冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2025】
冬という季節に流れるジャズといえば、クリスマスソングとして愛されているさまざまな名曲を思い浮かべる方も多いでしょう。
また、夜の長い季節なので、じっくり耳を傾けたくなる内省的な楽曲がフィットする季節ですね。
スタンダードナンバーはもちろん、有名なクリスマスソングをジャズ風にアレンジした楽曲も人気です。
今回の記事ではそんな定番のクリスマスソングも押さえつつ、冬にオススメのジャズナンバーをピックアップ。
ずばり冬をテーマとしたものから、ひとりでじっくり向き合うナンバー、さらには寒さを忘れさせてくれるような陽気な曲まで、近年注目されている若手のオリジナル曲も含めてお届けします!
- クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで
- 冬に聴きたい洋楽。心に染みるウィンターソング
- 【2025】12月に聴きたい洋楽の名曲特集!
- 【洋楽ジャズ】一度は聴いたことのあるスタンダードナンバー特集
- 【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介
- 【冬の歌】人気の冬ソング。ウィンターソングの名曲
- 【ウィンターソング】インスタのストーリーで使える冬を感じる曲
- スウィングジャズの名曲。おすすめの人気曲
- 【冬ソング】冬に聴きたい名曲。冬に恋しくなる歌
- 【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲
- 寒い季節に聴きたくなる!ゆとり世代におすすめのウィンターソング
- 【12月に聴きたい歌】冬らしさを感じるJ-POP&クリスマスソング【2025】
- 【2025】雪降る夜に聴きたい洋楽の雪の名曲
冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2025】(21〜30)
When You Wish Upon a StarKeith Jarrett

1940年のディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られたこちらの曲、いわゆるクリスマスの曲ではありませんが、かわいらしいメロディーや星にまつわる曲なのでクリスマス時期に演奏されることが多い曲です。
スウェーデンとノルウェーではクリスマスソングになっていて、ベツレヘムの星について歌っているそうです。
バラードの曲ですがキース・ジャレットさんのように3拍子で演奏されたバージョンもクリスマスらしくてすてきですね。
Left AloneMal Waldron

マル・ウォルドロンさんが生み出した名曲は、ビリー・ホリデイさんへのオマージュとして知られています。
ジャズピアニストとして活躍したウォルドロンさんですが、本作では悲しみと孤独感が漂うメランコリックなジャズバラードを奏でています。
抑制された感情表現と即興性が際立つ演奏は、聴く人の心に深く染み入るでしょう。
1959年2月24日にニューヨークで録音された本作は、ウォルドロンさんの代表作として多くのジャズファンに愛され続けています。
冬の長い夜に、一人じっくりと向き合いたい方におすすめの一曲です。
ジャズの名曲に触れたい方はもちろん、静かな時間を過ごしたい方にも心地よく響くことでしょう。
BeatriceSam Rivers

寒い冬をゆったりとしたスロージャズを聴きながら過ごしたいという方にオススメしたい作品が、こちらの『Beatrice』。
この曲は偉大なジャズ・ミュージシャンである、サム・リヴァースさんによって作られました。
彼はピアノ、ソプラノ・サックス、テナー・サックス、バス・クラリネット、フルート、ハーモニカなどさまざまな楽器を奏でることで有名で、多くの名曲を作り上げてきました。
1960年代のフリージャズを代表する彼の型にはまらない音楽性は、単調な冬に色とりどりの感動を与えてくれることでしょう。
Blue MoonBillie Holiday

サラ・ヴォーンさんやエラ・フィッツジェラルドさんと並んで、偉大な女性ジャズボーカリストとして知られている、ビリー・ホリデイさん。
幼少期に壮絶な家庭環境で育ったため、精神的には何かと不安を抱えていた彼女ですが、その分、ボーカルにも深みがあり、こちらの『Blue Moon』でも彼女のボーカルの中にある、深みや哀愁を味わえます。
ほっこりするようなメロディーに仕上げられているので、寒い冬にはピッタリのナンバーです。
My Funny ValentineMiles Davis

冬になると聴きたくなるジャズのスタンダードナンバーといえばこちらの曲でしょう。
大好きな恋人、バレンタインさんのことについて歌った曲ですが、バレンタインデーの前に特に演奏されることが多いです。
歌手が歌うことも多いのですが、マイルス・デイビスさんの味わいのあるトランペットの音色もこの曲とマッチしていますよね。
そのままのあなたでいてほしいという歌詞内容は、クリスマスの時期に大切な恋人に向けてプレゼントしてもよさそうな曲です。
CandyLee Morgan

クリスマスといえば甘いお菓子をいただく機会も多いのではないでしょうか。
そんなときにぴったりなジャズのスタンダードナンバーがこちらの曲です。
キャンディーという名前のとても甘い関係の恋人のことを歌った曲で、幸せでいっぱいののろけのような歌詞内容になっています。
この歌のように幸せなシチュエーションでクリスマスが過ごせたら、寒い冬も心の底から温まりそうです。
リー・モーガンさんのこちらのバージョンは、ドラマーの曲間のソロがオシャレです。
Stella By StarlightMiles Davis

ビクター・ヤングさんが1944年の『呪いの家』というホラー映画のために作曲した曲がこちらです。
もともとは歌詞のない曲でしたが、1946年に歌詞がつけられました。
ホラー映画の曲とは思えない美しいメロディーを持つこちらの曲は、現在もジャズのスタンダードナンバーとして、全世界でたくさんのアーティストに演奏されています。
星がタイトルにつく曲はやはり星が美しく輝く冬やクリスマスの時期に聴きたくなりますよね。






