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洋楽エモが聴きたければここから!海外のエモバンド一覧

一言にエモと言ってもさまざまな見解がありますよね。

バンド側が認めなかったり、ファンの間で意見が分かれる場合もありますが、この記事ではエモバンドと認知され親しまれているバンドに注目しました。

エモといえば、日々の中でのさまざまな感情を落とし込んだ内省的な歌詞と、メロディアスで暗いメロディというイメージが一般的かもしれませんが、この記事では、オルタナティブ寄りのバンドやポップパンク寄りのバンドまで、幅広くピックアップしました。

大定番から知る人ぞ知るバンドまで、たくさんのバンドをピックアップしたので、ぜひ聴いてみてくださいね!

もくじ

洋楽エモが聴きたければここから!海外のエモバンド一覧(1〜20)

Buried Myself AliveThe Used

2000年代初頭のスクリーモ・バンドに強烈な思い入れがある方なら、ザ・ユーズドの名前は特別な響きを持っています。

2002年6月にリリースされ、100万枚をこえるヒットを記録したセルフタイトルのデビュー・アルバムを初めて聴いたときの衝撃は、今も忘れられません。

1990年代のポスト・ハードコアやラウドロックなどのサウンドが持つエッセンスを踏まえた上で、せつないメロディをエモーショナルに歌い上げながら、突然咽喉が張り裂けそうなシャウトをかます、カリスマティックなフロントマンのバート・マクラッケンさんによるパフォーマンスは、まさに「スクリーモ」という呼称を日本の音楽ファンにも強く意識させるきっかけとなりました。

00年代スクリーモを知りたい、という若い音楽ファンにも、まずはザ・ユーズドを聴いてみてはいかがでしょうか。

Sad Song ft. Elena CoatsWe The Kings

We The Kings – Sad Song (Lyric Video) ft. Elena Coats
Sad Song ft. Elena CoatsWe The Kings

アメリカ・フロリダ州出身の親友同士で結成されたポップパンクバンド、ウィー・ザ・キングスは、2007年にアルバム『We The Kings』でデビューを飾りました。

キャッチーなメロディとエネルギッシュなサウンドを武器に、ポップパンクからエモポップまで幅広いジャンルで活躍。

2008年にはRock on Request Awardsで「Best Pop Punk Artist」を受賞し、2012年にはO Music Awardsでミュージックビデオ賞も獲得しています。

メンバー全員が通っていた学校にちなんでバンド名を付けるなど、ユニークなエピソードも。

デミ・ロヴァートさんとのコラボレーション曲も話題を呼び、Simple Planとのワールドツアーも成功させました。

内省的な歌詞とメロディアスなサウンドを求めるリスナーにぴったりのバンドです。

For FionaNo Use For A Name

No Use For a Name – For Fiona (Official Video)
For FionaNo Use For A Name

1987年の結成以来、20年以上の長きに渡り活動を続け、アメリカのパンク・シーンにおける重鎮的なバンドです。

名門レーベルのFat Wreck Chordsを代表するバンドの1つであり、ここ日本における人気・知名度も高い存在ですよね。

残念ながら、ボーカル兼ギタリストにしてオリジナル・メンバーのトニー・スライさんが2012年に逝去され、バンドは解散してしまいますが、彼らの残した作品はどれも素晴らしい出来栄えとなっております。

メロコア的な文脈として語られるバンドでありながら、哀愁を帯びたメロディとサウンドはいわゆるエモコア好きからの熱い支持を受けていますね。

メロコアにありがちな、スポーティーな雰囲気は少し苦手という方であってもぜひ聴いてほしいバンドです。

前述したようにどのアルバムも素晴らしい彼らのディスコグラフィの中でも、2007年にリリースされたベスト・アルバムをまずはチェックしてみては?

Back and to the leftTexas is the reason

1994年ニューヨークで結成されたTEXAS IS THE REASON。

活動期間が長くなく、リリースされたスタジオアルバムは『DO YOU KNOW WHO YOU ARE?』のみですが、エモーショナルロッククラシックとして評価され、その後もたびたび再評価されます。

洗練されたソングライティング力、泣きのメロディーと歌心が当時のインディーロックシーンにはまり、多くのフォロワーを生みます。

2012年再結成を果たします。

Broken HeartEscape the Fate

Escape The Fate – Broken Heart (Official Video)
Broken HeartEscape the Fate

2004年、若いメンバーが集まり結成された彼らは、スクリーモやポスト・ハードコアの影響下にありながらも、LAメタル的なバンドへの憧れを強く感じさせるサウンドを鳴らして頭角を現し、名門中の名門、エピタフ・レコードからデビューを果たしたバンドです。

現在はフォーリング・イン・リヴァースとして活動するロニー・ラドクさんが初期のボーカリストであり、現在は元ブレスザフォールのクレイグ・マビットさんが2代目ボーカリストとして活躍しているということも、ぜひ知っておいていただきたいところ。

前述したように、彼らはいかにも2000年代的なエモのフィーリングを感じさせながらも、アリーナで映えるハードロック的なサウンドを自分たちの物として鳴らす方向性で人気を集めているバンドですから、エモ的な哀愁だけを期待すると少し違うかもしれませんね。

とはいえ、今回取り上げている『Broken Heart』や、初期の名曲『Not Good Enough for Truth In Cliché』辺りは、エモらしい切なさ全開のメロディを味わえますよ。