冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2025】
冬という季節に流れるジャズといえば、クリスマスソングとして愛されているさまざまな名曲を思い浮かべる方も多いでしょう。
また、夜の長い季節なので、じっくり耳を傾けたくなる内省的な楽曲がフィットする季節ですね。
スタンダードナンバーはもちろん、有名なクリスマスソングをジャズ風にアレンジした楽曲も人気です。
今回の記事ではそんな定番のクリスマスソングも押さえつつ、冬にオススメのジャズナンバーをピックアップ。
ずばり冬をテーマとしたものから、ひとりでじっくり向き合うナンバー、さらには寒さを忘れさせてくれるような陽気な曲まで、近年注目されている若手のオリジナル曲も含めてお届けします!
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冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2025】(21〜30)
Ruby, My DearThelonious Monk

たくさんの独特な曲を作ったピアニストのセロニアス・モンクさんが作った、美しく複雑なバラードソングがこちらです。
複雑な響きのするバラードソングはなぜか冬に良く似合います。
高級なじゅうたんや織物や編み物のような構成だからでしょうか。
のちにつけられた歌詞は、失恋した友達を励ますような内容となっています。
何となく人恋しく、悩みを打ち明けたくなるような夜は、あたたかい飲み物を飲みながらこんな曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
CandyLee Morgan

クリスマスといえば甘いお菓子をいただく機会も多いのではないでしょうか。
そんなときにぴったりなジャズのスタンダードナンバーがこちらの曲です。
キャンディーという名前のとても甘い関係の恋人のことを歌った曲で、幸せでいっぱいののろけのような歌詞内容になっています。
この歌のように幸せなシチュエーションでクリスマスが過ごせたら、寒い冬も心の底から温まりそうです。
リー・モーガンさんのこちらのバージョンは、ドラマーの曲間のソロがオシャレです。
冬に聴きたいジャズ。クリスマスソングだけじゃない名曲・名演たち【2025】(31〜40)
Blue MoonBillie Holiday

サラ・ヴォーンさんやエラ・フィッツジェラルドさんと並んで、偉大な女性ジャズボーカリストとして知られている、ビリー・ホリデイさん。
幼少期に壮絶な家庭環境で育ったため、精神的には何かと不安を抱えていた彼女ですが、その分、ボーカルにも深みがあり、こちらの『Blue Moon』でも彼女のボーカルの中にある、深みや哀愁を味わえます。
ほっこりするようなメロディーに仕上げられているので、寒い冬にはピッタリのナンバーです。
Social CallSamara Joy

ジャズプレイヤー、ジジ・グライスさんが作った曲で、のちに歌手のジョン・ヘンドリクスさんが歌詞をつけました。
歌詞内容はちょっと気になる女性にあいさつするためにちょっと立ち寄ってみたよ、といった意味です。
後からつけたのに、なかなかおしゃれな歌詞ですよね。
冬はクリスマスパーティーなどで知人のうちを訪問することも多いでしょうから、シチュエーションとしてもピッタリな曲ですよね。
サマラ・ジョイさんはグラミー賞を受賞したアメリカのジャズ歌手です。
これからの活躍も楽しみですね。
Stella By StarlightMiles Davis

ビクター・ヤングさんが1944年の『呪いの家』というホラー映画のために作曲した曲がこちらです。
もともとは歌詞のない曲でしたが、1946年に歌詞がつけられました。
ホラー映画の曲とは思えない美しいメロディーを持つこちらの曲は、現在もジャズのスタンダードナンバーとして、全世界でたくさんのアーティストに演奏されています。
星がタイトルにつく曲はやはり星が美しく輝く冬やクリスマスの時期に聴きたくなりますよね。
Ascenseur pour l’échafaudMiles Davis

映画『死刑台のエレベーター』のために即興で作られた音楽は、マイルス・デイヴィスさんの才能が遺憾なく発揮された名作です。
トランペットの哀愁漂う音色が、映画の緊張感や悲劇性を見事に表現しています。
1957年12月、パリのスタジオでたった2日間で録音されたこの作品は、ジャズ史に残る重要な1ページとなりました。
映画のシーンに合わせて自由に演奏するという斬新な手法で制作され、後のモード・ジャズへの転換を予感させる独特の魅力を放っています。
冬の夜、ゆったりと音楽に浸りたい方にぴったりの1枚です。
Like It IsYusef Lateef

独創的な音楽性でコンテンポラリー・ジャズに大きな影響を与えたアーティスト、ユセフ・ラティーフさん。
メインはテナー・サックスとフルートの奏者なのですが、当時のジャズには非常に珍しい存在であったオーボエやバスーン、バンブー・フルートなど個性的な楽器を積極的に用いていました。
こちらの『Like It Is』もそういった彼の個性がいかんなく発揮されており、全体的にアフリカンなサウンドに仕上げられています。
寒い冬を乗りこえるにはピッタリなジャズですね。






