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冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち

冬という季節に流れるジャズといえば、クリスマスソングとして愛されているさまざまな名曲を思い浮かべる方も多いでしょう。

また、夜の長い季節なので、じっくり耳を傾けたくなる内省的な楽曲がフィットする季節ですね。

スタンダードナンバーはもちろん、有名なクリスマスソングをジャズ風にアレンジした楽曲も人気ですよね。

今回の記事ではそんな定番のクリスマスソングも押さえつつ、冬にオススメのジャズナンバーをピックアップ。

ずばり冬をテーマとしたものから、ひとりでじっくり向き合うナンバー、さらには寒さを忘れさせてくれるような陽気な曲まで、新旧を問わずお届けします!

ジャズファンでなくても聴き応え十分のナンバーが並んでいます。

ぜひお楽しみくださいね。

もくじ

冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち(21〜40)

Waiting on an AngelLisa Wahlandt, Sven Faller

ドイツの才能豊かなデュオによるジャズナンバー。

天使を待つという希望に満ちたテーマを、Lisa Wahlandtさんの繊細な歌声とSven Fallerさんの豊かなベースラインが見事に表現しています。

2014年11月にリリースされたアルバム『Home for Christmas』に収録された本作は、クリスマスの温かみを感じさせる静かな美しさを持っています。

冬の長い夜に、ゆったりとした気分で聴くのにぴったりの1曲。

ジャズファンはもちろん、心安らぐ音楽を求める方にもおすすめです。

Social CallSamara Joy

Samara Joy – Social Call (Live Performance) | Vevo
Social CallSamara Joy

ジャズプレイヤー、ジジ・グライスさんが作った曲で、のちに歌手のジョン・ヘンドリクスさんが歌詞をつけました。

歌詞内容はちょっと気になる女性にあいさつするためにちょっと立ち寄ってみたよ、といった意味です。

後からつけたのに、なかなかおしゃれな歌詞ですよね。

冬はクリスマスパーティーなどで知人のうちを訪問することも多いでしょうから、シチュエーションとしてもピッタリな曲ですよね。

サマラ・ジョイさんはグラミー賞を受賞したアメリカのジャズ歌手です。

これからの活躍も楽しみですね。

Someday My Prince Will ComeBill Evans

ドビュッシーやラヴェルといった印象主義の音楽性を取り入れたジャズで世界的な人気を集めた作曲家、ビル・エヴァンスさん。

ジャズを少しでもかじっている方にとっては、おなじみの作曲家ですね。

こちらの『Someday My Prince Will Come』はディズニー映画『白雪姫』の挿入歌に使用されている作品で、日本では『いつか王子様が』というタイトルで知られています。

原曲はファンタジーな雰囲気ですが、こちらはジャジーで温かく陽気な雰囲気に仕上がっているのが印象的ですね。

My Favorite ThingsJohn Coltrane

冬にバーでひとときを過ごしたいという方にオススメしたい作品が、こちらの『My Favorite Things』。

ジャズの名曲として知られている作品ですが、実は、もともとはミュージカル『Sound Of Music』に登場する楽曲の1つでした。

こちらのバージョンはモダン・ジャズの偉大なサックス奏者であるジョン・コルトレーンさんによるものですが、原曲のミュージカルのバージョンに比べると、より哀愁のただよう大人な1曲に仕上げられています。

Ruby, My DearThelonious Monk

たくさんの独特な曲を作ったピアニストのセロニアス・モンクさんが作った、美しく複雑なバラードソングがこちらです。

複雑な響きのするバラードソングはなぜか冬に良く似合います。

高級なじゅうたんや織物や編み物のような構成だからでしょうか。

のちにつけられた歌詞は、失恋した友達を励ますような内容となっています。

何となく人恋しく、悩みを打ち明けたくなるような夜は、あたたかい飲み物を飲みながらこんな曲を聴いてみてはいかがでしょうか。