RAG MusicJazz
素敵なジャズ

冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2026】

冬という季節に流れるジャズといえば、クリスマスソングとして愛されているさまざまな名曲を思い浮かべる方も多いでしょう。

また、夜の長い季節なので、じっくり耳を傾けたくなる内省的な楽曲がフィットする季節ですね。

スタンダードナンバーはもちろん、有名なクリスマスソングをジャズ風にアレンジした楽曲も人気です。

今回の記事ではそんな定番のクリスマスソングも押さえつつ、冬にオススメのジャズナンバーをピックアップ。

ずばり冬をテーマとしたものから、ひとりでじっくり向き合うナンバー、さらには寒さを忘れさせてくれるような陽気な曲まで、近年注目されている若手のオリジナル曲も含めてお届けします!

冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2026】(21〜30)

mother i’ll be latearon!

aron! – mother i’ll be late (lyric video)
mother i'll be latearon!

ジャズの語法とポップスの親しみやすさを見事に融合させた「コージー・ポップ」で注目を集めるシンガー・ソングライター、アロンさん。

ノースカロライナ州シャーロット出身の彼は、幼少期からギターに親しみ、80歳のジャズ・ギター教師との出会いをきっかけにジャズへの情熱を深めていったそうです。

2025年6月には名門ヴァーヴ・レコードからデビューEP『cozy you (and other nice songs)』をリリースし、温かみのある歌声と洗練されたハーモニーで話題を呼びました。

そんな彼が手がけたホリデーEP『a cozy christmas』に収録されたこの楽曲は、家族のもとへ帰れないクリスマスの切なさと温もりへの憧れを描いたオリジナル曲です。

派手なオーケストレーションではなく、部屋鳴りのするコンボ感で季節の空気を表現しているのが魅力的。

華やかさよりも、会えない夜の心細さまで包み込むやさしい余白が心に染みます。

静かなクリスマスを過ごしたい方にぴったりの一曲です。

Bah HumbugPentatonix

Pentatonix – Bah Humbug (Yule Log Audio)
Bah HumbugPentatonix

グラミー賞を3度受賞したア・カペラ・グループ、ペンタトニックスによるクリスマス・オリジナル曲をご紹介します。

2025年9月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Christmas in the City』の先行シングルとして発表されました。

タイトルはチャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』でおなじみのスクルージの決まり文句から取られており、ひねくれ者の視点でホリデーシーズンを描くという遊び心あふれる一曲です。

皮肉とユーモアを効かせながらも、最終的には祝祭の魔法へと感情を反転させていく構成が見事ですね。

声だけで生み出される厚みのあるハーモニーとビートボックスが、まるでビッグバンドのような華やかさを演出しています。

定番のクリスマスソングに飽きてしまった方や、ちょっとひねりの効いたホリデー・ナンバーを探している方にオススメです。

Cozy NovemberEmmaline

晩秋の空気をそのまま音楽にしたような、温かなオリジナル曲をご紹介します。

エマリンさんは、ジャズ・ピアニストの父とシンガーの母のもとで育ったアメリカ出身のボーカリスト兼ヴァイオリニスト。

幼少期からジャズに親しみ、スモーキーな歌声でソウルやR&Bの要素も取り入れた、ジャンルを横断するスタイルが持ち味です。

2023年の映画『Sweetwater』への出演でも注目を集めました。

本作は「11月をテーマにした曲がほとんどない」という気づきから生まれた一曲で、2023年11月にリリース。

のちにアルバム『The Christmas Album』にも収録されています。

寒くなり始めた街の匂いや温かい飲み物、家の中の灯りといった、晩秋の居心地のよさを感じさせるジャズ・ボーカルに仕上がっています。

クリスマス直前ではなく、11月の入り口から冬支度の気分を味わいたい方にぴったりです。

Holly Jolly ChristmasMichael Bublé

Michael Bublé – Holly Jolly Christmas [Official HD]
Holly Jolly ChristmasMichael Bublé

もともと、1960年代のクラシッククリスマスソングで、バール・アイヴスさんが初演している曲です。

マイケル・ブーブレさんバージョンは、2011年にリリースされています。

ジャズ要素があり、とてもオシャレで乗りやすい曲ですね。

2分という短さで曲を覚えることも難しくなく聴きなじみもあると思うので、クリスマス曲を覚えたい方にはとてもオススメです!

全体的に余裕感をもって、さらっと歌えたらかっこいい曲だなと感じます。

ジャズスウィングが大事で、頭で考えずに体でしっかり乗りましょう!

そうすると勝手にリズムもついてくるはずです。

お酒片手に横揺れしながら歌う雰囲気がとてもピッタリだなと感じます。

少し休憩したいときに口ずさむ感覚で歌ってみてください!

When You Wish Upon a StarKeith Jarrett

Keith Jarrett Trio – When You Wish Upon a Star
When You Wish Upon a StarKeith Jarrett

1940年のディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られたこちらの曲、いわゆるクリスマスの曲ではありませんが、かわいらしいメロディーや星にまつわる曲なのでクリスマス時期に演奏されることが多い曲です。

スウェーデンとノルウェーではクリスマスソングになっていて、ベツレヘムの星について歌っているそうです。

バラードの曲ですがキース・ジャレットさんのように3拍子で演奏されたバージョンもクリスマスらしくてすてきですね。

Left AloneMal Waldron

マル・ウォルドロンさんが生み出した名曲は、ビリー・ホリデイさんへのオマージュとして知られています。

ジャズピアニストとして活躍したウォルドロンさんですが、本作では悲しみと孤独感が漂うメランコリックなジャズバラードを奏でています。

抑制された感情表現と即興性が際立つ演奏は、聴く人の心に深く染み入るでしょう。

1959年2月24日にニューヨークで録音された本作は、ウォルドロンさんの代表作として多くのジャズファンに愛され続けています。

冬の長い夜に、一人じっくりと向き合いたい方におすすめの一曲です。

ジャズの名曲に触れたい方はもちろん、静かな時間を過ごしたい方にも心地よく響くことでしょう。

The Nearness of YouNorah Jones

Norah Jones – The Nearness Of You @norahjones
The Nearness of YouNorah Jones

偉大な作曲家ホーギー・カーマイケルさんが1938年に作曲したこちらの曲は『あなたのそばに』という邦題がついており、あなたのそばにいる時がどんなに幸せかを歌った曲です。

クリスマスやお正月など、人とすごすことが多くなるこの時期には心にしみわたる曲ですね。

ジャズのスタンダードナンバーとしては定番中の定番で、たくさんのアーティストによって歌われたり演奏されたりしています。

あなたもこの曲を聴きながらステキな誰かの存在を感じてみませんか。