洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで
ロックは男性のもの、などという言葉は遠い昔のものと感じるくらいに、エネルギッシュなガールズ・バンドが活躍していますよね。
今回は、バンド女子憧れの洋楽ガールズ・バンドをロックからポップス、メタルにパンクなどジャンル問わず幅広くリサーチ!
まだ女性だけのバンドが珍しかった時代の伝説的なバンドから、注目の若手までを厳選してご紹介します。
きっとあなたのお気に入りのガールズ・バンドが見つかるはず。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで(61〜70)
You’ll Be MineThe Pierces

The Piercesは、アラバマ州のヒッピーの両親のもとで育った、AllisonとCatherine Pierceの姉妹によるバンドです。
この曲は、4枚目のアルバム「You&I」からの最初のシングルです。
このアルバムは、イギリスのアルバム・チャートでNo.4を記録しています。
HittenThose Dancing Days

スウェーデン出身のバンドやアーティストと聞くと、なんだか特別な雰囲気を感じてしまう音楽ファンはジャンル問わず多いはず。
そんなスウェーデンはストックホルム出身、2005年に10代のメンバーが結成した5人組がゾーズ・ダンシング・デイズです。
良質なインディ・ロックを多数送り出しているロンドンのレーベル、ウィチタ・レコーディングスに見出され、2008年にはデビュー・アルバムをリリース。
日本でも話題となり、唯一の来日公演となった代官山UNITのライブは、個人的にも忘れがたい思い出となっています。
達者とは言えない演奏ながらも、奇跡的なバランスで成立しているアンサンブルと、若さに似合わぬアルト・ボイスで歌われるノスタルジックなメロディの素晴らしさは、今も色あせるものではありません。
2011年にセカンド・アルバムをリリース後、解散してしまったのが本当に悔やまれます……。
I Heard You SayVivian Girls

ローファイでノイジーなギターを軸として、オールディーズなガールズポップ風のメロディやネオアコ、シューゲイザーなどの要素がちりばめられたサウンドで2008年にアルバム・デビュー、新たな世代の誕生を予感させたガールズバンドの代表格です。
達者な演奏能力を持ったプレイヤーというわけではありませんが、彼女たちにしか成しえない絶妙なバンド・アンサンブルから生まれる楽曲の味わいは格別なものがあります。
作品をリリースする毎に、もともと持っていたメロディ・センスに磨きがかかっていったことも特筆すべき点ですね。
2014年に惜しくも解散、その後はLa Seraなどのソロ活動をそれぞれのメンバーが展開しますが、2019年に再結成を果たし、素晴らしい復活作をリリースしています。
ElephantsWarpaint

商業的なシーンとはまるで無縁の実験的なサウンドを追求し続け、2000年代後半以降のガールズバンドの中でも特異な個性でもって音楽ファンを魅了し続けているバンドです。
ロサンゼルスを拠点に活動を続け、初期にレッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストとして高名なジョン・フルシアンテさんが絶賛したことでも話題となりました。
彼女たちの音楽性はアート・ロックとも呼ばれ、オーソドックスなロック・バンドとしてのフォーマットにとらわれない音世界が特徴です。
同時にサイケデリックでドリーミー、時に難解な展開も見せる独自のサウンドの中で、揺らめくように幻想的で美しいメロディが聴こえてくることにも注目してみてくださいね。
What Can I Do?The Black Bells

アメリカのテネシー・ナッシュビルのガールズ・ゴスバンド。
元ホワイトストライプスのジャック・ホワイトがプロデュースに携わり、ガレージロックやブルーズ色の強いサウンドを奏でています。
MVのセンスも秀逸で、独自の雰囲気があるバンドです。
ALALACansei de Ser Sexy

ブラジル出身のガールズ・ディスコ・パンクバンド。
ボーカルのラヴフォックスは日系ブラジル人で、曲は英語とポルトガル語で歌われます。
キュートで破天荒なサウンドとパフォーマンスが人気で、ニルヴァーナが所属したレーベル、サブ・ポップがほれこみ世界デビューを果たしました。
Everybody ElseCare Bears on Fire

ここで取り上げたバンドの中で最も知名度が低いと思います。
2009年にアルバム1枚をリリースした後の活動状況は聴こえてきません。
花火のように一瞬で消えたブルックリンのガールズバンドですが、その花火はとてもきれいに打ち上がっています。
ちなみにこの時、メンバー全員女子高生でした。