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洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで

ロックは男性のもの、などという言葉は遠い昔のものと感じるくらいに、エネルギッシュなガールズ・バンドが活躍していますよね。

今回は、バンド女子憧れの洋楽ガールズ・バンドをロックからポップス、メタルにパンクなどジャンル問わず幅広くリサーチ!

まだ女性だけのバンドが珍しかった時代の伝説的なバンドから、注目の若手までを厳選してご紹介します。

きっとあなたのお気に入りのガールズ・バンドが見つかるはず。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

もくじ

洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで(1〜20)

No One Little GirlThe Raincoats

The Raincoats “No One’s Little Girl”
No One Little GirlThe Raincoats

イギリスが生んだ伝説的なポストパンク・バンドにして、その特異な個性が後のアーティストたちに多大なるインスピレーションを与えたガールズバンドです。

1979年に発表されたセルフタイトルのデビュー・アルバムは、2020年代の今も大きな影響力を持つ老舗レーベル、ラフ・トレード・レコード最初期のカタログの中でも重要な1枚として認識されています。

1984年に一度解散していますが、1994年に復活を遂げ、マイペースな活動を続けながら2010年には奇跡的に初来日公演も実現しました。

そんな彼女たちのファンを公言するミュージシャンは多く、かのカート・コバーンさんの愛するバンドとしても有名ですよね。

ストレートなポップ・サウンドを期待してはいけませんが、彼女たちにしか成しえない個性と味わいは、一度はまったら抜け出せない魅力がありますよ。

Chili TownHinds

HINDS | Chili Town (Official Video)
Chili TownHinds

スペインはマドリード発、現代ガールズロック・バンドの中でも最も勢いのある存在の1つがハインズです。

2013年にメンバーが結成したデュオを前身として、翌年には現在の4人が揃って「HINDS」として本格的に始動、2016年にはデビュー・アルバムとなる『リーヴ・ミー・アローン』をリリースしています。

ここ日本においても、来日公演がソールドアウトするなど早くから注目を集めていましたね。

デビュー曲『Bamboo』を聴けば分かるように、若さあふれる手作り感覚なローファイ・サウンドの中にもきらりと光るメロディ・センスを持ち合わせ、過酷なツアーを経てバンドとしての実力も飛躍的に向上。

今後のさらなる躍進に大きな期待が寄せられる、若手注目のバンドです。

I Want You to Want MeKSM

KSMは2006年にアメリカ・カリフォルニアにて結成の5人組ガールズロックバンドです。

同じくアメリカのロックバンドCheap Trickの『I Want You to Want Me』をカバーしたことで話題となりました。

デビュー当時全員が10代という若さだったにもかかわらず、ツインギターの厚みのあるサウンドと、パワフルさのなかにマドンナさんのような女性らしいキュートさが光るボーカルのシェルビー・コブラさんの声がバンドのカラーを鮮明にしています!

The StepsHaim

カリフォルニアの太陽が生んだ、最高の三姉妹!

幼いころから家族でクラシック・ロックのカバー・バンドを組んで活動するという根っからの音楽一家で育ち、後にトリオ編成でハイムとしてデビュー。

毎年恒例の有望な新人を選出する「BBC Sound of 2013」において1位を獲得し、2013年のデビュー・アルバム『デイズ・アー・ゴーン』は全英チャート1位&全米チャート6位とヒットを記録しています。

カントリーやブルースなどのルーツ色の強いジャンルから、力強いハードロック、洗練された90年代のR&Bまで、多種多様な要素を現代的な感性で落とし込む手腕が実に素晴らしい。

ミュージシャンとしての実力がはっきりと分かる彼女たちのパワフルなライブ・パフォーマンスも、ぜひ一度は見ていただきたいです!

Bedroom EyesDum Dum Girls

Dum Dum Girls – Bedroom Eyes [OFFICIAL VIDEO]
Bedroom EyesDum Dum Girls

2000年代後半辺りから、ローファイでガレージ色の強いサウンドを基調としながらも、シューゲイザーやネオアコといったイギリスの音楽に影響を受けながら、オールディーズのメロディ・ラインやコード進行を用いたサウンドを鳴らすガールズバンドが次々と登場するようになりました。

ディー・ディーさんのソロ・プロジェクトとしてスタートしたダム・ダム・ガールズは、まさにそういった音を鳴らしていたバンドです。

2011年にリリースされた名盤セカンド・アルバム『Only in Dreams』において、そのスタイルは1つの頂点に達したといっても過言ではない夢見心地の音世界を展開しています。

彼女たちはカバー曲のセンスも良く、とくにThe Smithsの名曲『There Is The Light That Never Goes Out』のカバーは絶品の出来栄えですから、The Smithsがお好きな方も聴いてみてください!

Sports!Dream Wife

アート・スクールで出会った3人が結成した、イギリス出身のパンキッシュでポップなガールズバンドの若手注目株。

活動初期からライブのブッキングにプロモーターやマネージメントまで自分たちでこなすDIY精神あふれる活動を続け、女性としての明確なメッセージも積極的に発信して大きな話題を集めています。

初来日となったサマーソニック2018では、若さ全開のパフォーマンスですばらしいライブを披露してくれたことも記憶に新しいですね。

アート・プロジェクトならではのスタイリッシュさの中にも、恐れることなくキャッチーでポップなメロディをふんだんに盛り込んだ楽曲を作れることが、彼女たちの大きな魅力と言えそうです。

2020年7月にリリースされる、セカンド・アルバム『So When You Gonna…』も要チェック!