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洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで

ロックは男性のもの、などという言葉は遠い昔のものと感じるくらいに、エネルギッシュなガールズ・バンドが活躍していますよね。

今回は、バンド女子憧れの洋楽ガールズ・バンドをロックからポップス、メタルにパンクなどジャンル問わず幅広くリサーチ!

まだ女性だけのバンドが珍しかった時代の伝説的なバンドから、注目の若手までを厳選してご紹介します。

きっとあなたのお気に入りのガールズ・バンドが見つかるはず。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで(1〜10)

I Want You to Want MeKSM

KSMは2006年にアメリカ・カリフォルニアにて結成の5人組ガールズロックバンドです。

同じくアメリカのロックバンドCheap Trickの『I Want You to Want Me』をカバーしたことで話題となりました。

デビュー当時全員が10代という若さだったにもかかわらず、ツインギターの厚みのあるサウンドと、パワフルさのなかにマドンナさんのような女性らしいキュートさが光るボーカルのシェルビー・コブラさんの声がバンドのカラーを鮮明にしています!

Naked EyeLuscious Jackson

1990年代に青春を過ごされた音楽好きにとっては、ビースティ・ボーイズが設立したグランド・ロイヤルというレーベルの名前はとても重要な意味を持っていますよね。

そんなグランド・ロイヤルが世に送り出した、ニューヨーク出身のガールズバンドがルシャス・ジャクソンです。

既存のバンドとは明らかに違う、ヒップホップ的なビートやサンプリング、ときにガレージ風のギターも織り交ぜた、90年代らしいごった煮のミクスチャー感覚あふれるサウンドが話題となりました。

90年代の終焉と共に2000年に解散していますが、2011年に再結成を果たして新作もリリースしています。

時代そのものがクロスオーバーな文化だった90年代のリアルが詰まったバンドですから、当時の空気感を知りたい若い音楽ファンにも、ぜひ。

HeavyNEW!Florence Road

Florence Road – Heavy (live from the garage)
HeavyNEW!Florence Road

2019年にアイルランドのウィックロウで結成され、幼なじみならではの息の合ったアンサンブルを響かせるフローレンス・ロード。

2022年のシングル『Another Seventeen』を皮切りに、2025年の3月には『Heavy』、6月にはEP『Fall Back』といった作品で世界中の音楽ファンを魅了しているのですね。

2024年11月にメジャーレーベルとの契約を果たし、TikTokでは1000万以上の「いいね」を獲得するなど、その勢いは止まることを知りません。

ボーカルのリリー・アーロンさんが紡ぐ切なくも力強い歌詞と、オルタナティブ・ロックを基調としたサウンドは必聴です。

青春の輝きとほろ苦さを同時に感じさせる彼女たちの音楽、心揺さぶるガールズバンドを探している方にはぴったりですよ!

洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで(11〜20)

Switch OverNEW!Horsegirl

Horsegirl – “Switch Over” (Official Music Video)
Switch OverNEW!Horsegirl

シカゴのDIYシーンから登場した、Z世代のインディー・ロック・バンド、ホースガール。

ポスト・パンクやシューゲイズを独自に解釈した、ノイジーかつドリーミーなサウンドが魅力です。

2019年の結成から間もなく名門レーベルと契約し、代表曲『Billy』は世界中で注目を集めました。

2020年にはPaste誌のベストEPに選出されるなど、批評家からの評価も非常に高い彼女たち。

2022年6月にアルバム『Versions of Modern Performance』を発売し、その存在感を確固たるものにしました。

2025年2月にはアルバム『Phonetics On and On』を発表し、洗練されたポップネスを開花させています。

90年代のオルタナティブ・ロックが好きな方には、ぜひ聴いてほしいバンドです。

Cuntology 101NEW!Lambrini Girls

Lambrini Girls – Cuntology 101 (Official Video)
Cuntology 101NEW!Lambrini Girls

過激さとキュートさを併せ持つ、ブライトン出身のパンク・デュオと言えばランブリーニ・ガールズでしょう。

2019年に結成された彼女たちは、ライオット・ガール直系の攻撃的なサウンドとZ世代らしいユーモアを武器に、瞬く間にシーンの最前線へ躍り出ました。

2025年1月に発売されたデビュー・アルバム『Who Let the Dogs Out』は、UKアルバムチャートで16位を記録する快挙を達成。

フィービー・ラニィさんの挑発的なボーカルと、セリン・マシエイラ=ボシュゲルメズさんの重厚なベースが織りなすパフォーマンスは圧巻で、社会への怒りを笑いに変えるスタイルが痛快です。

ポリティカルなパンクが好きな方には刺さること間違いなしの彼女たち、ぜひチェックしてみてください!

Chili TownHinds

HINDS | Chili Town (Official Video)
Chili TownHinds

スペインはマドリード発、現代ガールズロック・バンドの中でも最も勢いのある存在の1つがハインズです。

2013年にメンバーが結成したデュオを前身として、翌年には現在の4人が揃って「HINDS」として本格的に始動、2016年にはデビュー・アルバムとなる『リーヴ・ミー・アローン』をリリースしています。

ここ日本においても、来日公演がソールドアウトするなど早くから注目を集めていましたね。

デビュー曲『Bamboo』を聴けば分かるように、若さあふれる手作り感覚なローファイ・サウンドの中にもきらりと光るメロディ・センスを持ち合わせ、過酷なツアーを経てバンドとしての実力も飛躍的に向上。

今後のさらなる躍進に大きな期待が寄せられる、若手注目のバンドです。

Sports!Dream Wife

アート・スクールで出会った3人が結成した、イギリス出身のパンキッシュでポップなガールズバンドの若手注目株。

活動初期からライブのブッキングにプロモーターやマネージメントまで自分たちでこなすDIY精神あふれる活動を続け、女性としての明確なメッセージも積極的に発信して大きな話題を集めています。

初来日となったサマーソニック2018では、若さ全開のパフォーマンスですばらしいライブを披露してくれたことも記憶に新しいですね。

アート・プロジェクトならではのスタイリッシュさの中にも、恐れることなくキャッチーでポップなメロディをふんだんに盛り込んだ楽曲を作れることが、彼女たちの大きな魅力と言えそうです。

2020年7月にリリースされる、セカンド・アルバム『So When You Gonna…』も要チェック!