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冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち

冬という季節に流れるジャズといえば、クリスマスソングとして愛されているさまざまな名曲を思い浮かべる方も多いでしょう。

また、夜の長い季節なので、じっくり耳を傾けたくなる内省的な楽曲がフィットする季節ですね。

スタンダードナンバーはもちろん、有名なクリスマスソングをジャズ風にアレンジした楽曲も人気ですよね。

今回の記事ではそんな定番のクリスマスソングも押さえつつ、冬にオススメのジャズナンバーをピックアップ。

ずばり冬をテーマとしたものから、ひとりでじっくり向き合うナンバー、さらには寒さを忘れさせてくれるような陽気な曲まで、新旧を問わずお届けします!

ジャズファンでなくても聴き応え十分のナンバーが並んでいます。

ぜひお楽しみくださいね。

もくじ

冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち(1〜20)

My Funny ValentineMiles Davis

冬になると聴きたくなるジャズのスタンダードナンバーといえばこちらの曲でしょう。

大好きな恋人、バレンタインさんのことについて歌った曲ですが、バレンタインデーの前に特に演奏されることが多いです。

歌手が歌うことも多いのですが、マイルス・デイビスさんの味わいのあるトランペットの音色もこの曲とマッチしていますよね。

そのままのあなたでいてほしいという歌詞内容は、クリスマスの時期に大切な恋人に向けてプレゼントしてもよさそうな曲です。

Exactly Like YouNat King Cole

冬になると、家族や恋人と過ごす暖かい時間が恋しくなるのではないでしょうか。

そんなときにぴったりなこちらの曲は、私が探してたのはこの人だったんだ、といった内容の曲です。

お母さんが言っていたような人はまさにあなたのような人だ、といった家族愛も感じられる歌詞には家族のきずなも感じられます。

ナット・キング・コールさんのあたたかな声質も寒くなると恋しくなりますよね。

元のメロディーをうまくくずして、オシャレに歌いこなしている1曲です。

Skating in Central ParkBill Evans

冬の長い夜に心地よく響く、美しいインストゥルメンタル楽曲です。

ビル・エヴァンスさんのピアノとジム・ホールのギターが織りなす繊細な音の世界は、セントラルパークでスケートを楽しむ人々の姿を目に浮かばせてくれますね。

1962年に発表されたアルバム『Undercurrent』に収録された本作は、ジャズファンだけでなく、穏やかな時間を過ごしたい方にもぴったり。

雪の降る夜、暖かい部屋で窓の外を眺めながら聴くのもおすすめです。

エヴァンスさんとホールの音楽的な対話は、冬の静けさと美しさを見事に表現しています。

Treize jours en FranceJoe Hisaishi

冬の静寂に包まれた風景を思わせる、久石譲さんによる珠玉のオーケストラアレンジです。

フランシス・レイ作曲の名曲を、壮大かつ繊細な音色で彩り、雪景色の中での人間ドラマを鮮やかに描き出しています。

2005年11月発売のアルバム『American in Paris』に収録された本作は、クラシックと映画音楽の融合という久石さんならではの魅力が存分に発揮されていますね。

冬の夜長にじっくり聴き入りたい一曲です。

グルノーブル冬季五輪の情景が浮かぶような、ノスタルジックでメロディアスな雰囲気も魅力的。

ゆったりとした気分で音楽に身を委ねたいときにぴったりの一曲ですよ。

You Must Believe In SpringBill Evans

Bill Evans – You Must Believe In Spring (Official Audio)
You Must Believe In SpringBill Evans

冬は寒いし、生活しにくい時期なので、あまり好きではない人も多いのではないでしょうか。

また、今人生の冬の時期まっただ中で苦しんでいる人もおられるでしょう。

暖かい春が来ることを信じて頑張っていこうといった気持ちを歌ったこちらの曲は、やがて来る春を心待ちにする思いにあふれています。

また、巨匠ミシェル・ルグランさんの作った、この曲のメロディーやコード進行は、聴いただけではとても自然に感じますがなかなか複雑な曲です。