、深く響く1曲です。
大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲(41〜50)
もう一度Tani Yuuki

失われた愛を取り戻そうという強い思いが込められた、心に染み入る珠玉のバラード。
Tani Yuukiさんの柔らかな歌声と、温かみのある優しいメロディが、大切な人への思いを一層引き立てています。
2022年9月に発表された本作は、ストリーミングチャートで好評を博し、細胞をモチーフにした壮大なCG映像を用いたミュージックビデオも話題に。
誰もが共感できる孤独や不安を乗り越え、手を取り合って未来を切り開いていこうというメッセージが心に響きます。
大切な人との思い出や、お別れの後の感情と向き合いたい方にピッタリの1曲です。
天国への手紙オール巨人(カバー)

漫才師としては有名なオール阪神巨人こと巨人師匠が40周年を記念して発売されたシングル曲です。
関西弁はどことなく明るさがあるのですが、亡くなった夫に「逢いたいわ」と繰り返す言葉は気丈に2人の子を育てながらも、妻としての気持ちが表れてます。