大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲
もともと夫を亡くした女性のことを指す言葉だった未亡人。
最近ではあまり使わなくなった言葉ですが、本来は自分のことを指すときに使われ、ドラマや映画のタイトルをはじめ、楽曲の歌詞など、さまざまななシーンで使用されてきました。
この記事では、そうした夫を亡くされた女性、または妻を亡くされた男性、身近な大切な人を亡くされた方など、愛するパートナーを亡くした方に聴いてほしい楽曲を紹介していきますね。
天国へ旅立ってしまった愛する人への思いをつづったラブソングや、旅立った愛する人からのメッセージをつづった曲を集めましたので、あなたの大切な人を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
大切なパートナーを亡くした人に聴いてほしい曲(21〜30)
さよなら大好きな人花*花

ハモりがとてもきれいな女性デュオの花*花。
『さよなら大好きな人』は2000年にリリースされ、ドラマ『オヤジぃ』の主題歌でした。
大好きな人が亡くなったことは、それを受け入れることすら大変なことだと思います。
この曲は、大好きな人がいなくなってしまった悲しみや苦しみを歌っています。
リリックはシンプルで、大好きな人への忘れがたい気持ちが描かれ、素直に事実を受け入れられない心に寄り添ってくれます。
気持ちをストレートに表現しているので、聴いていると気持ちが癒やされてきます。
桜流し宇多田ヒカル

大切な人との別れを経験したすべての人の心に寄り添う、宇多田ヒカルさんの珠玉のバラード。
咲いて散る桜のようにはかない命を優美に描き、失った人への思いと、それでも前を向いて生きていく決意が静かに歌い上げられます。
ピアノを主体としたシンプルな編曲が、繊細な歌声を一層引き立てる心揺さぶる名曲です。
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として2012年11月に公開され、後にアルバム『Fantôme』に収録された本作。
大切な人を失った悲しみに暮れる方や、その喪失感から前に進もうとしている方の心に、深い共感と優しいなぐさめを与えてくれることでしょう。
この星空の彼方岡本真夜

最愛のパートナーが天国へ旅立ってしまったときに感じるつらい気持ちに寄り添ってくれる岡本真夜さんの『あいたい』。
この曲は1999年にリリースされ、実際に最愛のパートナーを亡くしたファンを励ますために作られた楽曲です。
メロディーはスローで癒やされるのはもちろん、リリックも素直にいま感じている泣きたい思いを寛容に受け止めてくれています。
聴き終わる頃には「またきっと前を向けるはず」って温かな気持ちになるオススメの曲です。
君がいない世界は切なくてCHIHIRO

時間がたったとしても大切な人との記憶を思い出し、悲しさがこみあげてくる様子を描いた楽曲です。
CHIHIROさんの大切な人を失った実体験をもとにした曲だからこそ、悲しみの表現がリアルに伝わってきますね。
ピアノの音色を中心とした切ないサウンドで、届かなくなった思いの切なさや心の中で悲しみが大きくなる様子が鮮明に伝わってきます。
思い出す姿が何気ない日常ということもポイントで、簡単なことすらかなわなくなってしまった悲しみが強く描かれている楽曲ですね。
瞳をとじて平井堅

愛する人を失った深い悲しみと喪失感を繊細に描き出した、平井堅さんの心に染み入る珠玉のバラード。
物語は朝の目覚めから始まり、失った人との日常や思い出が美しくつづられていきます。
心のなかで大切な存在を永遠に生き続けさせたいという純粋な願いが、歌詞の随所にちりばめられた美しい情景描写とともに胸を打ちます。
2004年4月に発売され、年間オリコンシングルチャート1位を獲得。
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として多くの人々の記憶に刻まれた本作は、人生の別れに際して、残された者の心を優しく包み込んでくれることでしょう。
Anytime Anywheremilet

大切な人との死別をテーマに、心に染みる歌声で紡がれたmiletさんの楽曲。
TVアニメ『葬送のフリーレン』のエンディングテーマとして2024年1月にリリースされた本作は、永遠の別れを経験しながらも、その人との思い出を愛おしく抱えて前に進もうとする心情を温かく包み込んでいます。
「亡くなった人との思い出は、自分の血肉となり生きる力になっていく」というメッセージには、強い説得力が感じられます。
アニメの世界観と見事に重なり合いながら、聴く人それぞれの大切な人との思い出に寄り添う本作は、大切な人を失った悲しみを抱える方、その記憶と向き合いたい方に、そっと寄り添ってくれる優しい楽曲です。
Lostyama

大切な人との別れを経験した主人公の心情に寄り添う、yamaさんの繊細で切ないバラード。
心が張り裂けそうな喪失感と、消えることのない後悔の念を、透明感のある歌声で優しく包み込んでいます。
本作は2022年8月に公開され、映画『線は、僕を描く』の挿入歌として採用されました。
yamaさんのアルバム『Versus the night』にも収録され、人生の大きな喪失を経験したすべての人の心に寄り添う楽曲として愛されています。
悲しみを抱えながら前に進もうとする方、大切な人を亡くして心を閉ざしてしまっている方に、そっと寄り添ってくれる1曲です。