大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲
もともと夫を亡くした女性のことを指す言葉だった未亡人。
最近ではあまり使わなくなった言葉ですが、本来は自分のことを指すときに使われ、ドラマや映画のタイトルをはじめ、楽曲の歌詞など、さまざまななシーンで使用されてきました。
この記事では、そうした夫を亡くされた女性、または妻を亡くされた男性、身近な大切な人を亡くされた方など、愛するパートナーを亡くした方に聴いてほしい楽曲を紹介していきますね。
天国へ旅立ってしまった愛する人への思いをつづったラブソングや、旅立った愛する人からのメッセージをつづった曲を集めましたので、あなたの大切な人を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲(71〜80)
おばあのお守り成底ゆう子

石垣島出身の成底さんが幼い頃の思い出を歌にした曲です。
のんびりした風景の中に人と人とのふれあいが、ほのぼのさせます。
小さい頃って、日常の笑顔は何よりの宝物ですね。
魔法のお守りもきっとそんな気持ちで作られた曲でしょうね。
港じゃんがら帰り船松永ひとみ

福島県いわき市では新盆にじゃんがらの踊りと鉦や太鼓の音楽で故人の冥福をお祈りします。
この詞はいわき市出身の「ながいさつき」さんが2014年に最優秀新人賞を受賞しました。
あの大津波が襲った3.11の悲しいでき事を、詞にしたもので、「あなたの船はいつ帰る」は、辛いですね。
Gold ~また逢う日まで~宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんが制作した『Gold ~また逢う日まで~』は、誰よりも大切な人が居なくなったことに向き合う姿を描いた楽曲です。
彼女が街中を歩きまわったり、夜空にクレーンでつり上げられるPVは、新宿を舞台に撮影されました。
どれだけ月日が過ぎても色あせない思い出を歌っており、かがやく様子を宝石にたとえて表現しています。
せんさいかつ大胆なサウンドにのせた軽快な彼女の歌唱から、未来に向かって歩き出す場面が思い浮かぶでしょう。
今はもう会えないことを「別れ」と歌うだけでなく、いつかまた会える日を夢見る追悼歌です。
愛する人を思い浮かべながら聴いてみてはいかがでしょうか。
ネオンテトラ八代亜紀

ネオンテトラとは、熱帯魚のことでネオンのように身体がメタリックブルーに光ってみえます。
ちょっとやさぐれた水商売の女性を八代亜紀さんが演じながら、歌っている見事な歌唱です。
タイトルと詞のセンスも抜群だと思うのですが、あまり知られていない曲です。
もう一度小坂明子

1973年に発売された「あなた」は、ミリオンセラーとなる名曲で、彼女を一躍、有名にしました。
この時彼女はまだ16歳の高校生で、翌年、発売された「もう一度」は、名曲ですが、両曲とも高校生の彼女には少し背伸びした感じがしましたが、今、新たに聴いてみるといいですね。
無法松の恋中村美津子

「無法松の一生」は歌は勿論、映画やドラマでもヒットした名作です。
荒くれ男のイメージも、「無法松の恋」となると、何とも秘めたる想いを胸の中にしまうやるせなさを感じます。
恋した相手は未亡人だったんです。
歌詞に出てくる松五郎は無法松の本名で、富島松五郎といいます。
浪花ことぶき大川栄作

物語として聴くと、細腕繁盛記を思い出しますね。
あまりに昔のドラマで知らない方も多いでしょうが、浪花女性が、さまざまな困難を乗り越えながら、旅館の再生をしていくストーリーです。
子も立派に育て上げ、褒めて欲しいとひとり祝う女性は立派です。