【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲
1980年代といえば、洋楽ロックにおいて「黄金期」と呼ばれる時代です。
ロック・バンドという観点で見ると、今も活躍するベテランのロック・バンド勢が多くデビューを果たし、歴史に残る世界的なヒット曲が多く生まれた時期でもありますよね。
今回は、そんな1980年代の洋楽ロック・バンドにフォーカスしたヒット曲、名曲の数々をご紹介!
80年代らしいエネルギッシュなロック・ナンバーやスタジアム映えするバラード曲はもちろん、既存のロックにとらわれないニューウェーブと呼ばれる存在や、90年代へとつながるオルタナティブ・ロックが生まれた時代でもある、という点も踏まえたバラエティに富んだラインアップとなっておりますよ。
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【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲(21〜30)
Genius of LoveTom Tom Club

こちらの『Genius of Love』のあまりにも印象的なイントロのフレーズ、ブラックミュージックからの影響を濃厚に感じさせるファンキーさと不思議な脱力感も漂うグルーヴを耳にして「どこかで聴いたことがあるなあ」と感じた方は多いのではないでしょうか。
ニューウェーヴ~ポストパンクの伝説的なバンド、トーキング・ヘッズのリズム隊がサイドプロジェクトとして結成したトム・トム・クラブの『Genius of Love』は、日本では『悪魔のラヴ・ソング』という邦題でもおなじみの名曲です。
楽曲自体もヒットして彼女たちの代表曲の1つでもあるのですが、実はこの楽曲はサンプリングの元ネタとしても重宝されているナンバーで、最も有名どころはあのマライア・キャリーさんの大ヒット曲『Fantasy』ですね。
ヒップホップ界隈においてもこの曲はひんぱんに引用されていますから、調べてみるとおもしろいですよ!
You Spin Me RoundDead Or Alive

ユーロビートやHi-NRGの先駆けとも言われるイギリスのバンド、デッド・オア・アライヴ。
この楽曲は1984年にシングルとして世に出て、彼らにとって初の世界的ヒットとなりました。
一目ぼれした相手への激しい独占欲を、レコードが高速回転する様に例えた歌詞が印象的ですね。
ピート・バーンズさんの力強いボーカルと、ロックの攻撃性を帯びたシンセサウンドが融合したサウンドは圧巻です。
名盤『Youthquake』にも収録された本作は、全英アルバムチャートで9位を記録。
フロアを熱狂させるダンスナンバーが好きなら、絶対に外せない1曲です。
パーティーのプレイリストに加えれば、誰もが思わず踊り出してしまうはずです。
In My DreamsDokken

夢の中でしか会えない恋人への募る想いを描いた、アメリカのバンド、ドッケンの代表曲。
ドン・ドッケンさんの哀愁漂うハイトーンボイスだけでなく、ジョージ・リンチさんの攻撃的で華麗なギターソロも本作の大きな魅力です。
この切ないメロディと激しいギターサウンドの対比が、楽曲の持つドラマティックな世界観を一層引き立てていますよね。
本作を収録したアルバム『Under Lock and Key』は1987年4月にプラチナ認定を獲得しました。
美しい物語を思い浮かべながら、ハードロックの持つ叙情的な魅力にじっくりと浸ってみてはいかがでしょうか?
I Love Rock ‘n’ RollJoan Jett & The Blackhearts

1982年1月に発売され、アメリカのロックバンド、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの人気を決定づけたロックアンセムです。
全米シングルチャートで7週間も首位を独走する大ヒットを記録しました。
力強いギターリフと威勢のいい手拍子を耳にすれば、理屈抜きに体が動き出してしまう、そんなロックの魔法が詰まっています。
本作は名盤『I Love Rock ‘n’ Roll』からのシングルで、映画『10 Things I Hate About You』で起用されていたのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ロックンロールへの無条件の愛と、音楽で人とつながる喜び。
そんな純粋な気持ちが、パワフルな歌声とともに真っ直ぐ心に響いてきます。
気分を上げて一日を始めたい朝に聴いてみてはいかがでしょうか?
Pour Some Sugar On MeDef Leppard

耳を捕らえて離さない、極上のメロディックハードロックナンバーです。
セクシーな歌詞とともに、官能的な体験を求める人々への誘いとして作られたこの曲は、1987年リリースの名盤『Hysteria』に収録。
米国ビルボードチャートで2位を記録する大ヒットとなりました。
MTVで頻繁に放映されたミュージックビデオも話題を呼び、バンドの知名度を一気に押し上げました。
ジョー・エリオットさんの力強いボーカルと、キャッチーなギターリフが絶妙にマッチした本作は、今なおクラシックロック・ステーションで頻繁に流れる不朽の名曲。
パーティーや気分を上げたい時にぴったりの一曲です。
Rock MeGreat White

ブルースを基盤にしたハードロックでLAメタルシーンを駆け抜けた、アメリカのバンド、グレイト・ホワイト。
彼らの代表作は、1987年6月にアルバム『Once Bitten』からシングルカットされた楽曲です。
骨太なギターリフとジャック・ラッセルの情熱的なハイトーンボーカルが絡み合うサウンドが魅力的で、心を丸ごと委ねたいと願うような、抗えない衝動とひたむきな想いが伝わってきます。
ビルボードHot 100で最高60位を記録した本作は、LAメタルの華やかさとブルースの哀愁を兼ね備えており、ドライブや気分を上げたい時にピッタリ!
熱いロックサウンドに身を委ねれば、爽快感に包まれること間違いなし!
The ReflexDuran Duran

「ニュー・ロマンティック」というブームの中から現れ、抜きん出た存在になったデュラン・デュラン。
彼らが1983年に発表したアルバム『Seven And The Ragged Tiger』からの3枚目のシングル曲が『The Reflex』でした。
彼らにとっては初の全米チャートナンバーワンになった作品としても記憶されます。





