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冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち

冬という季節に流れるジャズといえば、クリスマスソングとして愛されているさまざまな名曲を思い浮かべる方も多いでしょう。

また、夜の長い季節なので、じっくり耳を傾けたくなる内省的な楽曲がフィットする季節ですね。

スタンダードナンバーはもちろん、有名なクリスマスソングをジャズ風にアレンジした楽曲も人気ですよね。

今回の記事ではそんな定番のクリスマスソングも押さえつつ、冬にオススメのジャズナンバーをピックアップ。

ずばり冬をテーマとしたものから、ひとりでじっくり向き合うナンバー、さらには寒さを忘れさせてくれるような陽気な曲まで、新旧を問わずお届けします!

ジャズファンでなくても聴き応え十分のナンバーが並んでいます。

ぜひお楽しみくださいね。

もくじ

冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち(1〜20)

Cinema ParadisoCharlie Haden & Pat Metheny

冬の雰囲気に合わせて哀愁のただようジャズを聴きたいという方にオススメしたい作品が、こちらの『Cinema Paradiso』。

ジャズベーシストであるチャーリー・ヘイデンさんと有名なジャズ・フュージョン・バンド、パット・メセニー・グループのリーダーであるギタリストのパット・メセニーさんが共演した作品で、クラシックギターとコントラバスという非常にシンプルな演奏でありながら、味わい深い1曲に仕上げられた作品です。

SnowboundSarah Vaughan

華麗なストリングスの導入から、ロマンティックなクリスマスを約束してくれるのは、サラ・ヴォーンの歌う『Snowbound』。

彼女の魅力は、幅広いレンジとヴィブラートのかかった豊かな歌声。

そのほうじゅんで迫力のある歌声は今もなお私たちを魅了します。

サラ・ヴォーンは、アメリカを代表する女性ジャズ・ボーカリストで、アポロシアターのアマチュアナイトで優勝したのをきっかけにデビューを果たします。

数々の名曲を歌い、永遠のスタンダードを生み出してきました。

厳かな聖夜をいろどるにふさわしい、ゴージャスでメロウな『Snowbound』で、ステキなひとときをお過ごしください。

Chilly Winds Don’t BlowNina Simone

アメリカのジャズシンガー、ニーナ・シモンさんが1959年にリリースした『Chilly Winds Don’t Blow』。

この曲は彼女の魂のこもった歌声が心を震わせる冬に聴きたいジャズソングです。

「寒風は吹かない」という意味のタイトル通り、彼女の歌には寒さを吹き飛ばすような力強さが込められています。

冬の寒さで疲れた時、年末の忙しさがつらい時にこの曲を聴けば、すぐに元気がわいてくること間違いなしですよ!

Winter WonderlandChet Baker

Chet Baker – Winter Wonderland (Rare Lp Take)
Winter WonderlandChet Baker

1934年にフェリックス・バーナードさんとリチャード・バーナード・スミスさんによって書かれたこちらの曲は、定番のクリスマスソングとしてたくさんのアーティストに演奏されています。

ちょっとおしゃれな感じで、どんなアレンジで演奏してもクリスマス気分を盛り上げてくれますよね。

歌手だけでなく楽器で演奏されることも多いこちらの曲、チェット・ベイカーさんのバージョンは疾走感のあるテンポがそりが走っているようでかっこいいですね。

Makin’ WhoopeeDr. John · Rickie Lee Jones

渋みのあるボーカルとしっとりとしたメロディが織りなす、大人の恋愛模様を描いたナンバーですね。

皮肉な歌詞とジャジーなサウンドが絶妙にマッチして、思わず聴き入ってしまいます。

1989年にリリースされたこの曲は、グラミー賞も受賞した名デュエット。

映画『ファビュラス・ベイカーボーイズ』でも使用され、多くの人々の心を掴みました。

恋愛の機微を感じたい方にぜひおすすめで、冬の夜長にもゆったりと楽しみたい一曲ですよ。